21世紀もまもなく四半世紀 北海道東部の日出230101
2023年が明けました。黎明の早い北海道東部では、午前7時が日出の刻限時刻です。

 新しい世紀もすでに四半分に近づいています。
 本邦最後の坑内掘り炭鉱の閉山、地域産針葉樹の資源立地型加工業の典型たる新聞用紙工場の機械停止。
 新世紀は20世紀を彩った原材料の素材加工型産業が撤退する時代の始まりとなってきました。

 多様なモノ、情報、システムがあふれる今、時に<選ばれる>存在でなければ。
 大量生産と大量消費。売れ筋商品とお手頃価格。軽薄・短小。
 もてはやされるも、量より質、無国籍の味より本当のおいしさ、本来のうま味。

 分断がすすむ一方、一元化の枠組み途上にある今、<つなぐ論理>の構築。
 気がつくとネットはgoogleやらappleやら、Amazonなど。
 金融は三菱やら三井の支配力が高く寡占化がすすむも、国民はズタズタ。

 個の質量豊富化、深層・構造・論理的思考の深化。
 立法・行政・司法の三権が独立性を失い、政治と宗教にご都合主義が発生、学術会議に口を挟んで政治が学問を支配。
 主権者を甘くみている哲学不在の政治家を選ぶ国民を、メディア・スポーツ・政治は一体化して誘導していまいか。

 21世紀もまもなく四半世紀 北海道東部の日出230101