2007年12月の記事


誰も渡らぬ歩道橋~♪
朝から、太郎を病院へ。
動物病院は、とても混んでいて大分待たされました。

褥瘡は大分よくなって、皮膚病も薬の投与と塗り薬の手当てで大分落ち着いてきました。

今度は、お尻に腫れ物ができ、様子を見ることになりました。
でも太郎は、いたって元気です。

久しぶりに公園に立ち寄ると、風景がすっかり変わっていました。
ポプラも公孫樹も裸木になって、空が透けて見えます。

お気に入りの青桐も、すっかり葉を落とし、
たった一本ある大好きなナンキンハゼも実ひとつ残さずに、寒そうな枝と幹ばかりの姿になっていました。

私達は買ってきたお弁当を広げ、太郎には牛乳とビスケットを食べさせます。

主人と太郎を残して、私は30分の時間制限で(笑)
公園内を散策です。

藪椿や、山茶花もやっとジックリ眺めることができました。
傍を流れる川には、まだ居残りの鴨達がいて、なぜかユリカモメの群れも飛んでいます。

ユリノキの高みに、花後の種も見つけました。
ズームしてみたけれど・・
写真が撮れているかどうかわかりません。

気分転換したので、その後の仕事は、急ピッチで進みました。
予定通りに、今日の仕事が済んだので、夜は太郎を少しだけ置いてきぼりにして、
外食にしました。

先に主人を行かせて、私は太郎が静かに落ち着くのを待ってから出かけます。

環状線の、誰も渡らぬ陸橋(・と私は呼んでいる)を渡って、すぐの料理屋です。

主人はジックリ飲むタイプなので、私は定食を頼んで食べたらさっと(笑)帰宅します。

誰も渡らぬ歩道橋から眺めると、流れる車の往来する赤いライトが綺麗です。

遠くに高いビル群の明かりも見えます。

明日に繋がる今日一日が、穏やかに過ぎて行きます。
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手延べ素麺
静かな雨の日曜の朝です。

昨日は仕事の最中、荷物が届きました。
長崎からでした。

私は、朝はパン、昼は麺類、夜はしっかりご飯と決めています。
だから、
長崎から、乾麺がたくさん届いてとても嬉しかった。

ホムペのお友達からでした。

島原が、手延べ素麺の産地だったなんて、ちっとも知りませんでした。

いつだって、精一杯頑張る彼女の気質は、もう充分わかっていたので、
この頃はあまりやり取りもなくなっていた。

たまに、ブログを見に出かけるけれど、忙しそうなので書き込みもせずに失礼していた。

箱の中に、一筆箋のお便りと、一冊の本が入っていました。
私に、元気を出して自分を信じて進んで行って・と言う事です。

お礼の電話には、貴方は不在だったので、ご主人とお話をしました。

昨日は、ステーキだったけれど、ご飯を炊かずに(残りご飯)(笑)素麺を茹でました。

昨日のすき焼きのあまりの汁が残っていたので、
それを暖めなおして、ソーメンにつけて頂きました♪

ステーキより私のポテトサラダより~
ソーメンが一番美味しかったです。

貴方の優しさに感謝。ありがとう。
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せめて柚子湯に♪
明日は、クリスマスイブだと言うのに、
嬉しい事なのか・
ちょっとせつないのか解らなくなるけれど(笑)
やっと、仕事がきました。

今日は頑張ります。

お掃除は、断念!
ホムペの友いわく・・♪
垢と埃では人は死なないと言うから、
後半にお掃除は廻します。

新式の掃除機、サイクロンに頑張ってもらいましょう~♪
頂き物の、柚子がたくさんあるから、
せめて今日は、冬至だから・・
柚子湯にでもしましょうね♪
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夜鳴き猫
いつも、夜中に何回も太郎に起こされている。

