空き店舗地に「心のモニュメント」 北大通を歩こう会3月例会210311
 空き店舗地に「心のモニュメント」 北大通を歩こう会3月例会210311。
 


 見出しに大きく「店舗巡り活性化考え」、続けて「80人参加 北大通歩いて楽しむ」。
 いつもは10人そこそこの催事。この日は市議、市職員、学生参加で、盛り上がった。そう伝えている。

 議会の本会議質問に「鉄道高架橋の是非」が議論されたことから、主催者が働きかけを行ったということ。
 記事に「約80人の参加者が市の中心街について考えた」。参加者のコメントはわずかに一つ。
 「これまで一人で入る勇気がなく初めての店がほとんどだったが、おしゃれな店が多いと思った」。
 コメントの学生が、本市出身の公立学校の在籍学生20歳というところが、救われる。

 <釧路市内の釧路駅前から幣舞橋までの専門店を訪問しながら街歩きを楽しむ>。それが「北大通を歩こう会」の趣旨。
 2009年2月11日に歩き始めて以来毎月2回続ける。代表は岡澤敦子さん、この日は「13年目になると」。

 なんどか参加させてもらっている。報道の催事は欠席するすも。
 毎回、テーマを自分なりに設定。よく設定するのは、「空き店舗地に「心のモニュメント」 つくり。

 北大通3丁目の大型集合住宅進出の前は くしろデパート
 北大通5丁目「くしろまち中横丁」には 小松金物店
 その向かいの北大通5丁目には     安本金物店
 北大通8丁目の釧路信用金庫本店には  米内印刷株式会社

 在来の商店開業地は今、そのヨスガもなく。そこに記憶に生きるモニュメントをつくり、その由緒をネットで発信。

 「釧路駅の高架」「中心市街地のまちづくり」。
 議論も大事ながら、オンリーワンの資源を発掘し、体系化のうえに高い付加価値を創出するため、「なにが出来るか」が重要ではないか。