2010年12月の記事


「前菜」
<<スペイン>>--バルセロナ--


メイン・ディッシュが出てくる前の、前菜のボリューム。

一人ずつに配られた、この前菜のボリュームには驚いた。

野菜主体だから良いものの、これだけ食べただけで、お腹が一杯になりそうである。

野菜は体に良さそうなので、私は全てこれを平らげたが、案の定、肝心のお替り自由のパエリアは、ウェイターが取り分けてくれた一皿だけで満腹になり、お替りは出来なかった。

スペインはオリーブの産地なので、必ずオリーブの実やオリーブオイルが、どの店にも沢山用意されている。

しかしオリーブの実だけは、日頃食べる習慣がないので、どうしても口に合わなかった。

この店の名前は、パスカシアとあるから、貧弱な私のスペイン語から判断して、旅する女性とでも訳すのかなと解釈したのであった。
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「レストランに到着」
<<スペイン>>--バルセロナ--


バルセロナの街をずっと歩き続け、やっとお目当てのレストランに到着した。

店の両脇に貼られている料理の写真を見ると、パエリヤの専門店のようである。

店の外の脇にも、席が用意されているが、これはこの店の物なのだろうか。

しかし、この店の屋外にはテレビなど設置されていないから、サッカーの試合をこの店で観戦するのは無理なようである。

果たして店の中に、テレビが有るのかどうか、ちょっと不安になって来た。

この店に辿り着いた時刻の30分後には試合が始まるからだ。

しかし、我々の食事をする店の直ぐ隣りのレストランの店先には、テレビが設置されており、屋外の席には沢山のサッカーファンが、ビールなどを飲みながら、試合の始まるのを待っていたのである。
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「駐車場」
<<日本>>--六本木--


娘が通院している、広尾の産院の駐車場の光景。

流石名門の産院だけあり、駐車場にパーキングしている車は、9割り外車である。

一番手前に駐車している車は、スポーツカーで知られるマセラッティだ。

ベンツや、BMW、アゥディやボルボなどのヨーロッパ車が多い。

参院の中に入ると、日本に駐在している外国人の奥さん達の妊婦も多いので、各部屋の案内は、日本語と英語の二種類で表示されている。

いよいよ娘の予定日も迫っており、毎日落ち着かない日々を過ごしている爺婆である。

果たして何時生まれるのか、こればかりは予想が出来ない、昨今である。
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「イブの夜②」
<<日本>>--六本木--


東京六本木のミッド・タウンに有る、リッツ・カールトン・ホテルの45階のラウンジから見た六本木周辺の夜景。

ご存知のように、ミッド・タウンは六本木に有った防衛庁の敷地跡に出来た、巨大な街である。

此処には、世界で有名なホテルのリッツ・カールトンが新たに進出している。

地下鉄日比谷線の駅から、地下道を経て、一歩も外に出ず此処に来る事が出来るが、すっかり東京音痴になってしまった我々は、此処の場所に辿り着くまでに、えらい苦労をしてしまった。

娘夫婦に、このホテルのラウンジから見る夜景は綺麗だよと教えてもらったのだが、此処はティ・スポットになっており、唯で居座るには気が引けてしまい、一枚だけ写真を撮って再び下に降りて、レストラン街を彷徨った。

それでもホテル嬢が嫌な顔一つせず、エレベータの所まで案内してくれたのには、恐縮してしまった。

流石世界に冠たるホテルだけあって、従業員の指導が行き届いていると感心したものである。
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「イブの夜」
<<日本>>--六本木--


東京六本木のミッドタウンに有る、シャンゼリゼ・イルミネーションの様子。

何年振り、いや何十年振りかで、クリスマス・イブの夜を、思わぬ事から過ごす事が出来た。

この日は、私の六本木に有る鍼灸院の治療の日であった。

長女が出産間際で、偶然彼女の診察日と一致し、長女夫妻と我々爺婆でケーキを食べながらお茶をし、その後我々だけで、娘達お奨めのミッドタウンに行き、イブの夜を過ごした次第である。

残念ながら、デジカメは持って行かなかったから、携帯で撮った写真なので、満足の行く画像ではないが、イブの夜を久々に夫婦だけで過ごす事が出来た証拠写真として載せてみた。

遠くのブルーのイルミネーションは、シャンパン・グラスを想起させるような飾りであった。
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「街の景観⑦」
<<スペイン>>--バルセロナ--


