2013年02月の記事


「水上生活者」
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船は目的の中洲に近付いてきて、水上で生活する人たちの様子も、分かるようになって来た。

筏を組んだ上に、家が乗っているといった感じである。

右の家の中は、人が住んでいる住家ではないらしく、何か肥料らしきものの、倉庫と言った様子である。

この家もどんな仕事をしているのか、判然としない。

水上の家と家の間の囲いは、生簀であろうか。

ひょっとしたら、これらの区切られた生簀の中では、養殖の魚が居り、倉庫らしき家の中の袋は、飼育飼料ではないのかと想像してみた。

その先の岸辺では、遊覧船で到着した観光客が、危なっかしい桟橋を渡って、上陸する様子が微かに見て取れる。
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「行き交う船②」
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今度は上流の方から、細長い木造船がやってきた。

何だか如何にも生活臭が滲み出ている船である。

長い竹竿には、洗濯物などが干してあるようである。

一段低くなっている、屋根の付いた船底の部分は、寝泊りが出来るようになっているのだろうか。

一体この船は、何を生業としている船なのであろうか。

物資を運ぶのが目的でも無さそうだし、漁船の感じもしない。

たった一人船べりで座っている男性は、ぼんやりと船の進むのに身を任せているといった風情である。

この船の上で生活をしている水上生活者なのか、それとも中州に有る土産物屋に、商品を運ぶための運搬船なのであろうか。
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「行き交う船」
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我々の乗る船の直ぐ近くを、すれ違って行った観光船。

こちらの船より、一回りほど小さな船のようだが、いずれにせよ大同小異のおんぼろ船である。

しかし面白いのは、普通こんな小さな観光船ではトイレなど付いていないのだが、この船の後部には、申し訳程度のトイレが付いているようである。

乗船時間はそんなに長くは無いが、それでもトイレの少ないベトナムでは、安心して乗っていられそうである。

ちょっと気になったのは、場所によってはかなりの数の浮き草が漂っている所を進んでいくのだが、それらがスクリューに絡み付かないのかなと言う事であった。
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「川面」
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広い川面には、沢山の浮き草が漂っていた。

これらの浮き草は、最初から根を張らずに、川面に生息しているのであろうか。

日頃見慣れない河の光景だけに、仲間とこれらの浮き草は、何処からやってくるのだろうかと、話し合った。

この植物の、水面の下で見えない部分がどうなっているのか、見てみたい気持ちもした。

元々は、何処かの岸辺に生えていたものが、雨季の川の増水で、川に押し流されたのかなとも思ったりした。
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「対岸の風景」
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船が河の真ん中に出ると、対岸の様子が、かなりはっきりと分かるようになった。

立派な建物の前には、どうやら今は使われなくなった大型の船が、置いてあるようである。

観光船でない事は、はっきりと分かるが、水上生活者の家族が、この船の中を住居として使っているのではないだろうか。

ベトナムのメコン河は、メコンデルタと呼ばれるくらい、中州が発達しており、あるいはこの対岸も中州である可能性がある。

我々の乗る船は、もっと先に有る巨大な中州を目指して、進んでいくのである。
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「様々な船」
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我々の乗る船が、桟橋を離れると、船溜りには色々な船が舫っていた。

大体観光船となると、ほとんどが同じような格好をしているものだが、此処の船は一艘として、同じ格好の船が無いのが面白いところである。

恐らくこれらの船の所有者は、観光会社の物ではなく、個人の所有物だと思った。

それらの船を、メコン河クルーズの運航を取り仕切る会社に登録して、観光客の人数によって、使い分けるのではないかと推測した。

いずれにせよ、我々の乗る観光船は、我々のツアーメンバーだけを乗せて出航したのである。
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「出航」
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いよいよメコン河クルーズの出発である。

一番前の席に陣取り、前方が見通せる場所を選んで座った。

直ぐ前で船の操舵をしているのが船長で、脇に居る奥さんらしい女性が助手と言った、極めてアットホームな船上クルーである。

この船長、どこかで見た事のある人とそっくりだなと思って、じっと観察していて思い出したのは、現在PGAゴルフトーナメントの、トラストオープンに出場している、石川遼君の専属キャディ、加藤さんにそっくりなのである。

ゴルフに興味のある方は、明日の最終日の実況を見ていただくと、私の言った事が証明出来ると思う。

世間には、他人の空似と言う言葉があるくらい、そっくりさんが居るものである。
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「船着場」
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桟橋の先から見た船着場の様子。

客待ちの小さな観光船が、沢山もやっている。

矢張りこうして見ると、此処の河の水はかなり濁っていて、水面の下が見えない。

これらの船は、香港の水上生活者の場合と同じように、個人の所有物なのであろうか。

メコン河は大河では有るが、こんなに濁っている所を見ると、川底が浅いのではないだろうか。

そう思って周りを見回すと、大型のクルーズ船を全く見掛けなかったから、大型船はこの河を運航出来ないのではないかと想像した。

我々が乗った船も、20人くらいの乗船が可能な、木造船であった。
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「渡船場②」
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昨日載せたのと同じ場面を、デジカメで撮影したもの。

