2012年11月の記事


「ペンタイン市場③」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


目を奪うような商品の山である。

一体これらの山積みにされた物は、何なのであろうか。

私の目には、装身具や装飾品のように見えるが、合っているのだろうか。

この商品の山の間に、人間の頭や手が存在しているのを、お分かりいただけるだろうか。

この光景を見ただけで、これらの商品の中から、自分のお気に入りの物を探す元気は、私には出ないのである。

見方によってはこれだけ多くの品と、在庫を保有しているのだと言う、ベトナム独自の店のPRに見えるが、ベトナム人の客には、どう反応するのだろうか。
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「ペンタイン市場②」
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うず高く積まれた装飾品のような物し、一体何であろうか。

綺麗ではあるが、このように雑然と置かれていたり、吊り下げられていると、購買意欲も低下するようだが、差に有らず。

結構お客が品物を物色しているから、これがベトナム風商売の仕方なのかもしれない。

店の売り子達であろうか、店の前の椅子に座り込んで、お客そっちのけで団欒をしている。

一方これも店の人なのか、若い女の子が、アイスキャンディみたいな物を持って店に入ろうとしているが、暑いから何処かで買って来たのだろうか。

猫も杓子もごちゃ混ぜと言った感じだが、欧米の市場と異なる木造の屋根の造りが、ちょっと変っていて粋に感じた。
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「ペンタイン市場」
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いよいよペンタイン市場の中に入った。

1時間後に沢山有る入口の中で、中央の分かり易い、13ゲートに集合と言う事で、自由解散となった。

市場の中は、ご覧のような雑然とした雰囲気だが、それでもエリアがはっきりと分かれていて、みやげ物エリア、雑貨エリア、靴・サンダルエリア、布・衣類エリア、乾物エリア、食堂エリア等等である。

1時間というと結構な時間のようだが、この広い市場の中であれこれ見ていると、あっと言う間に時間が経ってしまう。

通路の真ん中に、天秤棒で担いで来たのか、大きな風呂敷に包まれた商品などが堂々と置いて有るが、この雑然とした雰囲気が、私には魅力を感じるのである。

差し詰め、日本のアメ横のベトナム版と言ったところだろうか、暫くはこの市場の中の様子を載せてみる事にする。
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「警官四態」
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ペンタイン市場を取り締まる警官の、暇を持て余した姿。

彼等は、市場の中でトラブルが発生した時や、歩道で不正な商売をしている露天商などを、取り締まる為に常駐している警官なのであろうが、どうも彼等の常駐は形式的なような感じがする。

座っている警官の足組みは皆同じようだが、欠伸をする者、携帯をいじっている者、タバコを吸っている者と、そして一番新入りなのか、椅子に座れず立っている者と、それぞれ暇を持て余しているような態である。

彼等の直ぐ傍では、歩道で商いを始めた女性が居るのに、見て見ぬ振りをして、一向に注意や取り締まりをしようともしない。

これも現地ガイドの話だが、違法な商売や運転をして取り締まられても、袖の下に現金を滑り込ませれば、ほとんどの場合見逃してくれるのだと言う。

警官の給料はとても安いが、彼等は賄賂で生計が成り立っているのだとの事であった。

その点は、発展途上に有る東南アジアの国共通の、問題点ではなかろうか。
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「バイクの渦③」
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バスの脇を走るバイクの群れ。

老いも若きも、バイク、バイク、バイクである。

現地ガイドのアイさんが、男女二人で乗っている、バイクのペアを良く見てくださいと言っていた。

運転する男性の背中に手を回して、ピッタリと抱き付いているのが未婚のカップル、離れて後部座席に乗っているのが、既婚の夫婦だと言っていた。

我々一同皆、大笑いしたものだが、それからは漠然とバイクの群れを眺めていたのが、未婚か既婚かを見分ける事に興味が移り、飽きずにこの流れを見つめたものである。

日本でも、腕を組んで歩いていたのが未婚時代、結婚したら決して腕など組んで歩かなくなったなと、自分の態度を思い出して可笑しくなった。
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「バイクの渦②」
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交差点で信号待ちをする、バイクの渦。