今では、ネコにも起こされる(笑)
よく朝方に、訴えるような声でニャンコも泣き叫ぶ。
夜は、布団に入り込んでくるので、
静かにしてはいるのだが。

すっかり歳をとって、わけもなく泣いて訴えているようだ。
餌も水も充分与えていても、この朝方の奇妙な行動は、太郎が寝たきりになってから始まった。

太郎も、起こすけれどまだ理由さえ見つけてやれば、
おとなしくなる。

トイレが上手くできぬので介助してやるか?
体位をかえてほしいのか・さみしくて不安なのか・
そこを組みとってやればおとなしくなる。

この頃は、寒くなったので狭い寝室に連れてきて一緒に寝ている。
太郎に関しては、夜中に起こされることは少なくなった。

仕事は、業者の不手際で予定より大幅に遅れた。

こちらとしては、生活がかかっていることだが、
郵便事情もあって、待つしかない状況だった。

やっと少しづつ仕事が来ているので、
これから少しは忙しくなる。

こんな押し迫ってから、掃除をしながら、
仕事もやりながらなので、
結構大変な部分もあるのは事実だ。

主人はマイペースなので、それに付き合っている。
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思い切ってサイクロン♪
今年最後のお教室に出かけた。
桜並木は、すっかり裸木になって、気の早い水仙がもう咲いていました。

皆さんの都合で、今年は忘年会をやめて、新年会になりました。

私ももう三年目で、「継続は力」をつくづく感じます。
帰りに、掃除機の吸い込みが悪いので、思い切ってサイクロンと言う、ごみ捨てをしなくて済むのを買ってきました。
ついでに、鍋に欠かせないコンロも、大分古めかしくなったので、追加。

これで、手抜きの鍋料理が色々できそうです♪
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枯れ色のサルトリイバラ
午後から、里山に出かけた。
太郎は、車が走り出すと暫くはいいのだが、不快がって?吠え出す。
サービスエリアの障害者用の車止めを借りると、すぐシートを敷いて寝かせる。

二週間前の欅は、あんなに繁っていたのに今はすっかり裸木になった。

ユリノキの先っちょに、蒼空を背景に少し枯葉が残っているのが綺麗だった。

たらようの葉を見つけたので、葉裏に『太郎&れんげ』と書いて落ち葉と一緒の写真を撮った。
(たらようの葉裏は、文字を書きやすい)

日は優しくて小春日和そのもの。
師走も半ばを過ぎて、忙中閑あり・。

木守りの柿も残っている。

ちょうど道を一本間違えて止めた場所に、枯れ残ったサルトリイバラを見つけた。
太郎を主人に頼んで、私は1時間と決めて、散策する。
高すぎて笹薮の向こうで写真は撮れなかったけれど、黄色い豆のサヤがはじけて中から橙色の実が覗いていたツルウメモドキも見た。

すっかり白くなって中まで透き通って見える小さなスズメウリも見つけた。

大好きなタンキリマメもあちこちに、愛らしい豆をつけていた。
赤い鞘の色も大分褪せてはいるけれど、今年初めて出会えてとても感激。

ノイバラの実やヒヨドリジョウゴも滴るような赤い実が残っていた。

私が歩くと林の向こうの何者かも?カサコソとついてくるようだ。

私が立ち止まると、そちらも立ち止まるようだった。

それが、小動物だったのか?鳥だったのか?(土鳩?はたまた雉?)は、解らない。

私は、一人でも少しも怖くはなかった。
それは、主人と太郎が車で待っていてくれたからだろう。

竜の髭は、あちこちに生えていて葉をどけると中に、藍色の玉を隠していた。

野の竜の玉は、大きくて見事な愛色♪

場所を移動して、沈下橋のある川原へ。

湧き水の日当りのいい場所に、小魚の群れを見つけた。(たぶん・はやの子?)


いそいで、掬った割には、中くらいの二匹と小魚が5,6匹捕れた。

今は、我が家の水槽で群れになって泳いでいる。

3時半過ぎると、もう冷たい風だ。
主人は、夜に用事が在るので、いそいで帰宅。

車の中から見えた夕焼けは、今まさに、マグマが溶け出したような色でした。
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月は三角でもいい!
今日は、一日中無口?で仕事をしていた。

鬼の編集長のSさんに、メールで次回の欠席と、頼まれごとのお断りの連絡をいれた。

いつもの通り、その後の連絡はない(笑)

