2009年09月の記事


「ビーチへ④」
<<ハワイ>>--オアフ島--


青い海と空、白い砂浜と緑の樹木は実に良く合う。

何よりゴミが無いのが、清潔感が有ってすばらしい。

翌朝早くコンドミニアムのベランダから、この砂浜の様子を見たら、プライベートビーチの管理者が数人、ゴミを拾い、ローラーで砂浜を均していた。

ホテルの宿泊客に、心地良くビーチでのレジャーを楽しんで貰おうとの配慮であろう。

いわば人工で綺麗に整備されたビーチなのである。

波のある海でのサーフィンなどを楽しみたい若者は、中州の先の外海に出れば良いのだ。
プライベートビーチと外海の間には、柵などは無いから、誰でも行き来出来るのである。
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「ビーチへ③」
<<ハワイ>>--オアフ島--


ビーチを左に見て遊歩道を歩く。

手前のビーチがヒルトングループや、我々の宿泊するイリカイグループのプライベートビーチである。

中州の先にはワイキキビーチの一部の外海がひらけている。

プライベートビートは中州で遮られているので、波が無いから子供たちを遊ばせたり、プール感覚で水泳が楽しめる。

しかし水深は10メートルも行くと背が立たなくなるから、泳ぎが好きな人には持って来いである。

管理が行き届いていて、白い砂浜にはチリ一つ落ちておらず、海の水も綺麗である。
何よりも有難いのは、日本の海水浴場と違い、人が少ない事であろうか。


週末ともなると、これらのヨットの所有者が海へとクルージングに出掛けることであろう。
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「ビーチへ②」
<<ハワイ>>--オアフ島--


ビーチへ向かうホテル専用の通路の右側はヨットハーバー。

無数のヨットが繋留されている、一体何艘のヨットが此処に有るのだろうか。

以前オアフ島に来てハワイ・プリンスホテルに泊まった時は、部屋からこのヨットハーバーを見下ろしていたものである。

この光景を右に見ながら30メートルほど行くと、左側にビーチに入る入り口が有る。

午後の日差しを一杯に受けて、ヨットたちは静かに繋留されていた。

週末ともなると、これらのヨットの所有者が海へとクルージングに出掛けることであろう。
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「ビーチへ」
<<ハワイ>>--オアフ島--


お昼の腹ごしらえをした後、ホテル裏の通路を通ってビーチに向かった。

海パン姿で、ビーチに直行出来るのが何とも有難い。

白壁の通路は、まるでギリシャのサントリーニ島を思わせるような素敵な通り道である。

この通路の左側に、我々が宿泊しているイリカイ・ホテルのプライベートプールの入り口が有るが、そこは後日行く事にして、先ずはそこを通り越して、ビーチに向かった。

一般道に出ずにビーチに行く事が出来るのも、利便性があって有難い。

この通路を出ると、右側にヨットハーバー、左側にビーチが開けていて、景観も抜群であった。

これから、贅沢な午後のビーチでの一時を過ごす事になるのである。
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「ABCマーケット②」
<<ハワイ>>--オアフ島--


食料品をしこたま買い込んで清算をする仲間の姿。

左のカウンターの上に乗っている袋が我々が買った食料品である。

レジをしている若い女性は、現地人のようである。

日本人の顔に似ているが、元々サモア系の人種は海洋民族であったから、日本人のルーツに通ずるのかもしれない。

太古の昔、日本の九州辺りに辿り着いた海洋民族が、日本人のルーツとされているから、似ているのは当然であろう。

しかし常夏の国に定着した人類と、四季のある日本に漂着した人類は、長い年月を経て、高句麗からやって来た高麗人などとの融合によって、日本人の原型が構成されたのであろうから、若干肌の色などは違う。

そんな人類学まがいの推測をしながら、現地の人々と交流するのも、興味深いものである。
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「ABCマーケット」
<<ハワイ>>--オアフ島--


食料品の買出しに行ったABCマーケットの店内。

ホノルルに到着して、先ずお昼の腹ごしらえをしようと、近くのこの店に行った。

私はおにぎりとサラダにお新香を選んだ。

パン類は日頃から体に合わないのか、食べると胸が焼けてしまうからだ。

ハワイには、ほとんど日本のスーパーなどで売られているおにぎりやソバ等が有るから、日本食には事欠かない。

しかしおにぎりにしても、1個270円くらいだから、日本の倍近い値段だろう。

矢張り日本人の需要は有ると言っても、ここはアメリカ領、日本と同じとはいかないのだろう。
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「ホテル前の光景⑥」
<<ハワイ>>--オアフ島--


