改装で「入場者数は3倍以上に」 ドイツ・ライプチヒ動物園


改装で「入場者数は3倍以上に」 ドイツ・ライプチヒ動物園
 1778年開園のライプチヒ動物園.「2000年前後に来場者数がガクンと落ちてしまい、閉園の危機にひんし」、と.ここまでは、よくある話.
「そこで再建、人気の秘密」と、それはそれで不可欠な「V字回復」の努力.

「未来型動物園」.
1)生息環境の再現
→①巨大ドームの設置、そのなかにアフリカ・アジアの生息環境.
→②自然なサファリー型展示.草食動物はキリン・シマウマ・シカ科が共生
2)見方を見つけて体感&合わせて楽しませる工夫と自分の力で再発見の繰り返し.
  →③草食系の大型動物と肉食系のアムールヒョウ?
(肉食系に自分より大型種は襲わぬ習性を利用)
  →④荒れ地を森に、1万7000本の樹木移植
(5年かけて独の自然条件にならす+オランダの貯蔵庫から2年かけ移植)
3)徹底した「絶滅危惧種の保護と繁殖」.

 観客動員
 それもさりながら、動物園には絶滅危惧種の<種の保存>の大問題.
動物園は生涯学習資源ながらその利用者の入園料が、徹底した学術研究や自然科学の発展を支える重要な役割をもつ.
 財政収支の議論も重要.しかし見落としてならぬは、国際的な<絶滅危惧種の保存に関する地域分担>.
 高騰教育機関は次世代を育てつつ、国際的な科学技術&学術発展の社会的責任がある.たかが動物.そう、申すなかれ.人類と経済、動物と自然に<線>をひいていると、人類の生存も環境の維持も不可能となり、そう.
 170506 NHKBS3で放送されたらしい.170813夕方自宅で視聴.

編集 ペン : 我が国でもあちこちの施設の維持が困難になっているとか・・工夫・アイディアは不可欠ですね