「店開き」
<<スペイン>>--バルセロナ--


サクラダ・ファミリアを一望出来るビュー・ポイントで、自分の描いた絵を販売する絵描きさん。

此処に着いたのは、朝の8時半頃であったから、日陰はまだ涼しかった。

観光客もまだそれほど多くはなく、このおじさんもこれから開店準備と言った所だろうか。

しかし自分が描いた絵だとは言っているが、画材などは持っておらず、此処で絵を描く訳ではなく、プリントした絵を掲げて売るだけだから効率は良い。

一番良い場所に一番乗りする事で、早起きは三文の得を実行しているのであろう。

こうしてこのおじさんと背景の教会を対比してみると、如何にこの建築物が大きいかが分かる。

私の娘が此処を10年前に訪れた時の写真と比べてみると、当時より建造物がずっと増えており、如何にこの塔が進化し続けているかが、良く分かるのである。