この交差点の角には、ガソリンスタンドが有り、そこにも給油をするバイクが群がっている。

セルフのスタンドなのか、従業員の居るスタンドなのか分からぬが、全てが雑然と入り乱れており、何が何だか分からない感じがする。

最初に中国に行った時は、自転車の群れに驚いたが、去年再度中国を訪れた時は、圧倒的な車の数に驚かされたものだ。

それが発展途上国の辿る道だとすれば、この光景も、数年後にはバイクより、車の数の方が多くなっているかもしれない。

しかし、現在のベトナムの道路事情からすれば、信号機の無い横断歩道がかなり多い有様だから、益々ラッシュ時の混雑は激しさを増し、響き渡る警笛の騒乱は、耳を覆うことになるであろう。
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「バイクの渦」
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ペンタイン市場の前の、バスターミナル付近のバイクの洪水の光景。

丁度此処を訪れた頃は、午後の4時ごろであり、ラッシュアワーに差し掛かった時刻であった。

正にバイクの洪水と言った感じで、それらのバイクが、広場を埋め尽くすように渦を巻いて走っている。

じっとその光景を眺めていると、その渦の中に飲み込まれそうで、目眩を覚えるほどである。

信号の無い横断歩道を、この外人は勇ましく歩いて亘っているが、見ていてもハラハラする。

現地ガイドの話だと、いくら警笛を鳴らされても、決して横断中に立ち止まったり、駆け出したりしてはいけないとの事で、バイクを無視してゆっくりと横断するのがコツだと言う。

とてもガイドの誘導無しに、我々だけで信号の無い横断歩道を渡るのは、出来ないなと話し合ったものである。
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「これもベトナム②」
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高層ビルやホーチミン像が見える、既載の綺麗なベトナムから、車で5分のペンタイン市場前の光景。

「これもベトナム」と言う題より、「これぞベトナム」と言った方がピンと来るような、ホーチミン市の代表的な庶民の街の光景。

ペンタイン市場は、嘗てフランス領だった時代に、フランスが作ったホーチミン最大のマーケットである。

巨大な市場の中は、気を付けないと迷子になってしまうほどの大きなスケールである。

市場前の光景も、ご覧の通りエネルギッシュな景観が広がっている。

日本車のNISSANを模倣したような、VISSANの名の大きな看板の店もあるし、行き来するタクシー(ベトナムのタクシーはほとんどがワゴン車である)も日本車が多い。

ベトナムでは「ホンダ、ヤマハ、味の素」が挨拶代わりになると、現地ガイドが言うほど、日本の文化が根付いているのだという。
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「ホーチミン像」
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昨日載せたベトナムの高層ビル群とは反対側の光景。

中央広場の同じ位置から、ぐるりと180度視点をずらした所に、少女を抱いたホーチミンの像が有る。

この像の台座のプレートには「ホーチミンおじさんの像」と刻印されている。

元々ベトナムの首都であるこの街の名前は、サイゴン市であったが、ベトナム戦争後に偉大な彼の名前を取って、ホーチミン市となった。

ニューヨークで、「ミス・サイゴン」のミュージカルを見た私には、サイゴンの名前の方が親しみを覚える。

像の背景に聳える建物は、ホーチミン人民委員会庁舎で有るが、日本人には市役所と言った方が分かり易いであろう。
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「これもベトナム」
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ドンコイ通りから歩いて5分、中央広場から見るベトナムの近代高層ビル群。

この広場の反対側には、ホーチミン像が有り、彼が小さい女の子を抱いて、この光景を説明しているような仕草をしており、更にその先には、ホーチミン人民委員会庁舎が聳えている。

この光景を見る限り、此処がベトナムかと、目を見張るような景観が、ベトナムの発展と不思議さを現している。

これらの高層ビルは、夜になるとライトアップされ、それが光のグラデーションとなって移動するので、実に見応えが有る。

正に今のベトナムの威信を掛けたデモンストレーションであり、これが今のベトナムなのだと、見る者に語り掛けているようである。
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「ご一行様」
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現地ガイドに連れられて、ドンコイ通りを横切ろうとしている、ツアーメンバーの列。

地図を持ち合わせていない我々は、金魚の糞のように、ガイド任せで後を着いて行くと言った具合である。

約30名近いツアー客を誘導するのも、ガイドの大切な仕事と言った所だろうか。

私のように、ビデオやデジカメの撮影に余念の無いメンバーは、どうしても遅れがちになってしまうからだ。

今回の旅行では、ベトナムを縦断する関係上、訪問地によって絶えず現地ガイドが交替するので、ガイドも我々の顔をその都度覚えなければならないから、大変だろう。

それにしても、我々が利用した旅行会社の現地におけるネットワークは大したもので、ガイドは常に旅行社のユニフォームを着用しており、日本語も上手であった。

聞けば、かなり社員教育は厳しく、何より大変なのは、朝きちんと出社時間を守らなければならない事だ、と言っていた。
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「市民劇場」
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ベトナム戦争時、南ベトナム軍の国会議事堂として使用されていた。

