2015 09/23 06:01
Category : 景観
岩保木水門 090521.
建設する契機となった災害がある.大正9年8月9日からの<大雨>.降水量は400ミリと伝えられています.
釧路川下流部は、一面冠水しました.
冠水範囲.
それはおおむね、青線の内側と整理した資料があります.
あわせて当時、数枚の写真を絵はがきで発売して、知らしめるところがありました.
港湾堆積土砂.
これを港湾外に誘導する予定の釧路川切り替え計画は、この被災で急がれることになります.
そもそも目的は、<港湾堆積土砂除去>.被災をテコに、工事はすすみ<本流治水><中心街乾燥化>を、結果しました.
ところが、隘路も.
そもそも本流の流れにそって設けた木材集積場に、<流路変更>で木材が届かなくなりました.
治水と土砂堆積を排除しつつ、木材も必要な地点に.
両様解決.そこで配慮されたのが、水門設置.
釧網本線開通.
実際に木材は、河川輸送から鉄道輸送に切り替えられた.
ために水門を開いて流水を通過させたは、<一度あった>と、聞いていますよ.