交差点から見る海の方向の光景。

右のホテルは、前にオアフ島に来た時に宿泊した、ハワイ・プリンスホテルである。

ホテルの先は、ヨット・ハーバーであり、たくさんの豪華な個人所有のヨットが繋留されている。

此処にヨットを所有している人たちは、一体どんな人たちなのだろう。

以前此処を訪れた時は、ハワイ島に数日逗留してゴルフをした後に、オアフ島に立ち寄って一泊だけしたものだった。

今回は、コンドミニアム一箇所だけに滞在するのだから、実に気楽なムードである。

ハワイ到着初日は、スーパーで買い物をした後、ビーチなどでのんびりと泳いだりして過ごしたのであった。
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「ホテル前の光景⑤」
<<ハワイ>>--オアフ島--


交差点を渡った所にあるABCマーケット。

ワイキキにはABCマーケットが至る所に有る。

日系ハワイ人がこのマーケットを開設して成功し、ワイキキ全土に店を広げたと言うから、大したものである。

専ら食料の買出しは、この店で済ませたので、何となく愛着を感じるのだ。

左に見える高いツィンビルは、前にオアフ島を訪れた時に宿泊した、ハワイ・プリンスホテルである。

ハワイの空は飽くまでも青く、爽やかな風が絶えず吹いているから、何とも言えず心地良い。

我々が絶えず利用した、JCBカードを見せると無料のチンチンバスが、目の前を走り過ぎて行く。

このオープンのバスを運転するのは、ほとんどが現地人で、訛りの有る英語で停留所を知らせてくれるのだ。
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「ホテル前の光景④」
<<ハワイ>>--オアフ島--


バス停の前の光景。

ホテル脇を左に歩き、右前方にある平屋建てのABCマーケットに食料の買出しに出掛ける途中で、前に大きな白人女性が立ちはだかった。

すかさず、ビデオカメラをデジカメモードに切り替えて、撮った一枚。

こんな姿で、バスに乗って出掛けることが出来るのがハワイの良さだろう。

ビキニスタイルや、サーフボードを持って海パンで歩いている若者も少なくない。

此処のバス停から、チンチンバスに乗ってワイキキビーチ方面や、カラカウワ通りの繁華街に行くことが出来るのだ。

矢張りハワイは、世界一のリゾート地ではある。
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「ホテル前の光景③」
<<ハワイ>>--オアフ島--


こちらはホテル前の左側の道路の光景。

このアラモアナ通りを真っ直ぐに走ると、ホノルル空港、更には真珠湾へと向かう事が出来る。

真珠湾はご存知の通り、第二次世界大戦当初、日本海軍が華々しい戦果を挙げて、アメリカに宣戦布告をした軍港である。

後日そこを訪問した時の様子を載せる事にするが、オアフ島は日本にとっても忘れる事の出来ない島なのである。

平和になった現在は、こうして日米の人々が癒しのバカンスに訪れる格好のリゾート地と言えるだろう。
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「ホテル前の光景②」
<<ハワイ>>--オアフ島--


ホテル前のアラモアナ通りを歩き、交差点を右に行くと、ワイキキビーチに出ることが出来る。

ホテルの反対側はすぐに海だが、プライベートビーチが続くため、海岸伝いにワイキキビーチに行く事は出来ない。

徒歩だと15分くらい掛り、JCBカードを見せると無料で乗車出来る、チンチン電車風のバスに乗った方が便利である。

オアフ島は日本人が多く、様々な日本の旅行社のサービスが行き届いているので、それらのサービスを上手く利用すると、無料であちこちに行けるから、有難いものである。

そんなサービスを知っている、ハワイ通の仲間が居るのは、心強い限りである。
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「ホテル前の光景」
<<ハワイ>>--オアフ島--


