2008年05月の記事


「ホテルからの眺め」
<<インドネシア>>--バリ島--


3日目以降に宿泊したコマネカ・リゾート・ホテルの部屋から眺める田園風景。

前半はサヌールのシーサイドのホテルであったが、後半はウブドの繁華街、モンキー・フォーレストの真ん中に有るこのホテルに宿泊した。

通りに面した入口はたくさんの商店やホテルが軒を連ねているが、一歩邸内に入ると別天地が開ける。

こんな光景を部屋から眺めながら、ベランダに出てワヤン君が差し入れてくれた椰子酒のアラックをちびちびやりながら、のんびり宿泊出来るのは、正に至福の時といえるだろう。

コマネカの名前は、ウブドに有る有名な美術館、コマネカ美術館の経営者の名前に由来する。

だからホテルの入口の脇にも小美術館が有り、脇の池の中には芸術的なモダンアートの作品が置かれていた。
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「ガイド試験④」
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ティルタ・エンプル寺院の境内でのワヤン君のガイド試験時のスナップ。

この写真をみた瞬間に、此処がどこの寺院だか直ぐに分かった。

写真を見て、それが何処の場所だか分かる様になった私は、有る程度のバリ通と言えるだろうか。

試験を受けるメンバーのポロシャツは、皆ワッペンの付いた共通の物であるようだが、頭のウデンや腰布のサロンはそれぞれ自前の物のようであり、カラフルで面白い。

どうやらワヤン君は、余り派手な物を好まず、シックな柄を好むようであるがどうであろうか。
額には神の前で祈る際につける、生米を貼っている様な気がするが…

前にも記したが、この聖池を有する寺院の丘の上には、デビ夫人の別荘が有る場所である。
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「ガイド試験③」
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ブサキ寺院の階段頂上でスナップに応じるワヤン君。

同じガイド試験に参加した仲間に撮って貰った写真だろうか。

このスタイルが、寺院に入る際の略式正装である。
公式行事に参加する場合は、上に「サッパリ」と言う日本の学生服のような上着を着る。

国によって服装も随分違うものだと感心するのである。
私もさる寺院の大きな祭礼に参加した時は、ワヤン君に用意してもらった上着を着用したものである。

それにしても脇で石段に座っている欧米人の何と行儀の悪い事か。
バリの衣装を身に着ければそれで良いというものではないような気がする。
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「ガイド試験②」
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ワヤン君から送られて来た写真の第二弾である。

昨日の写真はバリ島の総本山ブサキ寺院で行われた、ガイド実地試験の模様を鳥瞰図で撮った物であったが、今日の写真は仰観図である。

幾つかのグループに分かれていて、それぞれ先生がこの寺院の歴史や構成などを説明するらしい。
試験は二ヶ月間に亘り、バリ島の歴史やバリ・ヒンズー教の生い立ち、数ある寺院や名所旧跡などを学ぶのだと言う。

確かに、ガイドになるためには観光客の母国語を話すだけでは、仕事にならない。

それぞれの観光地に付いて確りと説明
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「ガイド試験」
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昨日ワヤン君から送られて来た写真である。

一昨日バリ島の総本山ブサキ寺院で行われた、ガイド実地試験の模様である。
この日参加したガイド試験受験者は1200人であったとの事であった。

これだけたくさんのガイド候補者がブサキ寺院の頂上を目指している様子は壮観で有る。
胸にワッペンを貼っているのが受験者であろうか。
観光地であるバリには現在約7000人のガイドが居ると言う。

彼もその中の一人だが、日本語を流暢に喋れるガイドは余り多くはないであろう。

観光客の大多数が欧米人であるバリでは、英語を話すガイドが大多数を占めるのであろう。

しかし最近は中国、ロシア、韓国からの観光客も増えていると言う。
彼も今は韓国語をマスターするために、学校に通っている。
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「棚田の前で②」
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前載の写真と同じ場所で、ワヤン君に撮ってもらったスナップ。

背景が明るいのでストロボを炊いたが、ちょっと顔が照かってしまったようだ。

仲間が頭に被っていたのとはちょっと違う柄のウダン(帽子)である。

私のはあらかじめ帽子の形が出来ていて、それを被るだけで済むようになっている。

この帽子と、腰に巻くサロン(腰巻)一式をワヤン君にお土産に貰ってしまった。

これでバリ島の祭りや儀式などの公式行事には、何時でも参加出来る衣装は揃った訳だが、一人で着用する事が出来ないので、次のバリ行きまで家に仕舞ってあると言った状態である。
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「棚田の前で」
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のんびりと棚田を鑑賞する仲間たち。

