「ステンドグラス」
<<スペイン>>--バルセロナ--


サグラダ・ファミリア教会に嵌め込まれているステンドグラスの一部。

正面入口を入って直ぐ右側に、このステンドグラスは有った。

恐らく今は採光用に有る数々のガラス窓は、将来これらのステンドグラスで飾られるのではないだろうか。

この未来志向の教会が完成する頃には、外部だけでなく、内部もこの世のものとは思えない、眩いばかりの世界が出現するのではないだろうか。

この教会を設計したアントニオ・ガウディという彫刻家であり建築家は、120年前に一体どんな構想でこの教会を設計したのかと、その頭脳の先進性に驚きを感ずるのである。

こんな未来志向の建築物を設計出来る秀逸さは、人間でなく宇宙人ではないかと思いたくなったものである。

此処の空間は、過去の壮麗なステンドグラスと、現代の抽象的な建築物が、妙なバランスで存在する世界であると言っても過言ではないであろう。