表通りを抜けて、また裏通りに入り、段々と目的のレストランに近付いて来たようだ。

ガイドが、お店までもう直ぐなので頑張ってくださいと、我々を促した。

かなり街の中を歩いたようだが、バルセロナの街の光景を十分堪能出来たので、疲れは感じなかった。

これから美味いパエリアを食べながら、サッカーの決勝戦を見られるのかと思うと、心が高鳴った。

普段なら大勢の人で賑わう繁華街の裏通りも、矢張り人通りは少ないと、現地ガイド嬢が言っていた。

本場のパエリアがどんな味がするのか、気になったが、試合がそろそろ始まるのではないかと、そちらの方が余計気掛かりだったのを、思い出したものである。
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「街の景観⑥」
<<スペイン>>--バルセロナ--


近代的なビルと、歴史の有るビルが同居しているような街の様子。

左のビルは如何にも新しく建設されたビルのようである。

それ以外のビルは、バルセロナ独特の歴史を感じさせるビルだが、不思議と古い感じはしない。

マクドナルドの広告の下に、現在の気温が32度と表示されているが、空気が乾燥しているので、さほど暑さは感じない。

正面に有るビルは、バンコ・バルセロナと書いて有るから、バルセロナ銀行の建物のようである。

銀行もこんな粋な建物だと、さぞ行内はすばらしい構造なのであろうと想像される。
この通りは、一方通行のようだが、周囲の車が向かい合っている所を見ると、道路がどうなっているのか、良く分からない。

うっかり、こんな道路に入り込んでしまうと、何処から出たら良いのか分からなくなりそうである。

新旧のビルが同居していても、不思議と違和感を感じないのは、ビルの高さが余り高くないからであろうか。
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「勝利を願って」
<<スペイン>>--バルセロナ--


これはバルセロナの市庁舎の建物なのであろうか。

堂々たる風格の建物の正面玄関の上には、スペイン国旗が貼り付けられている。

恐らく今夜のオランダ戦の必勝を祈念して、掲げられたものであろう。

白いモノトーンの大理石の建物に、赤を基調にしたスペイン国旗は誰の目にも留まる。

こうして国を挙げて、応援する様子は、世界の8強に入ることの出来なかった、侍ジャパンには羨ましく思えた。
もし日本が優勝戦に勝ち残ったら、どんな演出をするのかと思ったものである。
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「ある銅像」
<<スペイン>>--バルセロナ--


更に広場に近付いて、三叉路の交差点の所に有る銅像を、アップで撮ってみた。

これは一体誰の銅像であろうか。

左手に大きな書物を抱えて、右手で何かを指示しているような仕草は、この街の建築に大きく寄与したアントニ・ガウディのようにも思える。

頭の上に鳩が止まっているが、それがこの銅像の主の冠にも見えるから面白い。

背景の明るいビルとの対比が、鮮明にこの銅像を浮かび上がらせていた。
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「街の景観⑤」
<<スペイン>>--バルセロナ--


夕暮れが近付いた街の広い三叉路に出た。

道の分岐点には広場が有り、誰かの銅像が立っている。

バルセロナは、嘗てオリンピックを開催した都市なので、もっと近代的な街だと思っていたが、初めて訪れてみて、歴史的な色合いの多い街だという事を始めて知った。

近代的な建物も、この街の歴史に合わせて、画一的でなく街の雰囲気に溶け込むように、工夫を凝らした建築法が採られている様である。

道路の広さもすばらしいが、サッカーの決勝戦が近付くに連れて、車の交通量が激減したのも驚きである。

この車の少なさを見て、一番驚いていたのは、現地ガイドの女性であった。
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「街の景観③」
<<スペイン>>--バルセロナ--


少し車の数が多い通りに出て来た、この道は一方通行の道である。

日本ではこれだけの道幅が有れば、双方向の道路にするであろうが、矢張り土地に余裕の有る国だからこそであろう。

こうして見ると、バルセロナの街も、高層ビルは無いものの、結構ビルが多いことに気付くが、どうやらサグラダ・ファミリアより高いビルを建てるのは禁じられているようだ。

しかし、このビル街も、相変わらず人通りは少ない。

道端にスペイン国旗を持ったサポーターが、何処に行こうかとたむろしている。

左角のビルの入り口には、此処もスペイン国旗を掲げている。

こうして街中が、スペインの決勝戦進出を祝っているのだ。

今夜はスペイン、オランダ、どちらのチームが勝っても、街中が沸くことであろう。

今は静かにその時を待っているといった街の様子である。
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「街の景観」
<<スペイン>>--バルセロナ--


