「散策」
--サヌール--


サヌールの街をぶらぶらと散策する仲間たち。

時間に制限されず、のんびりと街の中を散策するのも楽しいものである。

時折家の中から、外を歩く我々に声が掛るのも面白い。
何を言っているのか分からぬが、英語で返事をすると英語が返ってくる。

此処では母国語と英語が喋れるのが、生活には必要なようである。
私が此処を通り過ぎる時、左の家の庭に入る女の子が、笑いながら声を掛けて来た。

私がそこで皆で何をしているのか聞いたら、神に奉げる器を編んでいるのだと言っていた。

ここではまだ自給自足が当たり前のようである。