2014年06月の記事


「奥の院」
<<インドネシア>>--バリ島--


ウヌン・ダヌ・プラタン寺院の奥の院の光景。


湖に突き出た寺社やメル(塔)は、あくまでもプラタン湖を守る寺院の一部のようで、実際にはこの正面の奥ががこの寺の奥の院のようである。

狭い意思の門を潜った先に、本院が有るようであるが、我々一般人は入ることが出来ない。

この奥には、一体何が祀られているのか、知る由もないのである。

この他に、まだ色々と寺院の建物が湖を取り巻いて、あちこちに点在しており、どれが本物の奥の院だか、ワヤン君に聞かないと分からないようであった。


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「広い境内」
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綺麗に整備されたウヌン・ダヌ・プラタン寺院の境内の様子。

手前の催事場の建物の中は、臨時の祭壇が作られているようである。

祭りの当日には、村のあちこちから頭の上にお供え物を載せた女性たちがぞくぞくと詰め掛け、この祭壇を埋め尽くすことだろう。

既に事前に供物を持参する人がいるようで、庭に臨時の供物を置くテーブルが用意されていて、幾つか供物が置かれているようである。

右側の建物は、ガムランなどの演奏をするための、楽団員が座る演奏舞台であろう。

広い境内の背景には、水を湛えたプラタン湖と、深い山々を垣間見ることが出来る。


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「休憩」
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広い境内の中の催事場で、休憩を取る二人の女性。


このウヌン・ダヌ・プラタン寺院でも、近日中に祭りが有るらしく、境内のあちこちで、祭りの準備をしていた。

このおばさん達も、祭りの準備をしている一員のようだが、暑い午後の太陽を避けて、催事場の陰で一休みしていると言った感じである。

此処に限らず、バリ島の祭りは絶えずあちこちで行われていて、その準備をするのも、村の人々の日課の一つになっているようである。

しかし日本の祭りの準備のように、短期間で終わらせるのでなく、実にのんびりと何日も掛けて準備作業をするようである。


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「守り神」
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プラタン湖畔に鎮座する竜神と虎の光景。

命を生み出す水と讃えられる湖を守っている、とされる二体の竜神と虎たちの石像が、湖畔の一角に祀られていた。

どういうルーツなのか分からぬが、バリ島の石像たちは、石そのものの何も着色されていない素の物と、原色に近い着色をされた物の二つが有るようである。

此処の竜神達は、オゴオゴと言うバリ島独自の巨大な張りぼての神々や悪魔を象った出し物を、担いで廻るお祭りに出てくる物と同じような派手な着色が施されている。

この竜神は湖の守り神、女神デウィ・ダヌの化身だと言われている。


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「絵になる光景」
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湖の最先端に突き出た、ウヌン・ダヌ・プラタン寺院の佇まい。

流石に此処までは、マナー違反の観光客も足を踏み入れてはいなかった。

黒くくすんだ三層のメル(塔)と手入れの行き届いた社と湖の青、そしてその先の深い山と、実に絵になる光景である。

ガイドブックによると、早朝の霧の掛った湖面に浮かぶ塔や社の情景は、とても幻想的であると書かれている。

我々が訪れたのは、晴天の昼間であったから、ちょっと様子は違ったが、それでも俗化されていない周囲の様子には、この寺社を守る住民の心遣いが感じられ、清々しい気持ちになったものである。


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「柱塔をバックに」
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ウヌン・ダヌ・プラタン寺院の塔をバックに、記念写真を撮る観光客。

湖の傍の寺院の前まで来ると、賑やかな女性の声が聞こえてきた。

どうやら大声で話したり、笑ったりしている様子を見ると、現地ガイドを雇って、韓国から来た若い女性たちだけの観光客のようである。

背景の11層のメル(塔)が有る場所は、神聖な所として、一般人は入ることが出来ないのだが、彼女達を含め、韓国からの観光客はこの中に入っていた。

此処に行くには、入り口の所に進入禁止の縄が張ってあるのだが、彼女達はそれを乗り越えて、塔や社の有る場所に平気で入っているのである。

ワヤン君の話だと、韓国や中国からの観光客は、エチケットをわきまえない人が多いと言う事であった。


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「中庭」
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山門を潜ると、綺麗に手入れの行き届いた中庭に出る。