棚田の前にはこんな休憩所が有る。

のんびりと腰掛けて眺めていると、時間がゆっくり流れているような気がする。

竹と萱で作られただけの小屋のようだが、流石バリだけあって、竹で作られた縁も芸術的である。

彼らが頭に被っているウダン(帽子)はワヤン君が一枚の布から、巧みに折り曲げて彼らに被せた物だが、実に巧妙に彼らに合うように細工するものだと、感心して眺めていたものである。
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「薬草」
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テガラランの棚田のそばの店でこんな薬草を売っていた。

何かの木の根っ子のようであるが、名前を聞いたが忘れてしまった。

値段の表示も無く店のような構えになって居ないので、薬草を乾しているのかと思ったが、ドリアンや果物などが並べて有るところを見ると、矢張り売店らしい。

店番も見当たらず、誰かが持って行っても分からないような雰囲気なのが、如何にものんびりしたバリらしい光景だと思いながら通過した。
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「ワヤン君」
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トレッキングの写真と一緒に送られて来た彼の最近の姿。

誰に何処で撮ってもらった写真なのか、解説が無いので分からないが、赤のポロシャツが良く似合う。

バリは一年を通じて、常に平均気温が28度だから、何時もこんな姿で過ごせるのは羨ましい。
丁度今日の気候がバリの常温のようである。

同じ東南アジアでも、全くの異文化の国だから、高層ビルなどは無く、芸術性が高くリゾート性も有り、人間も穏やかな人が多い島なので、今では日本でもバリブームが起きていると言えよう。

しかし観光地として急激に俗化される事無く、何時までも素朴なバリであって欲しいと願うばかりである。
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「収穫②」
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脱穀した稲を袋に積める作業をしているお百姓さんたち。

ワヤン君も袋を持ってポーズを付けている。
作業を手伝っているのか、それともちょっと袋を借用して、sebali村トレッキングの女性に撮って貰ったのか…

遠くからは、籠を持った人がやってくる。
どうやら刈り取った稲を、その場で脱穀して、袋に摘めて持ち帰るようである。

こんな光景を眺めていると、ミレーの落穂拾いの絵を思い出しそうな、のどかな田園風景である。
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「稲刈りへ」
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農作業に向かうsebali村のお百姓さんたちの光景。

矢張り村の働き手は女性が中心のようである。
堂々と胸を張って、たわわに実る稲穂の畦道を歩いて来る。

農作業が嫌だという感じは微塵も無く、皆の顔は明るさで眩しいくらいだ。

ワヤン君の指示なのか、トレッキング途中の日本女性達は、脇によけてお百姓さん達に道を譲っている。

国の違う人同士が、こうして笑顔でエールの交換をするのは、見ていて心が和む物である。
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「稲刈りへ」
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農作業に向かうsebali村のお百姓さんたちの光景。

矢張り村の働き手は女性が中心のようである。
堂々と胸を張って、たわわに実る稲穂の畦道を歩いて来る。

農作業が嫌だという感じは微塵も無く、皆の顔は明るさで眩しいくらいだ。

ワヤン君の指示なのか、トレッキング途中の日本女性達は、脇によけてお百姓さん達に道を譲っている。

国の違う人同士が、こうして笑顔でエールの交換をするのは、見ていて心が和む物である。
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「稲刈りへ」
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農作業に向かうsebali村のお百姓さんたちの光景。

矢張り村の働き手は女性が中心のようである。
堂々と胸を張って、たわわに実る稲穂の畦道を歩いて来る。

農作業が嫌だという感じは微塵も無く、皆の顔は明るさで眩しいくらいだ。

ワヤン君の指示なのか、トレッキング途中の日本女性達は、脇によけてお百姓さん達に道を譲っている。

国の違う人同士が、こうして笑顔でエールの交換をするのは、見ていて心が和む物である。
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「稲刈りへ」
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農作業に向かうsebali村のお百姓さんたちの光景。

矢張り村の働き手は女性が中心のようである。
堂々と胸を張って、たわわに実る稲穂の畦道を歩いて来る。

農作業が嫌だという感じは微塵も無く、皆の顔は明るさで眩しいくらいだ。

ワヤン君の指示なのか、トレッキング途中の日本女性達は、脇によけてお百姓さん達に道を譲っている。

国の違う人同士が、こうして笑顔でエールの交換をするのは、見ていて心が和む物である。
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「稲刈りへ」
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農作業に向かうsebali村のお百姓さんたちの光景。

