牡蠣棚 漁業は不可視の世界で


牡蠣棚 漁業は不可視の世界で
 漁業.身近にして重要な生産活動ながら、市民や消費者はなかなか接することができない.でも、結果はつまるところ」消費者がもっとも影響をうける.

 ヒトに罹患者が発生して60年.水俣の問題はそのことを端的址示す.
 水俣の漁業者は申される.「明治・大正からこのかた、父祖が漁獲してきたサカナが、汚染され病原になるなんて考えられません」.

 養殖・増殖の現場が可視化できる.そのことは、貴重.
 <海を守る>は、漁業者ではない.市民、企業、役人.それぞれの一手一投足が、水を通じて結節している.