サルシナイ川 ミオウ筋
源流部が二カ所残るのみのサルシナイ川。源流部は緑ケ岡公園に包まれている。

バス路線のもっとも低地が川跡。ここから短大、高校、大学グランドを経て、釧路川までのびる一筋の河川。

源流部の公園に<桜>が植樹され、将来が楽しみ。短大キャンパスは<紅葉>の夕映えが魅力。

校舎の西側には、落日、夕焼けが光彩をはなち、釧路仏舎利塔をくわえたシェルエットが鮮やか。

中流部の高校グランドでは甲子園をめざすも宿願果たせぬ球児が、夢を今日も追いかける。

学園台橋をすぎたところ で旧市営グランド。丘陵部に鎮座の<運動神社>は、姿を消した。神様はいずこに。

ここをすぎて流れは大きく西から北に方角を変える。モシリヤチャシ跡は国指定史跡。

やがて旧釧路臨港鉄道(株)の城山駅跡をすぎたところで、釧路川に流入。今は記憶のサルシナイ川。

往時は炭鉱の支柱用材の流送で、盛事を画すや。