「オリーブ畑」
<<スペイン>>--ミハス--


車窓から見る青い空と、何処までも続くオリーブ畑の丘陵地帯。

久々に再びスペインシリーズへと戻った。

グラナダのアルハンブラ宮殿を後にして、バスは一路、白い街で有名なミハスへと向かう。

グラナダからミハスまでは約152キロ、2時間半の道程である。

スペイン独特の青い空と、丘陵一帯に綺麗に植えられたオリーブ畑は、バレンシアオレンジと合わせて、太陽の国、スペインの主要な農産物である。

恵まれた風土の中に住むスペインの人々は、性格まで明るく陽気な人間になるのだろうと、ふと思ったものである。

しかし、ギリシャの経済破綻に始まったヨーロッパの不況は、スペインにまで飛び火し、深刻な事態に陥っている事を、スペインの人々はどう感じているのだろうか。