同じ場面をビデオのデジカメ機能で写したものと、デジカメで写したものとでは、どちらもオートで撮ったが、これだけ発色が違う。

この写真を見る限り、メコン河の水の色は、さほど赤茶けていない。

どちらが現実のメコン河の色かといえば、この映像の方が現実に近いと言った所だろうか。

どちらもキャノン製の、ビデオカメラとデジカメの映像であるが、それぞれ撮影の主要目的によって、従の付属機能は異なるのであろう。

勿論デジカメにもビデオ機能は付いているが、矢張りズームアップすると、画像が粗くなるようである。

ビデオ映像も写真も一台のカメラで、同じ位の高品位の機能を備えた機種が、そろそろ出てきても良いと思うのだが、欲張りだろうか。
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「渡船場」
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渡船場の桟橋を通してメコン河を望む。

目的のメコン河に到着し、これからこの桟橋を渡って、小さな遊覧船に乗船する事となる。

メコン河のこの赤茶けた水面は、別に雨季だからこのような色をしているのではなく、絶えずこのような色をしているらしい。

この河の様子は、インドを尋ねた時のガンジス河の色と似ているなと、相棒と話し合った。

いやむしろこちらの方が、赤く濁っていて、泥水と言った感じである。

そういえば、隣の国であるカンボジアに行った時、このメコン河から流れ込む、トンレサップ湖の水面も、これと同じような色をしていたのを思い出した。

この写真は、ビデオカメラのデジカメ機能で撮ったものだが、明日はこれと同じ場面を、デジカメで撮ったものを載せてみようと思う。

カメラによって、これだけ発色が違うのだという事がお分かりいただけると思う。
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「寛いで」
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小さな橋の手前で、旅友に撮って貰った一枚。

暖かくゆったりとした環境の中では、我ながら気分も大らかになり、のんびりとした感じが表情にも出るようである。

トイレタイムとは言いながら、此処での小休止は、寝不足による旅の疲れも、しばし忘れるようなリラックス出来たひと時であった。

さてこれから、いよいよ前から楽しみにしていたベトナム最大の河、メコン河クルーズへと向かうのである。

今まで色々な川のクルージングを経験したが、今回はどんな体験が出来るか期待する瞬間でもあった。
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「散歩道」
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庭園の中には、小橋などを渡って、茅葺レストランに通じる小道などが有る。

トイレタイムの休憩をするには、ちょっと勿体無いような場所ではないかと思ったのであった。

しかし今回のベトナム旅行を通じて、こんな落ち着いた南国ムードの有る庭園にお目にかかったのは、この時が最初で最後だったような気がする。

これから様々なベトナムの情景に接するので有るが、もっとワイルドであったり、昔の情緒が残る街並みであったりするのだが、此処だけが他の東南アジアのリゾート地と言った雰囲気を醸していたようである。
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「庭園掃除」
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裏庭に広がる広い庭園を掃除する女性の姿。

ベトナム特有の菅笠を被っていると、この女性が、若いのか年寄りなのかが分からない。

いずれにせよ、こうした裏方が居てこそ、この庭が見栄えのする庭園である事は間違いない。

彼女の持っている箒は、どうやら椰子の葉の枯れた物を、巧く加工してあるような感じである。

そういえば、脇の小川に掛る丸木橋も、椰子の木その物の幹であるような気がする。

こうして沢山生えている椰子の木も、有効活用することによって、伐採後も利用価値が残るのだから、無駄が無くてエコであろう。
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「相棒と」
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ムードある庭園をバックに、お馴染みの旅友とのツーショットである。

彼とはもう何回くらい海外旅行を続けただろう。

スペインや中国は、二人だけの旅となったが、それでも毎年海外行きが続いているのだから、良く続いているものだと感心する。

ベトナム行きは3人での旅であったが、今年あたりはもっと沢山のメンバーで出掛けたいものだと思っている。

私が着ているこのポロシャツ、現地調達で、既出のペンタイン市場で日本円換算で700円位で購入した物であるが、ちょっと厚手で中々着心地が良かった。

この旅では、荷物を最小限にするために、半袖のポロシャツは、一着しか持って行かなかったので、結構重宝したのであった。
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「絵になる風景」
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休憩所の藁屋根の小屋を通り抜けると、こんな風景が飛び込んできた。

何とも心落ち着く癒しの空間である。

蓮池の先には、これも藁屋根の建物が有り、吹き抜けのレストランになっているようである。

これと同じような光景をどこかで見たような気がしたが、それがバリ島のウブド村であったことを思い出した。

こんな景色は、常夏の国でしか見る事の出来ない光景であろう。
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「休憩所」
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メコン河クルーズに向かう途中で立ち寄った、休憩所の様子。