ホテルの入り口から、前のアラモアナ通りを眺めた情景である。

コンドミニアム到着後、先ず飲み物や食料品の買出しに出掛けた。

朝食は機内で軽食が出たが、お昼近くなると矢張りお腹が空いて来る。

通りを隔てた角にスーパーが有るので、そこまでおにぎりかそばを食べたくなり、出掛けた次第である。

ホテル付近の便利さは、日本と変わらないと言った所だろう。
違うのは、椰子の木や熱帯植物が多いことだろう。

しばらくは、ホテル付近の光景を載せてみようと思う。
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「乾杯準備」
<<ハワイ>>--オアフ島--


無事ハワイ到着を祝って、乾杯の準備をしている光景。

コンドミニアムの近くにある、ABCスーパーマーケットで、買って来たビールやつまみ類を用意して、これから乾杯と言う事になる。

三人の内では一番若い彼が会計係で、先ずは3人で出し合ったドルの中から共通で必要なものを、彼が纏めて購入すると言った具合である。

だから彼は、今買って来た食材の金額の収支勘定をしているのである。

この方法だと、いちいち各自がお金を持ち歩かなくて済むから、極めて合理的なのである。

私は乾杯の準備やお金の勘定もせず、二人にお任せスタイルで何もせず、正に大名気分と言った所である。
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「居間からの眺め」
<<ハワイ>>--オアフ島--


居間のソファーから立ち上がると、このようなハワイの海が一望出来る。

ベランダに出て、ハワイの爽やかな風に吹かれながら、ビールを飲むのは至福の時と言えるだろう。

左に見えるビルは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのホテルである。

部屋の中はエアコンが効くが、ベランダのガラス戸を開けておくと、爽やかな潮風が部屋を吹き抜けて、エアコン無しで過ごせるくらいだ。

のんびりとソファーに座ってビールを飲んでいると、飛行機の疲れもあり、自然と眠気を覚えるひと時であった。
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「カメラを持って」
<<ハワイ>>--オアフ島--


仲間の一人Kさんが、カメラを持って部屋の内外の様子を撮っている姿。

私と同じように、このコンドミニアムの部屋の中や外の景色を、証拠写真として残しているのだろう。

彼の後ろはキッチンである。

キッチンには大きな冷蔵庫が有り、しこたま買い込んだビールの缶が冷やされている。

一段落したら、皆で先ず無事に着いた事と、これから過ごすハワイの日々の前途を祝って、乾杯と言う事になるのである。
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「寝室」
<<ハワイ>>--オアフ島--


私が独り占めした寝室の光景。

ダブルベットとシングルベットが2つも有るこの部屋を独り占め出来たのは、年の功で気を使ってくれた二人の仲間のお蔭である。

この部屋にはワードローブ、洗面所、浴室まで有るから、全くプライベートが確保出来、自分本位で起居が出来る。

滞在中は我が家に居る時より安眠出来た感がある。

こんな生活を体験しちゃうと、いつの日か再度訪問し、長期滞在をしてみたい気になったものである。
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「コンドミニアムの居間」
<<ハワイ>>--オアフ島--


18階の我々がこれから滞在する居間の光景。

仲間の一人は、早速彼のハワイに住んでいる親戚に電話をしていた。

この居間の他に左右に2つの寝室と、2つの浴室や洗面所などが有り、今の左側には全自動のキッチンが有る。

明るく綺麗で、何とも居心地の良さそうな部屋である。

これから男三人が気侭に滞在するのには、打って付けの居場所のようである。
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「ホテル入り口」
<<ハワイ>>--オアフ島--


我々の宿泊先のイリカイホテルの玄関先の光景。

ホテルとコンドミニアムの有るこの巨大なイリカイホテルは、コンドミニアムだけでも170室も有るのだ。

ご存知のように、コンドミニアムは長期滞在に向いていて、部屋の中にはフルキッチンが付いており、自分たちで料理をしたりして、ホテルの従業員の世話にならないですむから、あたかも自分の別荘のように利用する事が出来る。

だからチップなどの余計な気遣いをしなくて済むから、仲間同士が自由勝手にマイペースで、やりたい事が出来るから実に気楽なものである。

最初に2階の管理人室での、オリエンテーションの後、18階の我々の部屋の鍵を預かって、これから気侭なハワイの生活を満喫出来るかと思うと、これこそリゾート地での過ごし方だなと、開放された気分になったものである。
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「コンドミニアム全景」
<<ハワイ>>--オアフ島--


