「壁面の装飾」
<<スペイン>>--グラナダ--


アルハンブラ宮殿の、壁面一杯に彫られた装飾の光景。

何と言う精緻な彫刻であろうか。

正に、これこそイスラム芸術の極致といった情景、と言えるのではないだろうか。

幾何学模様のこの彫刻は、一体何を意味するのだろうか、そしてどんな建築家が、こんな模様を編み出したのであろうか。

凡庸な私には、考えも付かないこの装飾模様を、ただ感激して眺めるだけであった。