「大正ロマン」
<<日本>>--川越--


小船に乗って、桜を愛でる人々の様子を見て驚いた。

男女11名が全員和服姿なのである、船頭さんの様子も然り。

川岸でこの様子を撮影している人が居なければ、まるで大正時代に逆戻りした感がある。

この写真では分からないが、後で下船する様子を見たら、何と先頭に鎮座している男性は、大小の刀を持っていたのである。

最初は映画の撮影風景かと思ったが、そうでも無さそうである。

和服姿で、目出し帽を被っている男性は、まるで明智小五郎風の出で立ちである。

一体この人たちは、どんな団体の人たちなのだろうかと、最後まで疑問の残った光景であった。

矢張り舟遊びの和船には、着物姿が似合うようである。