「大聖堂の見える道」
<<スペイン>>--トレド--


更に繁華街の道を降って行くと、行く手にサンタ・マリア・デ・トレドの巨大な塔が見えてきた。

何とも堂々たる大聖堂の塔である。

街の住人は、毎日この塔を眺めながら、神の庇護の元に生活出来る喜びを感じている事であろう。

天才画家のエル・グレコが、この環境の中で生まれ育った事は、彼の宗教画を描く上で、大きく影響を与えている事であろう。

このアングルから眺める街の佇まいと聖堂は、絵になる光景だなと思いながら、カメラを向けたのであった。