2016 10/31 06:14
Category : 旅紀行
白樺林の軌道跡 上尾幌森林軌道・厚岸
スピードをあげた列車の車窓から一枚.どうやら、使い物になる、や.
いつのころか白樺の二次林にかわり、路床のあとを確認しながたいものの、わずかに軌道跡を確認することができる.
「軌道らしいが、なんの跡か?」.1955年ころから通過するごとに念頭に浮かべ、1965年の3月下旬.一度だけ歩いてみたことがある.
ごく最近、インターネットで「上尾幌森林軌道」なるキーワードのあることが、判明.
多分、この路床が該当するのではと、あれこれ調べている.
過程でみえてきたこと.これまたホームページの紹介で、昭和32年地形図を引用しての解説.
「ないはずの路線が記載(註 緑印内)されていて、上尾幌駅から北西に延びている」、と.
それは少々、異なるのではないか.
図示の北西に延びている軌道=緑色は1964年まで稼行していた炭鉱の輸送用軌道.この傍らを、1961年頃から春夏秋冬、ほぼ毎年歩いた.
むしろ、茶印で図示内の…表示の約2キロの「踏み分け道」.JR北海道花咲線の軌道に並行する軌道跡.
こちらが現在もかすかに残存する「上尾幌森林軌道跡」ということに.
そうなるはずながら、いかがであろうか.