2019年05月の記事


「薔薇の小道」
<<日本>>--川島--


川島町の「平成の森公園」のバラ園に行ってみた。

NHKのイブニングニュースで、埼玉県川島町の平成の森の中にある、バラの小道の様々なバラが見頃だと紹介していた。

早速ネット検索をし、カーナビに地名を登録し、ナビ頼りに出掛けてみた。

我が家から公園までは約1時間で行くことが出来たが、途中で地元では良く知られているという、田舎蕎麦の店で名物の「すったて蕎麦」なるものを食べて腹鼓を打ったが、その話は改めてするとしよう。

このバラの小道は全長340メートルあり、474本のつる薔薇に様々な種類のバラの花が観賞できるという。


薔薇の種類がこんなに有るのかと、花音痴の私は改めて認識した次第であるが、矢張りパッと一目で注目を引く色は真っ赤なバラだなと感じたのであったが、それは素人目だよと言われそうだが、果たしてどうなのであろうか。

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「纏」
<<日本>>--川越--


川越商工会議所前で、梯子乗りを披露した川越火消し連の纏のアップ。

春祭りの出し物の一つ、川越鳶組合が実演する梯子乗りを見ようと、大正ロマン通りの角にある商工会議所会館に向かって急いだが、人通りの混雑のために、身動きが出来ず、到着した時にはすでに演技は終了していた。

しかし火消しのために活躍する纏が目の前にあり、鯉のぼりの飾りで埋め尽くされた大正ロマン通りをバックに、纏をアップで撮ってみた。

川越は江戸末期に川越大火と言われる街全体を消失する大火に見舞われたが、それを機会に、川越の豪商たちが火事でも強い耐火建築の蔵造りの街を造り上げたのが、現存する蔵造り通りの謂れなのである。

当時の面影をそのまま保存する川越蔵の街通りは、小江戸川越と言われ、今では東京から日帰り出来る観光地となっているのである。


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「熱演」
<<日本>>--川越--


通りの一角で、素人芝居をする江戸の町娘に扮した女性の熱演ぶり。

川越蔵の街の住民が江戸時代の町娘に扮して役回りを演じるのは、かなりの努力と練習が必要なのではないだろうか。

後ろでは芝居を盛り上げるために、尺八を吹く男性のBGMまで入っている。

余談だが、街の路地には背景に垣間見えるように、川越の四季を現した写真や絵が板塀に貼られている。

街を散策するには、こうした住民の演技や川越藩火縄銃鉄砲隊の実技などを見るだけでなく、街ぐるみで趣向を凝らした景観を眺めるのも楽しみの一つである。

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「素人芝居」
<<日本>>--川越--


蔵の街中央通りの一角で、芝居をする江戸町人に扮した住民達の演技振り。

江戸の日の蔵の街を散策していたら、日本髪を結った女性が道路の一角に細い紐を張って、その中で今から芝居をしますという。

横笛や尺八、三味線の鳴り物入りで、素人芝居が始まった。

喜劇風の人情物の物語を演じているのは、皆この街の住民たちである。

日頃の練習の成果をご披露するとばかり、自分の役を一生懸命演じているのが何とも楽しい。

ずっと見ていたかったが、時間に制限があるので、次の出し物の場所へと歩いて行った。

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「町内見回り役」
<<日本>>--川越--


川越藩士の姿で町内の治安を維持するために見回りをする面々の姿。

別に派手なアクションをするわけでもなく、こんな出で立ちで街を巡回するこの武士に扮したこの人たちは、全て川越在住の町人達だから面白い。

蔵の街の住人たちが、こぞって江戸時代の衣装に身を包んで闊歩するなんて、街の人たちの団結心が無ければ出来るものではないであろう。

こんな街ぐるみのイベントが行われるのは、日本広しと言えどもあまり類を見ないのではなかろうか。

それが観光客目当ての企画であっても、市民挙げての仮装姿なのだから愉快であり、観光客もその気になって和服姿で散策する人が多いのは、現代の風潮なのであろうか。

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「明治維新?」
<<日本>>--川越--


新旧時代を象徴するような、明治維新張りの格好をした面々の姿。

川越蔵の街の市民が、それぞの時代の姿で登場する川越春祭りの一シーン。

明治維新の時代、警官は明治時代の新しい軍服を着用し、幕府軍の武士や町人は従来の羽織袴の姿であった。

沖縄の首里城の役人たちは、弁当箱のような官帽を被っていた。

正に明治維新は新旧時代を象徴するような姿が混然一体と存在していた時代であったが、現代も平成から令和への時代の変わり目である。

今の時代の変わり目を関連付けて、写真も当時の姿を現した興味深いものを載せてみた。

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「陽気な物売り」
<<日本>>--川越--


江戸の商人に扮して店の客引きに余念のない若者の姿。


陽気な彼は弁舌も爽やかに、露店で販売する商品の宣伝をするために、大声を張り上げて誘客をしていた。

私がカメラを向けたら、満面の笑顔で応えてくれて、「有難うございました」と挨拶をしてくれた。

彼の後ろで販売している農産物や様々な商品も、江戸時代に返って価格の表示が文で書かれている。

商品を販売する男女も全て昔の出で立ちだから、背景の店舗や自販機を見なければ、江戸時代にタイムスリップしてしまいそうである。

この日ばかりは、蔵の街の各店舗の住人達は、江戸時代の商人や武士になり切って観光客に面白おかしく対応していたのである。

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