ディナーを摂るために、目的のレストランまで、しばらく歩いた時の街の様子。

バルセロナの街に住む人たちの居住区を歩き続けたのだが、人の住む所も歴史を感じさせる建物が多い。

夜の8時半だというのに、まだこんなに明るく、西日が射している。

スペインに着いた日に、一体この国は何時になったら夜になるのだろうかと、不思議に感じたものである。

この国を訪れたのは夏であったが、今頃の時期の夕暮れはどうなのであろうかとガイドブックを見てみたら、何と日没は午後6時であった。

これなら頷ける時間だが、それでも日本よりは日照時間が長いようである。

地球上には白夜の国も有るのだから、同じ地球に住む人間も、国によって生活サイクルは随分違うのだろうと、仲間と話し合ったものである。
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「西日」
<<スペイン>>--バルセロナ--


夕日が眩しく当る仰角の建物の光景。

日没前の街は、アンバー色が強くなり、一種独特の光景を現出する。

特に日差しの強いスペインでは、部屋に入り込む西日は耐え難いものであろう。

この家では、強い西日を遮るために、葦津を窓に掛けている。

この様子を見て、何だかとても懐かしい気持ちになったものである。

日本でも、嘗てはこのような光景を、夏の暑い日には良く見掛けたからだ。

最近では、このような葦津が見直され、リバイバルブームで、利用する家が増えてきたと聞く。
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「路地の先に」
<<スペイン>>--バルセロナ--


人通りの無い路地の先に聳えている建物は、一体何なんであろうか。

この光景も、バルセロナの代表的な街の佇まいのような感じがする。

表通りは賑やかだが、一歩路地に入ると、眠ったような静かな午後の路地裏が出現する。

それにしても、前方に見える巨大な建物は、聖堂のようにも見えるが、近代的な構造の様子を見ると、スペイン独特の風情を活かした、ショッピング・モールか公会堂のようにも感じられる。

画一性を嫌う、この街の代表的な建造物のような気がするが、果たして何であろうか。
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「交流②」
<<スペイン>>--バルセロナ--


こちらは、中南米辺りから来たツアーメンバーと、スペインチームのサポーター達との交流風景。

向かって左端に居る満面破顔のおじさんと、右端のおばさんは、どうやら旅行客の夫婦らしい。

スペインと中南米の国では、同じスペイン語を話すから、簡単に話が通じて記念写真が撮れるのだろう。

こうして国は違っても、気持ちを一にして交流出来るのも、優勝を掛けた決勝戦の日だかこそであろう。

写真に写っている一人一人の表情を見ているだけで、こちらも楽しくなるものである。

スポーツや音楽を通じて、異国人同士が心を通じ合えば、諍いも起きないのであろうと思うのである。
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「交流」
<<スペイン>>--バルセロナ--


W杯スペインチームのサポーター達と交流する、ツアーメンバーの母娘。

オランダとの決勝戦の日とあって、この広場にも続々とサポーター達が集まり始めた。

右端の日本人母娘は、彼等と意気投合して、共に記念写真などを撮って盛り上がっていた。

楽しい事に、国境や言葉の違いなどは無いようである。

この母娘、父親も入れて家族3人でこの旅行に参加していたのだ。

私と同県人だという事もあり、旅行中互いに意気投合して楽しく過ごす事が出来た。

右端のお嬢さんが、今年11月に遠くに嫁ぐとかで、最後の家族旅行だとの事であった。
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「広場にて②」
<<スペイン>>--バルセロナ--


昼間の暑さが少しずつ解消される午後、こうして広場の椅子でのんびり時を過ごすのが、欧米人の習慣のようである。

一日中、朝から晩まで時間を無駄に過ごしては勿体無いと、歩き回る日本人は矢張り海外の人から見ると働き蜂として映るのだろうか。

時間は既に午後の8時を過ぎているが、10時頃まで明るいから、まだようやく夕方の雰囲気が出て来たといったところだろう。

昼間が長いのは、我々にとっては得した気分になるものだが、現地の人にとっては、それだけ一日をのんびりと過ごせるといった感覚なのであろう。

血の気の多いスペイン人も、一日の過ごし方はゆったりしているようである。
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「広場にて」
<<スペイン>>--バルセロナ--


夕食までの間、この広場でぶらぶらと、周りの景色を楽しんだ。

この広場は、かなり規模の大きい広場なので、レストランが用意した、広場に置かれている椅子に腰掛けて、日没までの間ここで寛ぐ人々も少なくない。

たまたまこの時は、W杯のスペインとオランダの決勝戦の日であったので、続々とサポーター達がこの広場に集まり始めた。

しかしこの広場には、サッカーの実況を見せる大型スクリーンなどは無いから、一旦此処に集まったサポーター達は、思い思いに自分達の予約した、レストランなどのテレビ実況を見せる場所に散って行ったのである。

我々はそのサポーター達の、熱狂振りを、此処でしばらく眺めていたものである。
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「ある教会」
<<スペイン>>--バルセロナ--