正面のブルーのビルが、我々がこれから6日間滞在するコンドミニアムである。

と言ってもこのビル全体は、イリカイホテルであり、ホテルの一部がコンドミニアムになっているといった豪華なものなのだ。

ビルの中央を境に、向かって右側がホテル、左側がコンドミニアムになっており、全ての部屋から海を眺めることの出来る造りになっている。

最初想像したのは、一泊4000円という安さから、大きなホテル群に囲まれた、海の見えない小さなビルだと思っていたが、見事に予想は外れた。

さてどんな部屋に案内されるのか、いやが上にも心の高鳴りを覚えたものである。

ちなみに、向かって左に見える茶色のビルは、ヒルトンホテルである。
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「ダウンタウンへ」
<<ハワイ>>--オアフ島--


我々の滞在先へタクシーで向かう。

ハワイもアメリカの一部だから、ホノルル空港からダウンタウンへ向かう高速道路は、アメリカ本国の各都市の空港からの道路と良く似ている。

空港から滞在先のコンドミニアムまでの所要時間は約30分、料金は4000円弱である。

日本よりは、タクシー料金もかなり割安と言った所だろう。

アロハタワーや、アラモアナ・ショッピングセンターを過ぎれば、目的地は直ぐである。

運転手に、行き先をイリカイホテルと言ったら直ぐに分かったから、きっと大きなホテルなのであろう。
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「ハロー・ハワイ」
<<ハワイ>>--ホノルル--


停止した機内から見るホノルル空港の光景。

一見すると日本の地方空港のような感じもするが、何と言っても椰子の木が風で揺れているところが違う。

何年振りのハワイであろうか、懐かしさが思わずこみ上げてくる。

これから展開する、のんびりフリーのハワイ滞在を考えると、気の合った男三人だけの気侭なバカンスも良いものだと思わず頬が緩んでしまう。

先ずは滞在先のコンドミニアムに到着したら、ビールで乾杯しようと、皆で話し合ったものである。

スケジュールの無い今日一日をどう過ごすかは、一杯やりながら決めることとしようか。
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「ランディング」
<<ハワイ>>--ホノルル--


遂にホノルル空港に到着した。

着陸と同時に逆噴射を掛けるから、急激に体は前のめりになる。

懐かしいオアフ島の山々が機内からも遠望出来る。

思わず、お久し振り、と声を掛けたくなるような光景だ。

機内放送で、当機は予定より早くホノルルに到着しました、今日一日のハワイでの休日を楽しまれる事を祈っております、とハワイアンを流しながら、放送していた。

時刻は当地時間で朝の8:50分、一日が有効に使えるのは何よりである。
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「着陸寸前」
<<ハワイ>>--ホノルル上空--


搭乗機は更に高度を下げ、ランディング寸前となった。

此処まで高度が下がると、道を走っている車などが見えるようになる。

手前にも、もう一つゴルフコースが見えるが、こちらの方がコースとしては良いように思える。

さら地になっている白い砂地は、多分これから新しいゴルフコースを作るための造成地なのであろう。

アメリカの凄い所は、ハワイ島の溶岩地帯や、パームスプリングスなどの砂漠地帯に、あっと言う間に見事なコースを作ってしまうことである。

まるで一夜にして、緑豊かなゴルフコースを主体としたリゾート地が誕生する感がするから、目を見張るのである。
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「着陸態勢」
<<ハワイ>>--ホノルル上空--


搭乗機はホノルル上空に差し掛かり、着陸態勢に入った。

既に三度目のハワイだが、見慣れた光景が目に飛び込んで来て、今回も懐かしのハワイに到着するんだなという感慨に浸ったものである。

眼下にはゴルフ場が見え、ひょっとしてこのゴルフ場でプレーするのかなと思ったが、実際はコースの周りに別荘が建ち並ぶ、もっと優雅なゴルフ場であった。

さてこれからどんな日々が展開するのかと、期待に膨らむ一瞬であった。

矢張りハワイの海は、明るく海の色が鮮やかな感じがするのである。
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「日付変更線上空」
<<アメリカ>>--太平洋上--