あの芯の強さと、才能と能力が少しでも私にあったらなぁ~と、つくづく思う。

でも、しつこさと言うか・粘っこい部分では?私も負けないと思っているのだけれど。

レベルが違いすぎかな・・。

夕暮れの公園で、砂を蹴っていたら(笑)
知っている人にあったので、

『月が天空に出てますねぇ~♪』と声をかけたら、
「ん?」と言って、感想がなかった。

それを見ていた主人が「馬鹿だな」と言う。

誰でもが月に興味があるわけじゃないだろうと。

そうかぁ~♪
興味のない人には月なんか丸くても三角でも、
どうでもよかったことは忘れていた。
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サイカチとバラとカラタチの棘は許そう・・
合歓の木に残っているのは、豆果のみ。
冷たい風に、揺れてカラカラと音をたてている。

黒い雲の行方も先を急いでいるかのようだ。

爪を抓んだような細い月が、雲に隠れた。

出掛けに、郵便受けに見事な柚子が置いてあった。
めぼしい人に聞いたけれど、いまだどなたが下さったのか解りません♪

凩が、黒い雲を払いのけて月が見えて空も薄い藍色に染まってきた。
太郎を公園の芝生に寝かせて、私はベンチに座って枯れた芒なぞ、眺めたりする。

ベンチに腰掛けた私の影は前のめりだったので、背を正す。
ストレッチ体操をして、のけぞって空を眺めたら、
いやに空が近く見えて、すぐそこにあるような気さえした。

寒鴉が『カァー』と鳴いたので、「泣くもんか!」と答えてやった。

さいかちは、幹に鋭い長い棘を持つ捩れた大きな豆果だ。

サイカチの棘は許そう~。
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冬薔薇の匂い
今日は、一日中お留守番。

主人は会合があって、夕方帰宅予定。

朝から雨降りだったから。
今日は外に太郎を連れ出せない。

夕方は止んだけれど、公園の芝生は濡れているだろうから、我が家の周りを抱いて一周して済ます。

数十秒の所だろうけれど(笑)
ハツコイソウや、ハーブや、冬薔薇の匂いを嗅がせてやった。
確か、この赤い薔薇は、ブラックバカラだと思う。

重たい太郎は、一周しても、もうへとへとになる。
落としたら大変だから。

それでも外の空気は、気持ちがいいだろうと思うから。

仕事の合間に、年賀状も済ませたので一安心。
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落ち葉のフィナーレ
朝から静かに雨が降っています。

昨日は、公園の公孫樹が風に舞って散るのを見ていました。
本当に綺麗でした。

太郎を車の後部座席に移動して、見せてあげる。

久しぶりの車で行く公園は、いつもと様子が違って見えた。
木々が葉を落としている事がそう見えたのだけれど、いままであった公園の前の家がなくなっていた。

公園をどんどん広げているようです。

東屋に公孫樹が降り積もる。
私と太郎の頭上にも舞い降りてきて埋もれる。

ベンチでトランペットを吹いている人がいた。

落葉樹は、よくできているものだと感心した。

特に公孫樹や紅葉は、
色を変えて最後の明るい光を受けて見事に光り輝く。

フイナーレを迎えて、私は拍手喝采する。

葉を落として、裸木になると
薄い冬の日射しが、枝の間からよく入り込むようになる・・という風にできているのだわ。
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竜の玉&枯蓮
朝から太郎に起こされた。
日記をサボっていたので、ついでの走り書き。