此処には仏舎利塔が有り、塔の周りを石仏達が囲んで見守っている。

糸杉が細く高く伸びていて、バリ島らしからぬ風景である。

この仏舎利塔が何を意味するのか、ワヤン君に聞くのを忘れてしまった。

未明から朝市に出かけたりしていて、疲れてしまい、車の中で居眠りをしていたので、此処に着いた時は、まだ半分寝ぼけ眼であったようだ。


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「参道」
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ウルン・ダヌ・プラタン寺院の長い参道の光景。


この寺院は、プラタン湖に静かに浮かぶ、フォトジェニックな古刹である。

湖の守り神として、水の女神デウィ・ダヌを祀り、1633年に建立された。

此処まではあまり観光客も足を延ばさないため、静けさと湖を吹き渡る風の爽やかさで、思い切り深呼吸をしたくなる感じだ。

標高もウブドより更に高い所に有るため、気温も少し低いようである。


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「果物屋」
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ウルン・ダヌ・プラタン寺院に向かう途中で見掛けた果物屋の光景。

ウブドに来て2日目は、先ずワヤン君の車で、ウブドから一時間半の山の中の湖に浮かぶ、この古刹の見学に出掛けた。

寺院の壁の下で、夫婦で果実の商いをするこの店が目に入り、カメラを向けた。

店先に置いてある巨大な丸い果実は、一体何なのであろうか。

メロンにしては、ちょっと大きすぎるような感じもするが、南国には日本で見ることの出来ないフルーツが沢山あるものだと感心した。

こんな道端で商いをして、果たして売れるのだろうかと、他人事ながらちょっと気になった。


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「ホテル周辺の風景」
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日本で言えば、ちょっとした片田舎の光景と言った感じがする、ウブドのホテル周辺の風景。

この道を真っ直ぐ行って、坂を下った突き当たりに、モンキー・フォーレスト(猿の森)が有る。

だからこの通りは、モンキー・フォーレスト通りと言われており、今は一方通行の道となっている。

何処の国も車の増加によって、駐車場事情には苦労しているようで、此処の道も道路の半分は、駐車可能地帯にしており、道幅は一車線のみとなっているため、昼間はかなり渋滞する。

我々の宿泊したホテルの前には、24時間営業のMマートのスーパーが有り、夜の仲間との飲み会のつまみ等には事欠かない。

もっとも、皆それぞれ日本からアルコールやつまみを持参するので、その心配は無いのであるが…


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「サイケな凧」
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雑貨屋の店先に吊るしてあった、サイケデリックな凧の数々。

朝市見学の帰り道、早くも店を明けていた雑貨屋が有り、そこの店先にこんな凧が飾ってあった。

国によって、凧の形状や種類はまちまちであるが、日本ではこんな形の凧は売っていないであろう。

そういえばクタ・ビーチの空にも、帆船の形の、手の込んだ凧が上がっていたが、こちらはどうやら蝶や怪鳥を象った凧のようである。

インドネシアには、ガルーダと言う大鳥の神が、あちこちの神社に石仏として置かれているが、国営の航空会社も同じ名前である。


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「陽気なおばさん達」
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この二人のおばさん、ご近所なのだろうか、楽しげに話し合いながらやって来た。

ワンピースに赤いカーデガンを羽織った、モダンなおばさんと、篭を頭に載せてサルンを巻いたおばさんと、出で立ちは対照的だが、お互いに大きな声で話し合いながら、私の前を通り過ぎて行った。

こんな明るいおばさん達の姿を見ると、前に載せたお婆さんとは違い、何故かほっとするのである。

私がカメラを向けても、全く気付かないようで、賑やかに話に没頭しながらすれ違ったのであった。

この二人が、ウブドに住むおばさん達の代表的な姿である、と言えるであろう。


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「不思議なお婆さん」
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朝市の見学が終わっての帰り道、通りで出会ったお婆さんの姿。

この頭の上に、植物の葉っぱを乗せたお婆さんは、一体何をしているのだろうか。

最初は朝市に行った帰りか、これから朝市にこの植物を持って行く途中なのかと思った。

しかしこのお婆さん、我々の後をずっと付いてくるのだ、別に声を掛けるでもなく、お金をねだる素振りをする訳でもしない。

ただ我々の後をずっと付いてくるのだ、仲間と話したのだが、どうやらこういう出で立ちで、朝市を見学に来た観光客の同情をかって、何がしかのチップを貰いたいのではないかと推測したが、果たして実態は何なのであろうか。


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「駐車するバイク」
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朝市が行われているメイン通りの状況。

