「岩山②」
<<スペイン>>--ラ・マンチャ地方--


同じ岩山でも、前出のものとはかなり様子が違う。

峻険な人を寄せ付けないような有様は同じだが、所々に黄色い岩肌を見ることが出来る。

これはどうやら、硫黄のようであり、嘗ては岩の隙間から硫黄が吹き出ていたのではないだろうか。

とても人が登れるような場所ではなく、さりとて登山を試みるような山でもないから、そのままの状態で存在しているのであろう。

スペインも日本同様火山国だから、こんな場所があっても不思議ではないのであろう。