昨日は、
鬼の編集長のSさんに誘われて、訳も解らずでかけたら、なんだか権威ある会だったような気がする。

まぁ^いいか。
その前に、先生から電話があって、『貴方の発想はおもしろい』(上手いとは言ってないです!)
と言われた。

「新編集長を助けてあげて」といつも言われている。
助けるって言われても力がないから・・

助けられないけれど、できることならするつもりでいるのだが、
それが結構、私にはプレッシャーになるから、するりと誤魔化してきたのだ。

○○園は、行った事があるので、道も場所も間違えずにスムースに行けるし、
何が植えてあって何の花が咲くかは大体解っていた。

入り口でお弁当を買って、一回りしてくる。
朝が早かったので、お腹が空いてさっさと、蓮池の前でお弁当を頂く。

まだまだ時間は残っていたので、デジカメ片手に、
草や実を捜して歩いた。

紅葉は見ごろで、小山の小道から眺めると紅葉の向こうの木々まで真っ赤に燃えて見えた。

四十雀や、メジロやヒヨドリが、
まだ固い蕾の梅林で、囀っていた。

蝋梅も、もう小さな花芽が覗いていた。

何と言っても、冬桜は見事だったし、雪吊りの松も見ごたえがある。

でも私が嬉しかったのは、
葉陰に赤い実をつけていたヤブコウジと
藍色の玉を隠し持っていた竜の玉に会えたことかしら。

皆さん、情熱を持って取り組んでいるのがよく解りました。
私は、ただの趣味だからね。
スタンスが違います。

枯蓮の前で、ずっと風情を楽しんできた。
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里芋とルッコラと赤蕪
ラジオから今日の東京の空は蒼空だと言う声が聞こえて、あれっ?と思ったほど。
我が家に日が射すのが遅くなりました。

今日も冬空で曇りかと思っていた。

本当の事を言ったら、寒くて重くて太郎を連れ出すのは辛い作業になった。

それでも、外の空気を吸わせたくて、近くの公園に出かける。

がっちりしたカートは、大きいので目立つし、
今でもはっきり言えば、
できうるなら人に遇いたくないと思ってしまう。

ただ、夕暮れの静かな、太郎とのひとときは、私にとっては大切な自分を取り戻す時間。

弱気の自分を奮い起こしてでかけるのです。

友達から、畑で始めて作ったと言う里芋とルッコラと赤蕪が、届いた。

中に絵手紙と、一筆箋に書かれた走り書きが添えられていた。
すき焼き用のお肉のお歳暮も、お菓子も嬉しいけれど(笑)
私は、こういうのが一番嬉しい。
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エクレ日記
一度は、挫折したエクレのホムペでした。
タグがよく解らなくて、
何回か試行錯誤しているうち、編集画面が出なくなった。
いろんな事も重なって、
これはもう私には手に負えないと判断して一度は、退会した。

それですっきりしたと思った。
たぶん自分へのプレッシャーから逃れたかったのだと思う。

そんな私の気持ちを見抜いたように・・
ホムペの先輩が、何も言わないのに形を作ってプレゼントして下さいました。

開いてみて・・
私は大人げもなく泣きじゃくりました。

それは、嬉しい・・を通り越したせつなさでした。
私の事を思いやってくださった人の優しさが、
今の私には、身に滲みて・・
痛かったのかもしれない。

それとも、
一度諦めた物が、
また、この手の内にある事だったのでしょうか。

作ってくださった方は、
大変な労力と時間を私のために費やして何の見返りもありません。

感謝の気持ちでいっぱいでいます。
まだよく解らなくて・・
思い通りにはできないけれど、
こんな拙い私だけれどどうぞ宜しくお願いたします。

すずめさん
本当にありがとうございました。
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痒い所はないですか?
桂の木は枝ばかりが目立って、黄色い丸い葉が数えられるほどしか残っていない。

春に新芽が出るのが遅くて、
もう枯れてしまったかと心配した合歓の木は、ツリーの飾りのように、
枯れた大きな豆をぶら下げている。
よく見れば、裸木に見える枝先に、春用の赤い小さな新芽をつけている。

アンテナの向こうに見える空は薄青くて、白い雲が浮かんでいる。
誰も座っていないベンチは、寂しいと言うより滑稽に見えるのはなぜだろう。

午前中、美容院へ予約して出かけた。
洗髪時にいつも『痒い所はありませんか?』と声をかける。
あれはやめて欲しいといつも思う。
やんわりと、
「痒い所を言う方っていますか?」と質問したら、
特に年配者は、はっきりもっと洗って欲しいとか〜
おでこの辺りが痒いとか〜言うそうです。

若い方は、毎日シャンプーしてるからあまり言わないんだそうですよ。
「はっきり仰っていいんですよ」と言われたけれど・・私は別に痒い所なんて無いからいいです。

どこの美容室に行っても、そう言われるけれど、
なんかいつもおかしいと私は思っているのです。

ほんのり空は橙色に染まって、タツノオトシゴみたいな雲が流れて、
恐竜になったかと思ったら、つちのこに見え出した。

公園の柵の向こうから、笑顔のおばあちゃんが「いい顔の幸せなワンちゃんね」と声をかけられた。

もっと夕暮れていく空を眺めていたかったけれど、
宿題があるのを忘れていた。

ちょっと目を離したすきに、もう東の空は茜色に燃えて天空は藍色に染まっていた。
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