「物語創造」、その担い手豊かに 地方都市の壮大な試み250111
 それは22年7月14日のことであった。
 名称は固まっていないようでもあるけれど、主宰者は下記のように伝えてきました、よ。
  「宥紹さんと歩く<ぶ・ぶ・る>1st」。
 7月月末に「児童集めて中心街歩き」が大人の催事に変更された。

 <ぶ・ぶ・る>には「注」が記載されていました。「歩く=遊ぶ」「考える=学ぶ」「(終わって、実施できた自身を)褒める」の末尾をあつめた、造語である、と。
 6月の月初め。中央図書館の催事での話の内容。

 本市の中心街「北大通 きたおおどおり」(そう読み、「ほくだいどおり」とは、読まない)の話をした。
 筆者は「観光や文学、映画ロケ舞台のマップはたくさんある」。
 「が、市民は観光客用と決め込み、生涯学習教材で活用しない」。

 聴いてくださった女性の方が、時間を置かずに反応された。
 「着想がおもしろい」「話のとおり、歩こうではないか」。10指に及ぶ方が、受け止められた。
 1945年7月14、15日。本市がうけた米軍空襲を記憶し、二日の間、平和記念公園で催事を営む<市民にエール>を盛り込む催事となった。

 以来14回。来る25年1月11日には15thの催事に至る。
 船魂祭の日、釧路川べりに係留される漁船を眺望できる釧路フィッシャーマンズMOOを会場に催行、と。
 「良いではないですかー」「絶好の日よりに唯一無二の会場」。そう讃えた。

 少しずつ、中心街で催事が計画されている。力強いことではないか。
 「ぶ・ぶ・る」もベースは歩く。重ねて「訪問ポイントで物語をつくる」「遠野市の語り部の里」をめざす。
 「ぶ・ぶ・る」は「ノウハウを引き出す」ステージなのだ。

 12月4日から6話に及ぶ企画記事が、市内を中心に配布する紙面で展開されている。
 そのタイトルを掲載画像で載せた。多様な試みが<健康>をキーワードに紹介されている。
 いずこの地でも、いずれの時でも構わない。地域に<物語創造>の提案が豊富になることを。

「物語創造」、その担い手豊かに 地方都市の壮大な試み250111