ウブド王宮前の、ジャラン・ラヤ・ウブド通りは、ウブドではもっともメインの通りである。

したがって村としては最大の道幅が有るが、ご覧の通り、朝市に店を出すための商人達のバイクで、道の大半が埋め尽くされ、僅かに車が通れる道幅の一車線だけが開いているだけの状況である。

このバイクの駐車群も、朝市が終わる8時頃には綺麗に無くなって、通常の道路となるのである。

それが毎日繰り返されるのだから、この市場の持つ重要性は、ウブドっ子ならば誰でも知っている年中行事なのであろう。


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「雑踏」
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こちらは市場の出口の様子である。

此処の市場はとても広く、奥の方にはお祈りをする祭壇まで有るのだが、余りの煩雑さで、売り手買い手の熱気が凄まじい。

我々のように、面白半分で見学に来た人間にとっては、単なる商売の邪魔をするおじゃま虫のように思えて、早々に市場を退散したのであった。

しかし公道まで出るがこれまた一苦労、ご覧のような雑踏の中を、人やバイクを掻き分けながら、やっと脱出出来た始末である。

こんな早朝から、活気を呈するこの朝市の有様は、同じ日本の朝市とは一味違い、生活そのものの厳しさを感じさせるものであった。


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「お買い物」
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朝市で買った鶏を、バイクのハンドルに括り付けてある光景。

此処の市場では生きた鶏なども売っており、このバイクで来たお客は、生きたものを買って此処に縛り付けたまま放置し、更に次の買い物をしているようである。

文明の利器のバイクと、括り付けられた鶏との対比が今の日本では、何とも非現実的な日常風景のように思えて、思わずカメラを向けてしまった。

バリ島は、日本から僅か7時間の東南アジアの小さな島であるが、車やバイクも多く、庶民の生活水準も他の東南アジアと違い、平均的に高いようである。

しかし、一方現代の日本とは全く異文化の生活環境も多く、嘗ての日本の生活にフラッシュバックしたような感じを、強く受けるのである。


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「魚屋」
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このおばさんは、魚専門に売っているようである。

実は此処まで来た時、つんと鼻を付く生物が腐ったような匂いがして、思わずハンカチで鼻を覆ったのであった。

塩漬けの魚類が発酵しているのだという事だが、どう思っても私には、物が腐った匂いにしか感じられなかったのである。

こんな魚を地元の人は買って行って、料理を作るのだろうか。

衛生管理が行き届いている日本では、水揚げされたばかりの新鮮な魚以外は、皆賞味期限が記されているが、此処バリではそんな心配をしていては、料理にあり付けそうも無いと言った所だろうか。


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「肉売り場」
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こちらは市場の中でも、肉類を販売するコーナーである。

生きた鶏肉などを捌いて売る、このおばさんの逞しさは、女性のたくましさの中でも、トップクラスに挙げられるのではなかろうか。

此処では既に捌かれた鶏肉を、原形を留めたまま売っているが、お客の希望により、更に細かく切り分けたりして売ってくれるようだ。

ここの一角に入る手前では、生きた鶏や、ヒヨコ等を売っているから凄まじい。

お客の中には、生きたままの鶏の足を縛って、方にぶら下げて帰る女性もいるから、上品な日本の女性には、ちょっと真似の出来ない買い方であろう。


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「ウーマン・パワー③」
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売り買いする人々が、真剣に商売する様子をアップで撮影。

こちらの食材は、量り売りをするのだろうか、計量計を持ち込んで商売をする女性はまだ若く、腕の太さから見ても逞しく、活力に満ちていて清々しい。

妹まで動員しての商売だろうか、彼女が新しく持参した商品を、露店に広げるべく、忙しく受け取っている。

手前では商品の品定めに余念の無い買い物客が、品物を手にとって、選んでいる。

我々が、彼女達の様子を撮るためにカメラを構えても、全く気にせずに商売に打ち込んでいる姿は、仕事に一生懸命の証であろう。


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「ウーマン・パワー②」
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野菜類を売る女性達の姿。

度の野菜も、インドネシア料理には欠かせない食材のようである。

暑い気候の国だから、野菜類は買い置きをすることが不可能だから、こうして毎日新鮮な食材を求めて、一家の主婦達がやってくるのであろう。

手前のおばさんは、頭にターバンのような布を巻いているが、これはファッションのためではない。

バリ島の女性達は、頭に沢山の商品が入った篭を載せて売りに来るための、商品運搬には欠かせない必需品なのである。


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