日付変更線を過ぎてしばらく飛行すると、太陽が機体に当り始めた。

下界はまだ夜明け前だが、1万メートルの上空は、既に朝の気配である。

座席前のテレビ画面で、映画を二本見た後、うつらうつらして目を開けたら、既にこんな光景が眼前に現れていた。

感心したのは約8時間のフライトの間、フライト・アテンダントの女性たちは、ずっと働き続けていた事だ。

その中の一人の女性に、本当に大変な仕事ですね、と声を掛けたら、最初は大変だったけれど、もう慣れましたと、にこやかに返事が返ってきた。

一見華やかに見える国際線の乗務員の彼女達だが、狭い機内で絶えず乗客のサービスに努める業務は、相当の体力が必要だなと、痛感したものである。
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「搭乗カウンター」
<<日本>>--成田--


搭乗口が開こうとしている直前の待合室の光景。

ホノルルに向かう便は空いているかと思いきや、全席満席であった。

午後9時のフライトを前に、8時半からの搭乗開始だから、後6分である。

最近搭乗受付で大きく変わったのは、搭乗を座席番号が後席から順に受け付ける事と、搭乗券を以前は切り離して小さい半券を搭乗者に渡したのに対して、今は読み取り機で搭乗券を読み取って、そのまま渡す事である。

カウンター脇に50~81と表示しているのは、座席番号がこれに該当する人から搭乗受付をするということである。

搭乗券を読み取るだけで済むのは、ゴミの排出量も少ないから、省エネにも役立つ事であろう。

ちょっとしたアイディアと改良だが、長い列を作って並ばなくても済むし、少しずつ搭乗業務も効率化されるものだと感心した次第である。
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「夜の出発便」
<<日本>>--成田--


これから我々が搭乗しようとしている9時離陸のJAL便である。

人気の無い空港は、遠くの夜景の中にひっそりと静まり返っている。

昼間の離発着のラッシュアワーと違って、ゆったりとした夜便も良いものだなと思ったものだ。

特に慌しく家を出発しなくて済むのが何よりも有難い。

機内で出る夕食に合わせて、無料のアルコール類を注文し、後はぐっすりと寝込めば朝ハワイに着くのだから、一日を無駄なく使えるといった寸法である。

巨大なジャンボ機の機体は、今や遅しと我々の搭乗を待っているようであった。
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「免税店にて」
<<日本>>--成田--


早目のチェックインを済ませ、ウィンドショッピングを楽しむ。

先ずはハワイ到着時のコンドミニアムでの寝酒用に、スコッチのシーバスリーガル12年物を購入。

今回は、何度もハワイを訪れているハワイ通の仲間のお陰で、全て彼にお任せスタイルの気楽な旅であった。

私の後ろで、クレジットカードのサインをしているのがその彼である。

彼の親戚が、ハワイに移住している事もあり、年に一度くらいはハワイに行っているとの事であった。

私も長女夫婦がアメリカに滞在していた頃には、良くアメリカに行ったものだと、懐かしい思い出に浸っていたものである。
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「夜の成田空港」
<<日本>>--成田--


夜7時過ぎの、成田空港第二旅客ターミナルの出発ロビーは閑散としていた。

今回のハワイ行きのフライト時間は、午後9時である。

何時もは海外へ出発する客でごった返す空港も、夏休みの終わりも直前にしたこの時期の夜は、ご覧のような静けさであった。

今回同行する仲間二人が、Hカウンターの待ち合わせ席にぽつんと座っている。

海外に行く時に何時も思うのだが、フライト前のこのひと時が旅の展開を前にして、一番心弾む時のように思われるのである。

さて今回は、どんなハワイの休日が始まるのであろうか。
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「部屋からの眺め」
<<ハワイ>>--オアフ島--


昨晩無事ハワイから帰国しました。

今回はゴルフプレーを目的とした、ツアーでない滞在型の旅行であった。

19時間の時差があるハワイは、日本を24日の夜出発し、同じ24日の朝の到着であった。

健保組合のコンドミニアムでの滞在だったので、ちょっと質が落ちるかと思ったが、予想に反し部屋が三室も有る、目を見張るようなすばらしい部屋であった。

ハワイ通の仲間のお陰で、18階のベランダからの眺めは、ご覧のような眺望であり、此処に滞在出来る喜びを先ず噛み締めたものである。

インド紀行は途中だが、しばらくはハワイの休日をご覧頂きたいと思う。
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