教養とは他人の意見を聞くこと 新渡戸稲造 KETV171128夜


教養とは他人の意見を聞くこと 新渡戸稲造 KETV171128夜

 不寛容社会を生きる道しるべ.そのタイトルで「知恵泉」は新渡戸稲造をとりあげる.

 知恵1=「
教養とは他人の意見を聞くこと」.「奥にある真意をきくこと」とも、通訳.

 一高改革に乗りだし、「東大一高を教育しても、日本の教育水準が上がるわけではない」.

 (以下、番組案内)
 旧5千円札に描かれたものの日本人の認知度が低い新渡戸稲造。
 しかし教育者・国際人など数多くの顔を持つ新渡戸の考えには「不寛容」と言われる現代によく効く知恵が満載。

 明治39年、第一高等学校の校長に就任した新渡戸は、開口一番「社交性を身につけよ!」と訓示。学生たちから猛反発を受ける。
 新渡戸は、現代にも通底する「教養のあり方」に異を唱えたのだ。 
 「一部のエリート」と「大衆」が分断している国家は大国ではないという考えのもと、「特権階級意識」に警鐘を鳴らし、一般市民には自己啓発をいざなう。

 新渡戸が「納豆売りの女性」から気付かされたという真の教養とはどういうモノなのか?