地元紙には。。。
 イスラエル軍参謀総長 アラファト氏殺害示唆。。。などと大見出しが目についた。

 イスラエル軍のヤアロン参謀総長は23日、イスラム原理主義組織ハマスの創始者ヤシン師に続いて、パレスチナ自治政府のアラファト議長らの殺害もあり得るとの考えを示唆した。AP通信が伝えた。。。

 参謀総長は、議長やレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラのナスララ党首も殺害するかと記者に問われ「昨日の反応を見ると、彼らはそれ(殺害)が近づいていることを理解しているように思う」と答えた。

 イスラエルが実際に二人の殺害に踏み切るかどうかは不明だが、参謀総長は、ヤシン師殺害がパレスチナ側に与えた衝撃を利用して、議長らに最大限の警告を送ったとみられる。

 同師殺害から一夜明けた23日、イスラエルでは報復テロを防ぐため、警察が戦争状態に継ぐ「オレンジ」の警戒態勢を発令、休暇中の警官はすべて呼び戻されて市街に配置された。厳戒はユダヤ教の祝日である「過ぎ越し祭」が終る4月12日まで続く。

 また、ヤシン師を殺害したガザ北部に戦車を侵攻させ、大規模暴動を防ぐ措置を取った。。。

 また、『米、和平崩壊に策なし』との見出しで、対イスラエル「自衛権」尊重を堅持

 として、イスラム原理主義組織ハマスの創始者ヤシン師殺害を受け、これ以上の中東情勢の混迷を回避したいブッシュ米政権は、イスラエル、パレスチナ双方に「最大限の自制」を呼びかけていく方針だ。しかし、崩壊状態にある新和平案(ロードマップ)を再び軌道に乗せる外交的な打開策も見当たらず、打つ手がないのが実情だ。

 訪米中のイスラエルのシャローム外相はワシントンで22日、チェイニー副大統領、パウエル国務長官ら米政府首脳と相次いで会談、ヤシン師殺害はテロ組織に対する「自衛権の行使」として米側に理解を求めた。

 米側はイスラエル側にあらためて自制を求めたが、外相は会談後に「テロ組織と戦うため戦略的な決定を行った」と述べ、今後もハマス幹部などを標的とした攻撃を続ける姿勢を鮮明にした。

 バウチャー国務省報道官は「事件に非常に困惑している」と公式にコメント。「今回ほどイスラエルをはっきりと避難したことは過去にない」(米政府高官)と言うものの、イスラエルの「自衛権」を尊重する立場は堅持。「国際法に反する」「殺人」と強く批判する国連、欧州各国とは対照的な姿勢が目立った。

 ヤシン師の葬儀から一夜明けたガザ北部のパレスチナ自治区には23日、ハマスによるイスラエル領内へのロケット弾攻撃を防ぐためとしてイスラエル軍戦車部隊が侵攻。イスラエル各地で厳戒態勢が敷かれ、緊張が高まっている。

 「より流血の事態が深刻化する」との見方が専門家の間で広がる中、マクレラン大統領報道官は「米国は交通整理の警察官ではない」と述べ、現時点で事態沈静化に自ら乗り出す考えがないことを強調した。

 ↑は地元紙よりの引用です。。。

 我が家の平和もままならないのに、中東和平を語るのもおかしいのですが。。。