矢張り村の働き手は女性が中心のようである。
堂々と胸を張って、たわわに実る稲穂の畦道を歩いて来る。

農作業が嫌だという感じは微塵も無く、皆の顔は明るさで眩しいくらいだ。

ワヤン君の指示なのか、トレッキング途中の日本女性達は、脇によけてお百姓さん達に道を譲っている。

国の違う人同士が、こうして笑顔でエールの交換をするのは、見ていて心が和む物である。
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「トレッキング②」
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これもsebali村のトレッキングの途中で見掛けた光景のようである。

ワヤン君のカメラ技術も、目の付け所がすばらしくなったと言える一枚であろう。

通り過ぎる日本女性達の傍らで、裸の子供に岩から湧き出ている清水で、体を洗ってやっているのだろうか。

子供の面倒を見ているのは、若いお母さんなのか、それとも姉さんなのか。

このような光景を、私もバリに居る時に、通り過ぎる川原で見掛けたものである。

自然の中での沐浴は、子供にとってもさぞ気持ちの良いものであろう。
脇でその様子を見守る少年の、振り返った笑顔が素敵である。
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「トレッキング」
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日本から来た女性旅行者を連れて、sebali村のトレッキングに行った時の光景だと言う。

ウブドの田舎に行くと、未だにこのような光景が見られることに驚いた。

これもワヤン君が送ってくれた写真だが、30年前のバリに戻ったような情景だ。

この上半身裸で裸足で歩くお婆さんは、こうして毎日薪木拾いに森の中に出掛けるのであろうか。

通り過ぎる日本女性のスタイルを見ると、紛れも無く現代の光景である。

メインの通りでは、車やバイクが行き交うバリで有るが、一歩中心街を離れると、このような光景を目にすることが出来るのは、正に現代と過去が一緒くたに同居している島と言えるだろう。
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「収穫」
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昨晩ワヤン君から送られて来た写真である。

何というすばらしい叙情的な光景であろうか。
彼の撮る写真も、かなり芸術性が高くなって来たように感じられる。

手前の石の祭壇は、SRIと言う稲田を守る女性の神を象徴した物だと解説が有った。
稲田を守る神には、この他にDEWIと言う石の祠が有るとの事であるが、これも女性の神で有るという。

この写真はsebali村の稲田をトレッキングした時に撮った物だとの事で有るが、
収穫した稲を頭に載せて歩いて来る女性たちの姿に、自然への恵みの喜びと感謝が溢れているようにさえ感じられる一枚である。
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「棚田④」
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再び棚田の光景に戻った。

人の居ない風景も落ち着いて良いものである。

緑一色の光景の中に、手前に生えている観葉植物を配してみた。

ネットフレンドに教えてもらったのだが、この赤い植物はコルジリネ・テルミナリスと言う南国の観葉植物だという事であった。

休憩をする小屋の床に腰掛けて、のんびりとこの光景を眺めていると、ついうとうとと眠気を感じたのを今でも覚えている。
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「火葬式④」
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張子の牛と共に荼毘に付される火葬式の光景。

この牛の中には幾つかの遺体が収められている。

遺体といっても王族の遺体と違い、ワヤン君の祖母がそうであったように、一年前に土葬したものを再度掘り起こして納めて有るので、ほとんどが骨と皮ばかりだから、幾つか収容出来るのだ。

こうして身近な動物であり、働き手である牛と一緒に火葬する事によって、安らかに天国に行けるというのであろう。

インドのようにガンジス川に水葬したり、四つに組まれた薪の上に直に遺体を置いて火葬にするのではなく、立派に造られた張子と共に荼毘に付されるのだから、矢張り芸術の村と言えるだろう。
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「火葬式③」
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火葬に施す遺体が到着するのを待つ人々の光景。

昨日の写真と順番が逆になったが、王族の棺が到着するのを今や遅しと待ち侘びる関係者の様子である。
写真では見えないが、巨大な竹梯子の背景には、様々な塔や輿が並べられているのだ。

前日の写真と同じような光景だが、広角側で撮ったこの写真もバリの村の光景が写し込まれているので、捨て難く再度載せてみた。
村人に混じって観光客の姿なども散見出来る。

