技術と文学の間 「ごちそうさん」=朝ドラ

 (写真) http://gochisousan.com/week14-4/ 

技術と文学の間 「ごちそうさん」=朝ドラ
 NHKBSで「朝ドラ」の再放送がある.今は、「ごちそうさん」.
 端整な帝大技術者の卵は、身なりもキチンときまっている.対して近辺にいる文学青年.身なりは袴すがたながら、腰に<茶色の手ぬぐい>=貧乏書生の姿.

 技術は「あっても、なくても」ではなく、すぐに生活に役立つ、経済に資するの<即効性>があるや.
 対して文学.「ないよりは、あっても」で、評価も効果も、期待も低いか?.

 波及効果も技術は、すぐに役立つ必需品.文学は理解者も要求者も限定的で、「あるに越したことはない」ということ、か.

 技術は成長の時代に不可欠ながら、文学は成熟の時代をさらに成熟させるか.
 むしろ課題.それは<文学の意義>を噛みしめがたい<生活の格差>に、ありや.
 <パン>は急がれるが、まずは<空腹解消>.それとて、困難な国民が居るが.