トイレタイムで寄った休憩所だが、ただのドライブインと違い、この麦藁屋根の家屋の中を通り過ぎると、すばらしい庭園があるのには驚いた。

次にその庭園を紹介するが、池などを配した佇まいは、実に情緒が有り、嘗てバリ島を訪れた時のホテルの裏庭を髣髴とさせる光景であった。

私と相棒は、此処でご当地グルメのアイスクリームを食べたが、暑かったので何とも美味しかったのを思い出した。

休憩所は観光客で溢れていたが、意外と欧米人が多いのには驚いたものだ。
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「田中の墓」
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延々と広がる田圃の中に点在する、お墓の数々。

最初現地ガイドの説明があるまで、これらの物が何なのか分からなかった。

日本でも畑や山の中腹などに、そこを所有している一族の先祖代々の墓が、共同墓地などではなく存在する事は知っている。

しかし田圃の中に、このようにあちこちにお墓がある景観は始めて見たような気がする。

ガイドの説明だと、そこの田圃を所有する家長が、田中に先祖の墓を建て、それが一族が途絶えない限り、存続し、収穫時期には農作業の傍ら、先祖の墓に収穫の恵みを感謝するのだという。
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「田園風景②」
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何とも気持ちの良い田園風景である。

ベトナムの主食は日本と同じ米であるが、常夏の国なので、米は三毛作で一年中収穫することが出来る。

既に稲が植え付けられている所と、水が張ってあってこれから稲を植え付けようとしている所が、はっきりと分かれている。

一人のお百姓さんが、田圃を見回りに来ているのだろうか、点景として活きている。

日本の田圃のように、きちんと区画整理が出来ていない所が、如何にも大らかなベトナムらしくて、良いのではないだろうか。
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「田園風景」
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バスは徐々に田園風景の多い田舎に出て来た。

ベトナムの主食は日本と同じ米であるが、常夏の国なので、米は三毛作で一年中収穫することが出来る。

昔タイ米や外米と言われた、これら東南アジアの米は、日本米に比べて格段に味が落ちたものだが、最近はこれらの国でも品種改良が進んで、特別不味いと言った事は無くなったようだ。

この田園風景を見て、田圃の真ん中に、立派な建物が有るのに気付き、これは一体何なんだろうかと不思議に感じた。

かなり大きな建造物だが、吹き抜けで人が住むような家では無さそうである。

此処の田んぼの持ち主が、農作業の合間に、百姓達を休憩させる場所かなと推測して見たのだが、果たしてどうであろうか。

こうした、日本の田畑では見る事の出来ない光景が有るのも、海外の旅の楽しさであろう。
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「道端で」
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変則交差点で、バスやバイクが赤信号で停まった時の光景。

白い髭のお爺さんが、手に何かを持って、バイクの人達に呼び掛けている。

最初物乞いのホームレスかと思ったが、どうもそうではないらしい。

ほんの短い停車時間の出来事だったので、このお爺さんは、何をしているのか最後まではっきり分からなかったが、私の推測では、宝くじかなんかを売っているのではないかと思ったが、どうであろうか。

他の場所でも露店で宝くじを売っている光景を見たからだ。

物乞いだったら、帽子か空き缶を差し出すところだが、彼の手に持っているのは、どうも違うような気がした。
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「玩具店」
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バスの窓外を眺めていたら、色鮮やかなおもちゃ屋さんの店先の様子が飛び込んできた。

様々な縫いぐるみの人形が、店先一杯に展示されている。

満2歳になった孫娘の事を思い出し、そろそろこんな縫いぐるみをプレゼントする年頃だなと、慌ててカメラを向けたが、ちょっとタイミングを逸したようだ。

子供を可愛がる風習は、世界共通のものであろう。

日本だと、こんな人形類は、差し当たりデパートなどのキッズコーナーで展示されているのだろうが、流石ベトナムだけあって、こんな小売店で売られているところが興味を引く。

この光景を見た時、ふっと孫娘の笑顔が頭をよぎったのであった。
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「郊外の風景②」
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何となくのんびりとした郊外の街の光景。

ホーチミンのバイクの洪水も、郊外に出るとすっかり閑散として、のどかに感ずる。

道はかなり広いが、中央分離帯も車線も無く、車道と歩道の間には、側溝なども無い。

だから、晴れている時は気にならなかったが、一たびスコールなどが来ると、道は川と化してしまうのである。

幸い旅行中雨季にも拘らず、バスや船に乗っている時以外は、雨に会うことは無かったが、一度バスで移動中にスコールが来た事があるが、川と化した道路を物ともせず、バイクが走る様は実に壮観で驚いたものだ。

道は狭いが、道路の整備は、日本の方が勝っていると感じたのである。
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