私も年中行事の中でも、ビックイベントの一つであるこの火葬式の光景を、チャンスが有れば見たいと思っている。
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「火葬式②」
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火葬に施す遺体の収まった棺を塔の上に運び挙げる様子。

竹で作られた梯子を使い塔の上に安置されるのは王族の棺だけのようだ。
子の火葬式で荼毘に施される他の遺体は、張子の牛の中などである。

白い布で包まれた棺を、塔の上まで人力で運び挙げる作業は、かなり大変なようである。
途中で落としてしまっては、それこそ一大事だ。

この儀式は昔からずっと行われているようであり、美術館で見る絵画などにもその様子が克明に描かれている。

日本の神道と同じように、バリでは人の死は自然に帰る事の出来る時であり、これらの儀式は全てお祭りとして扱われているのである。
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「火葬式」
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此処で、ちょっと前にワヤン君から送られて来た、バリの奇祭の写真をご紹介しよう。

日本では決して見ることの出来ない、火葬の儀式である。
バリの王族などが亡くなると、年に1回壮大な火葬が寺院で行われるのだ。

このような竹で出来た、高い塔を寺院まで搬送する。
この塔の後ろには、牛の張子や遺体を収納した棺などの輿が続く。

寺院に到着した塔の中の上段に、高い梯子を掛けて遺体を搬入し、塔ごと荼毘に付すのだ。
火勢がかなり激しいので、消防車などが出動し周りを取り囲む。

昨年ワヤン君の祖母も、この火葬式の際、張子の牛の中に納められ、荼毘に付されたと聞く。

王族の火葬式に、共に葬られた祖母を持つワヤン家も、きっとバリでは名家の一つなのであろう。
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「チャンプアン橋」
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ウブドに有る昔の名残を残す吊橋。

ワヤン君が送って来た写真に、この橋の解説は無かったが、多分チャンプアン橋だと思う。
旧来のこの吊橋に併設されている右側の新しい橋に見覚えが有るからだ。

橋の真ん中に立っているのは、彼が案内した日本女性のようである。
橋の底板が一部破損して、そこから真下の渓谷が見えるのではないだろうか。

そんな野性味の有るこの橋は、一体何時頃作られたのだろうか。
緑豊かな、こんなムードの有る橋を、いつかは渡ってみたいものである。
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「35才のワヤン君」
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昨日35才の誕生日を迎えたワヤン君のスナップ。

昨日が彼の誕生日だったので、お祝いのメールを送ったら、彼から夕方晩酌をしている時に国際電話が掛かってきた。
今、マヤ・ウブドのホテルでお客さんを待っている所だけど、時間が有るので電話したとのこと。

ずっとゴールデンウィークから、仕事が忙しかったとのことであった。
夜になって、更に彼からメールと一緒に写真を送ってきたので載せてみた。

36才になった彼の当日のスナップ写真である。
どうやら一人旅の日本女性をどこかの寺院に案内した時に、彼女に撮って貰った写真らしい。

誕生日の初仕事が、若い女性との二人旅であったのは、彼の将来の伴侶を暗示する出来事であった事を期待したい。
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「旅仲間」
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テガラランの棚田をバックにワヤン君のカメラに収まる旅の仲間たち。

このメンバーでの海外研修旅行も今年で4回目を迎える。
現役組3人、引退組2名のメンバーだが、こうしてそれぞれ同業他社の気の合うメンバーが、揃って海外旅行を出来るのは、珍しい事だと皆に言われる。

それぞれが各社で真面目に勤め上げて来たから、出来る事なのだなと思う次第である。

様々な国を探訪し、異文化に触れることで、日本を見直すことが出来るのではないかと意見が一致し、始まった年中行事である。
何より、気心の知れた仲間との旅行は楽しいものである。

それぞれが公私に亘り、旅行をするには問題ね抱えているが、無理をせず可能な限り続けたいものだと、話し合っている昨今である。
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「農作業」
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テガラランの棚田で農作業をする農夫の姿。

狭い畦道を頭に大きな籠を載せて歩いてくる。
田の草取りでもしたのだろうか、こんな細い畦道をバランスを取りながら歩くのは、さぞ大変だろうと見ていてはらはらする。

雑草もたくさん生えるであろうから、高低差の有る棚田を上り下りするのは、尋常の体力では続かないのではないかと、想像できる。

裸足で農作業をするこんな光景は、日本では一体何時頃の事だったろうかと考えたが、恐らく私が少年時代までだったろうと、しみじみ昔を懐かしむのであった。
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「棚田③」
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テガラランの棚田をたった一人でトレッキングする若い女性。