今はオペラハウスとして、催し物が有る時に使用されているが、中々堂々たる建物である。

こうして見ると、かなり奥行きが有るようで、相当の人数が収納出来そうである。

中がどんな造りになっているのか、見てみたいものだが、イベントが有る時しか入ることが出来ない。

建造は18世紀後半のフランス領時代であり、入口両脇には、優雅な女性像が配されている。
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「語らい④」
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歩道で、物を売る男女と客の、駆け引きをする姿。

ファッショングッズの店を出た私は、早めにバスに乗って道行く人の姿を見ていた。

と、真下で観光客に財布やポーチなどを売リ込む、商売人の姿が目に入った。

彼等は、バイクなどでドンコイ通りにやって来て、観光客に物を売るのである。

でもどうやら右の客と思しき、サンダル履きの男性は、サクラのようである。

財布から金を出しては、品物を受け取り、又暫くすると買った商品を、彼に戻している。

こうして掴まった観光客と思われる左の男性は、買ったポーチを肩から下げていて、更にもう一つ売り込まれようとしている。

彼等商売人にとっては、日常茶飯事の事なのだろうが、見ていて飽きずに昔の日本でもこんな光景が有ったなと、懐かしく感じたものである。
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「語らい③」
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再びドンコイ通りの道端で、話し込む人々の姿。

右端の女性たちは、店番も兼ねて、店の前に座り込んでいるような感じは分るが、左端で車座になっている男たちは、一体何をしているのだろうか。

料理らしきものが、壜ケースの上に置いた板の上に見られるが、皆で話し込みながら、お昼でも食べているのだろうか。

こうして気の合った仲間が、道端にたむろして談笑している姿をあちこちで見掛けるが、これがベトナム風交際術なのであろうか。

日本でも山谷のドヤ街などでは見掛ける風景だが、街一番の繁華街での情景だから、ちょっと違うような気がする。
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「語らい②」
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同じ語らいでも、こちらはれっきとした若い男女の語らう様子である。

女性のこのブルーのワンピースは、何処かの店か企業の制服なのだろうか。

暑い国だから、素足の白さが眩しく映える。

男性の方は、これまた赤いポロシャツの二人だが、これは制服なのかどうか疑問である。

男性二人が、彼女たちに言い寄っている風にも見えるが、果たしてどうなのであろうか。

木陰で談笑する彼等とは関係なく、相変わらず此処でも、顔をタオルで覆いへルメットで走るバイクの人が見受けられる。
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「語らい」
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公園の脇で、手を止めて語り合う、男女の微笑ましい姿。

この女性は公園の清掃をする女性のようである、一方バイクの男性は彼女の知り合いか、恋人であろうか。

しかし私の目には、彼女の態度から、どうも男性の話し相手は、彼の母親で、お前は仕事もしないで、バイクを走らせて遊んでいるのか、と言った、母子の語らいが想起されるストーリーを感じてしまった。

いずれにせよ、こうしてお互いに手を休めて、男女が談笑出来る雰囲気からは、今のベトナムの平和振りが伺えるようであった。
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「女性ファッションの店」
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ドンコイ通りの店の一つ、鮮やかな女性の衣服を販売する店の光景。

よほど、こんな女性服に日本人観光客が関心が有るのか、お店のウィンドには、日本語で「いらっしゃいませ」の文字が確認出来る。

アオザイは店で注文すると、ちゃんとその女性に合うように、身体の寸法を測って、数日後に仕立ててくれるのだと言う。

全てオーダーメイドで、2000円くらいだというから、実に安いのではないだろうか。

ベトナム訪問中、あちこちでアオザイを着た女性を見掛けたが、下はパンタロン風のパンツを履くが、上は直に羽織るので、大きく割れたスリットの下から素肌が見えることを発見した。
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「機内にて」
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ベトナム航空機の機内で、旅客サービスをするベトナム人フライト・アテンダントの姿。

昨日のBS放送の「世界の空港物語」で、ホーチミンのタン・ソン・ニャット国際空港と、その周辺地区の特集をしていたので、懐かしくこの写真を思い出し、遅ればせながら載せた。

