「守衛の警官」
<<インド>>--アグラ--


ハワイシリーズを終えて、しばらくの間、インドシリーズを載せる事とする。

此処に登場したのは、タージ・マハルを守るための警官たちである。

インドでもテロが多いことから、入場に際しては、厳しく持ち物検査を彼等が行うのである。

しかし我々日本人に対しては、彼等は極めて友好的であり、にこやかにカメラに応じてくれた。

インド人というと、ターバーンを巻いた髭ずらの男性をイメージするが、この出で立ちをするのはシーク教の人たちだけである。

様々な宗教が入り乱れるインドにあって、シーク教の人々は全体の、僅か2%に過ぎない少数派なのである。

彼等は髪の毛も、髭も剃らないのが宗教上の習慣であり、それをターバンで束ねて巻いているとの事であった。