変化と不動(7) 安芸宮島
 不動=かわらざるもののシンボルは厳島信仰。



 大鳥居。
 近くで触ると、たしかにドッシリ。開創以来8回目の建造で、築造以来すでに138年を経過。



 回廊。
 東側から拝殿にすすみ、西側へぬける。回廊の板は数ミリの隙間があって、満潮の時には潮が<にじみ>でている。



 拝殿。
 金曜日の正午過ぎ、一組の結婚式が厳かに。ここで挙式をするヒトは多く、その後も家族の安泰をねがって、繰り返し詣でるよすがとなる、か。



 山稜。
 拝殿、本殿の背後には、もちろん丘陵。



 かたい信仰。
 不変。その要素は、多々ある。死者は神々の前を通らぬように、棺船で島の外に送られる。新しい人を受入れない。開発をしない。シカを神様のお使いと大切にする。これぞ不変にして、繰り返しの本質。

編集 ペン : この鹿が奈良産なんですよねぇ。そしてその鹿は鹿島からやってきた・・このつながりが何となく面白く感じます^^