まるで一服の絵を見るような清々しい光景である。

多分日本の女性と思われるこの人は、健脚にものを言わせて、緑の棚田の中を足取りも軽く、すいすいと登っていく。

若いという事はすばらしいものだと、この光景を眺めていて羨ましく感じたものである。

最近の日本女性は、一人でバリに行くケースが増えていると、ワヤン君が言っていた。
しかも数回に亘って訪れる人が多いとか…癒しの島、バリに嵌まってしまう人が多いのは頷けるのである。
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「棚田②」
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テガラランの棚田のズームアップした光景。

女性が棚田の畦道を荷物を持って歩いている。
田圃で農作業をしているご主人に、弁当でも運んでいるのだろうか。
手に持っているのはポットのように見受けられる。

下の方には、微かにトレッキングでもしているような日本人の女性らしき人影が散見出来る。

遠くで見ると棚田を支える壁は良く分からなかったが、こうして見るとどうやら土を固めただけのように思える。
日本では石垣で棚田を固定している光景を良く見るが、こんな泥を固めただけで、崩れる事は無いのであろうか。
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「棚田」
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ウブドに有るバリの棚田の中でも有名な、テガラランの棚田の光景。

ゴールデンウィークに相応しい緑一色の風景を載せてみた。
日本にも棚田は有るが、こんな急斜面の複雑な地形の中に造られた棚田は、珍しいのではないだろうか。

バリは常夏なので稲作は三毛作くらいが通常だと言われているが、絶えずこんな狭領の土地を耕し続けるのは、並大抵の事ではないだろう。

しかし何時来て見ても、このように見事に稲穂が揃っている所を見ると、バリのお百姓さんも働き者なのだなと、感心するのである。

眺めは実にすばらしいが、此処を維持する人々の努力は、並大抵の事ではないであろう。
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「聖池のほとりで」
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ティルタ・エンプル寺院の聖池の淵に腰をかけてワヤン君に撮ってもらったスナップ。

とてもこの池に入って沐浴をする勇気は無い。
せめて記念にと池をバックにカメラに収まった。

沐浴の習慣の無い我々メンバーには、此処で火照った体を冷やして見ようなどと思う人間は居らず、他人の沐浴姿を眺めているだけであった。

それに現地の人々は、ちゃんと着替えを用意して来ており、沐浴の後は要領良く、着替えを終えてさっぱりした姿で帰って行くのだ。

それにしても着替える場所など何処にも無く、バスタオルを腰に巻いて新しいサロンに着替える様など、実に見事な物だと、妙な事に感心したものである。
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「祈りを待つ人々」
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ティルタ・エンプル寺院の祭壇の前に供物を備え終わるのを、地べたに座って待つ老人と子供達。

どうやら祭壇に、自分達が持って来た供物を供えるのは、主婦達の役目らしい。
それが終わると、全員でこうして地べたに座って、鈴を鳴らしながら祈りの声を唱和するのだ。

祈り声には節が付けられており、一種独特の雰囲気が周囲に醸し出される。

それは何処の国のものとも異なり、ちょっとうら悲しさを感じさせる、バリ・ヒンズー教独特のものであった。
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「シークレット・サービス」
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ティルタ・エンプル寺院に見学に来た前大統領の実弟のシークレットサービス。

インドネシアの前大統領メガワティさん(女性)の実弟が寺院を見学に来ていると、ワヤン君が教えてくれた。
どれがその当人なのか、ワヤン君が説明してくれるのだが、良く分からない。

私はこのシークレットサービスの男性の柔和で教養の有りそうな風貌に惹かれて、この人がそうなのかと写真を撮ってみたのだが、違っていたようだ。

矢張り高官に付き添う人間は、容貌までどこか気品が有るように感じたものである。
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「供える」
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ティルタ・エンプル寺院に様々な供物を並べる信者達。

一族で此処までやって来たと思しき一行が、台の上に持参した供物を乗せている。

女性中心のこの一行は、一体何処からやってきたのだろうか。
寺院に入る時の正装をしているから、見学ではなく、祈りに来たようである。

この後全員が地べたに座り、寺院に向かって鈴を鳴らしながら、日本で言うご詠歌のようなお経を全員で唱和していた。
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