「談笑」
<<インド>>--ヴァラナシ--


何処の国でも、女性は立ち話が好きである。

道端でサリーの女性が二人、話に花が咲いているようである。

二人は友達なのか親子なのか知る由もないが、賑やかな街の喧騒を他所に、二人だけの世界に浸っているようである。

サリーは、インドの女性の民族衣装だと言うことは知っていたが、実際にインドに行って見て、今でもほとんどの女性がサリーを着ている事に、驚いたものである。

たぶんインド女性にとって、サリーを着ることは、インド女性の誇りであると思っているのであろうと感じたほどであった。

日本では和服を着ることが、特別の時以外稀になってしまったが、最近若者層の間で、日本古来の和服の良さを見直す傾向が出てきたと、ニュースで報じられていたが、ちょっと嬉しい話題である。