今回はベトナム縦断の旅であったので、ベトナム国内でも2度国際線に乗り換えたので、この赤いアオザイ姿のフライト・アテンダントのファッションも、すっかりお馴染みとなった。

今ベトナム旅行が、特に女性に人気が有るのは、物価が安く、治安も良く、ベトナム人の気性が穏やかで、ファッション性や食べ物が豊かであることなどが、その理由のようである。

事実アオザイ一着が2000円前後だと言うから、着る着ないは別として、女性には興味が有ることだろう。
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「広い交差点」
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ドンコイ通りの前の道は、実に広く大きな交差点となっている。

交差点の先には市民劇場の建物が有り、昼間の時間では比較的交通量も少ないが、夕方のラッシュ時には、この広場もバイクで埋め尽くされると言う。

バイクから出る排気ガスから喉を守るためか、このように女性はマスクに防塵グラスと、月光仮面のような格好でバイクを運転する人が多い。

しかしエジプトなどと比べると、バイクも自動車も急速に普及したせいもあり、皆新しいので、排気ガスの煤煙はあまり気にならなかった。

エジプトに行った時は、バイクも車も、日本では廃車をしたような古い車が多く、私もすっかり喉をやられてしまった苦い経験を、思い出したのであった。
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「ファッション・グッズの店②」
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ホーチミンに到着して名所旧跡を見学後、最初にガイドに案内された店が、此処であった。

それまでガラガラだった店は、我々ツアー一行の約30名が一斉に店内に入ったため、手ぐすねを引いて待ち構えた店員とごっちゃになって、すごい喧騒となった。

今でもこれらの店にとって、日本人観光客は、良い鴨なのかもしれない。

現地ガイドにとっても、観光地の見学の時間を割いてでも、土産物店に案内する時間は、貴重なスケジュールであり、彼等の手数料収入にも、多少なるのかもしれない。

しかし、何がベトナムの名物なのか良く分からない我々観光客にとっても、苦労しないで店を紹介してくれることは、ある意味有難い事なのかもしれない。

言わばお互いウィンウィンの関係と言った所だろうか。

そういえば最近衣料品やファッショングッズなどでも、ベトナム製が多くなった。

かく言う私のゴルフクラブも、一流メーカーブランドであるにも拘らず、made in Vietnamである。
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「ファッション・グッズの店」
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ドンコイ通りの軒を連ねる店の中で、我々が立ち寄った店の様子。

女性物が中心の店のようで、あまりこれらのグッズには興味の無い私は、店の中を一回りしただけで、直ぐに外に出て、店の周りのスナップショットに余念が無かった。

買い物熱心の旅仲間の一人は、皆が外に出た後でも、熱心に品物を物色しているのが、お分かりいただけるであろう。

買い物が趣味の彼は、何処の店でも、丁寧に商品を見て歩き、必ず何か買って出てくる。

女性物の品物を沢山買い込んで、一体誰にプレゼントするのであろうか。

品物を選ぶのと、荷物になるのを嫌う物臭な私は、これらの店に立ち寄る度に、暇を持て余す事になるのである。
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「ドンコイ通り②」
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ドンコイ通りの路傍で、露店を張るおばさんの姿。

この木の根元は、おばさんの店を張る定番の場所なのだろうか。

彼女は此処に居を構える前、私の前を天秤を担いで歩いていて、正に此処に着いた直後なのであった。

商品の果物を下ろして、木に寄りかかり、やれやれと言った感じである。

思わずお疲れさんと、声を掛けたくなるような、ひと時であった。

このおばさんのように、日本ではほとんど見掛けなくなった、店を持たずに引き売りをする露天商も、此処では良く見掛けるのである。
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「ドンコイ通り」
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歴史的建物が多く残る、仏領時代からサイゴン市の目抜き通りとして栄えてきた、ドンコイ通りの光景。

私の写真のテーマである「世界の街角から」を髣髴とさせる、庶民がたむろすこんな街の佇まいが、私は好きである。

一見何の変哲も無い街角の光景の中に、庶民の暮らしを垣間見る事が出来るからである。

嘗てはこの通りの名はフランス語で、カティナ通りと言われていたが、ベトナム戦争終結の1975年に、ドンコイ通りの名称に変えられた。

ドンコイとは、ベトナム語で「一斉蜂起」を意味するのだと言う、ベトナム人の復興に対する意気込みの強さが伺える通りの名であろう。

此処を訪れたのは、10月半ばの日本が涼しくなった時であったが、昼間は30度を越す暑さで、もう一度真夏を体験する心地であった。
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「記念撮影」
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今回のベトナム行きで、一緒に行った旅仲間3人の記念写真。