この教会の名前も忘れてしまった。

由緒の有る教会のようで、中に自由に入ることが出来るのだが、ガイドがどんどん通り過ぎてしまうので、中に入る時間は無い。

信仰の篤い人なら、是非教会の中の様子を、じっくりと見て歩きたいところだろう。

周囲に施された彫刻や、中央に有るステンドグラスなどは必見に値すると思うのだが…。

もう一枚この教会の塔の上に輝く、十字架の写真があるが、下に歩く人間との比較が分かるので、この写真を載せた。

歴史地区の写真は枚挙に暇が無いが、そろそろ街の様子に場面を替えようと思う。
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「夕時の公園」
<<スペイン>>--バルセロナ--


広場の中央にある噴水の周辺の光景。

午後の7時半だというのに、ご覧のような明るさである。

噴水の前では、大きなスペイン国旗を体に巻き付けた小さな子供達が遊んでいる。

この日は丁度、サッカーのスペイン対オランダの決勝戦の日だったので、子供まで浮かれてスペイン国旗を振り回していたのだ。

噴水の水は出ていなかったが、噴水の中央には大きな男性像があり、その廻りには、少女達の素敵な銅像が取り囲んでいた。

子供達だけで遊ぶことの出来る公園が有るのは、恵まれた環境といえるだろう。
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「青空に映える」
<<スペイン>>--バルセロナ--


午後7時半頃の、ある建物の塔の光景。

この建物が何であるか分からないが、午後の太陽に照らされて、この建物の旗が青空の下ではためいている。

手前に有る古い鳥を象ったような街灯との対比が、何とも心地良い光景なので撮ってみた。

この建物は、バルセロナの嘗ての権力者のお城なのであろうか。

四方に張り出た彫刻が、そんな感じを予想させる。

バルセロナの歴史地区には、様々な歴史的な価値の有りそうな建造物が、たくさん林立しているのだ。
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「時計塔の有る教会②」
<<スペイン>>--バルセロナ--


前出の教会を下から眺めた光景。

綺麗な筋雲の有る、青い空に映える教会の塔が綺麗だったので、もう一枚真下から撮った。

余りにも沢山の教会が有るので、とても名前を憶え切れるものではなかった。

日輪を象った修道僧の姿が、青い空を背景に、威厳を持って立っている。

これらの僧は、この教会に君臨した人物なのであろうか。

背景の空をはっきり出したかったので、教会はシルエット状になって暗いが、午後の7時だというのに、実際には逆光で、まだ太陽が燦々と降り注いでいたのである。
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「時計塔の有る教会」
<<スペイン>>--バルセロナ--


これはまた別の教会である。

教会と断定してしまったが、周囲の状況から見て、多分教会であろうと思う。

このような堂々たる建物が、そこここに有るのだから、流石に信仰の厚い国である。

時計は午後の7時を指しているが、ご覧のようにまだ明るく、太陽が沈むのが9時過ぎである。

10時を回ると、やっと夕暮れの雰囲気になるから、日本の感覚でいるとかなり調子が狂ってしまう。

昼間が長いから、シェスタという、昼食後の午睡の時間が設けられているのであろう。
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「憩いの場所」
<<スペイン>>--バルセロナ--


落ち着いた雰囲気のする、教会の入り口付近の光景。

此処は地元の人達の憩いの場所なのだろうか。

荘厳な入り口の上部中心には、聖母マリアの像を中心にそれを見守る聖女達が居り、更に入り口の両脇には修道僧達の像が彫られているが、その二体には首が無い。

それらを推測すると、この教会はかなり歴史が古いのではないだろうか。

観光客らしい初老のカップルが、入り口の中を覗いているが、この中には入ることが出来るのだろうか。

介護車を押すお年寄りや、お札か何かを売っているようなおじさんや石段に腰掛けている若いカップルなど、古い街の雰囲気を醸しているような雰囲気である。
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「不思議な教会」
<<スペイン>>--バルセロナ--


ちょっと見慣れない、不思議な建造物の有る教会の風景。

左に有る二階建てのアーチは、まるでイタリア、ローマのコロッセオを想像させる光景である。

単なる教会であれば、礼拝堂が有れば十分なのだろうが、一体この建造物は、何のために作られたものなのであろうか。

遺跡のようなアーチの内側には、何が存在するのか、中に入ってみたい気持ちになったものだが、それも叶わず、通りすがりに写真を撮っただけであった。

出来れば、ガイドが有っても良いのではないかと思ったものである。

こうして見ると、背景に聳えている八角形の塔も、ヨーロッパの教会としては、不思議な存在である。
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