「マヨール広場」
<<スペイン>>--マドリッド--


アーチ状の入口を潜ると、ご覧のような広大な広場が広がっていた。

17世紀にフィリペ三世によって造られたこの広場は、国王の宣誓から闘牛、罪人の絞首刑まで、あらゆる行事が市民に公開された広場として有名である。

昼間になると、オープンカフェや市場などが広場に展開され、夜や週末には大道芸人なども出て賑わいを見せるというが、此処を訪ねた時はまだ朝が早かったので、何も出ておらず、観光客もまばらであった。

広場の周りをぐるりと囲む複合住宅の朝日の影が、長く広場を覆っており、清々しい空気が辺りに漂っていた。

次のチャンスが有れば、広場の賑わいも味わってみたいものである。