現地ガイドさんが気を使って、写真を撮りましょうかと、名所の前では声を掛けてくれる。

背景に写っている建物は、市民劇場であり、1898年にオペラハウスとして建造され、優美な姿を現している。

現在はイベント時のみ、内部を公開されるが、1955~1975年のベトナム戦争当時は、南ベトナム政府の国会議事堂として使用されていたと言う。

どうしてもガイドさんに撮影して貰うと、背景を全て写し込むために、人物は小さくなってしまう。

ちなみにいつも一緒に旅する向かって右側のK氏は私より11才若く、今回初めて我々の旅に付き合ってくれた左のI氏は私より7才若い。

こうして年齢を意識せずに、共に楽しく旅が出来るのは有難い事である。
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「交渉」
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「交渉」


中央郵便局の見学を終えた所で、物売りのおばさんが、コインの収集アルバムを売りに来た。

収集家である仲間が、すかさず値切り交渉を始めたが、彼は既に郵便局の売店の中で、同様の物を買っていた。

どうやらおばさんの商品と自分の買った物の違いや、商品の値段が安いのか高いのかを確認をしているようであった。

結局色々と話し合っていたが、買わずに済ましたようだが、このおばさんは嫌な顔をせずに、彼の傍を離れて行った。

ベトナムの何処の観光地に行っても、物売りは沢山寄って来るが、他の東南アジアで見掛ける様な、しつこい売り込みをする人間は居なかったように思えた。

ベトナム人は、中国人のように自分勝手な行動をする人が少なく、慎み深い所が好感を持てた。
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「中央郵便局④」
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中央郵便局内左右の建物に通じる通路の先は、土産物屋が軒を連ねていた。

ホーチミン市中央の郵便局だと言うから、さぞかしその業務も忙しいのだろうと思いきや、何と建物のほとんどを土産物屋が占めていた。

矢張り社会主義国家とは言え、今は観光事業が中心で、外貨を稼がないと国が回らないと言った所なのだろうか。

この郵便局を建設した、中央に肖像が掲載されているホーチミンさんは、そんな現実をどう感じているのだろうか。

いずれにせよ、現在はこうして沢山の国から観光に訪れるこの国に、平和が根付いてきたのは喜ばしい事である。
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「中央郵便局③」
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中央郵便局の正面玄関を入った、ホール内部の様子。

両脇には沢山の受付窓口が有り、まるで欧米の駅を思わせるような外観である。

今でも実際に郵便局の業務を実施しており、様々な郵便物の取り扱いなどをしている様子が伺える。

中央の人がたむろしている所は売店であり、様々な切手やコインなどが標本になって売られている。

切手やコインの収集家にとっては魅力の店と言えるだろう。

我々の仲間も、早速それらの内のお気に入りの物を購入していた。

ホール中央の一番奥の壁には、巨大なホーチミンの絵が飾られていた。
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「中央郵便局②」
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1891年に建造された、ホーチミン市最大の郵便局の近接撮影。

こうして近くで、この建物の入口部分を良く見ると、前出の教会同様、おおよそベトナムのイメージとは掛け離れた、西欧の建造物を髣髴とさせる外観である。

中央に女性の顔を配したこの様子は、何処かで見た建物に似ているなと思ったものである。

それはエジプト・カイロのタハリール広場に有る、考古学博物館に似ているのである。

ベトナムに来て、中東の建物に似ていると感じるのは、どこかに何らかの共通点が有るということなのであろうか。

この女性の顔は、マリエットにそっくりであり、ピンク色の建物もどこか博物館に似ているのである。
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「中央郵便局」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


1891年に建造された、ホーチミン市最大の郵便局である。

この建物は、前出の聖母マリア教会のはす向いに位置している。

この巨大な郵便局の正面入口を入ると、真向かいの奥に、大きなホーチミン氏の肖像画が掲げられている。

此処では、ベトナム54民族の切手などが販売されており、我々の旅友も早速それらのいくつかを購入していた。

この地域一帯は、中央にマリア像の有る広場を中心に、様々な公共施設が密集している、ホーチミン市でも中心的な場所である。

更に広場の先には、東洋のパリと呼ばれるドンコイ通りの街角が拓けている。
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