2009 01/17 06:45
Category : 日記
<<インド>>--ヴァラナシ--
一見何の変哲も無い光景だが、此処に映し出されているものは驚愕に値する。
何が驚きかって…こちらを見る少年か少女か見分けが付かない、可愛い子供の大きな目ではない。
店先に立て掛けられている梯子らしき物である。
アラムさんが、あれは何だか分かりますかと聞いたので、即座に梯子と答えた。
しかしそれは見事に外れ、何と死者の遺体をこの梯子状の上に横たえて、ガンジス河まで担いで運ぶ道具なのだと言う。
更にその脇で売られている綺麗な布は、死者に掛ける聖布なのである。
この話を聞いた後、二件ばかり実際に遺体を運んでいる場面に遭遇したものである。
ガンジス河沿いに有る火葬場も見学したが、撮影禁止であり、その場面はお見せ出来ないが、ガンジス河が一望出来るその場所は、無蓋の広い場所で、たくさんの遺体が荼毘に付されていた。
例えようのない匂いが周囲に立ち込め、鼻を摘んで周囲を一巡したものである。
灰になった遺体は、係員がガンジス河にスコップで投げ込んでいた。
こうして人間は、聖なる河に還る事により、昇天出来るのだと言う。
一見何の変哲も無い光景だが、此処に映し出されているものは驚愕に値する。
何が驚きかって…こちらを見る少年か少女か見分けが付かない、可愛い子供の大きな目ではない。
店先に立て掛けられている梯子らしき物である。
アラムさんが、あれは何だか分かりますかと聞いたので、即座に梯子と答えた。
しかしそれは見事に外れ、何と死者の遺体をこの梯子状の上に横たえて、ガンジス河まで担いで運ぶ道具なのだと言う。
更にその脇で売られている綺麗な布は、死者に掛ける聖布なのである。
この話を聞いた後、二件ばかり実際に遺体を運んでいる場面に遭遇したものである。
ガンジス河沿いに有る火葬場も見学したが、撮影禁止であり、その場面はお見せ出来ないが、ガンジス河が一望出来るその場所は、無蓋の広い場所で、たくさんの遺体が荼毘に付されていた。
例えようのない匂いが周囲に立ち込め、鼻を摘んで周囲を一巡したものである。
灰になった遺体は、係員がガンジス河にスコップで投げ込んでいた。
こうして人間は、聖なる河に還る事により、昇天出来るのだと言う。