「春の宴」
<<日本>>--川越--


歩行者天国の蔵造りの街の通りで、雅な邦楽を演奏をする奏者の光景。

蔵造りの街の店々をウィンドショッピングして楽しんでいると、妙なる琴と尺八の合奏曲が聞こえて来た。


通常なら自分の曲を演奏し、CDなどを販売するストリート・ミュージシャンと言ったところだか、彼らはそれとは異なり、自分たちの演奏ぶりを楽しんで貰うのが目的のようで、これも春祭りの一つの行事の様である。

尺八にしても琴にしても、半端でなく上手であり、両者とも相当の腕前を持つ師匠格の人たちであると感じた。

演奏しているのは聞き覚えのある邦楽の曲であったが、曲名を思い出す事は出来なかった。

彼等は電柱一つない昔ながらの蔵造りの街の通りに溶け込むように、心地良い曲を演奏し続けいたのであった。