今咲くと蒼空にあり桃の花♪
いつのまにか・シデコブシが、ほころんでいた。

朝、まだ人が出ないうちに太郎を近くの公園に連れ出す。
花桃は、今咲くとばかりに蒼空に向って蕾を膨らませていた。

沈丁花は気儘に風に乗る時、香りを運んでくる。

鳩がやってきて、
せわしげに歩き回っている。

無心に目を閉じて、芝生に座って足を伸ばして、
息を少しづつ吐きながら胸を脚につける。
ふと
目を開けたら、だいぶ足に近づいてきていた。
もう少し頑張れば胸もつきそうだけれど、
痛気持ちよい所で、やめておく。

太郎と静かに過ごす時間帯、いつもおじいさんが来てベンチに座っている。
お互い
無理に挨拶も交わさない。

当たり前に、そこに在るように居るだけです。

今朝は、暖かくて久しぶりに暖房が要りません。