韓国ドラマ
 多い。BS放送など、ショッピング番組が終わったかとおもうと、韓流ドラマ。

 俳優の容姿・容貌に女性ファン釘つけもあるであろうが、やはり廉価で放映できるせいか。

 安価で放映といえば、1950年代前半、アメリカ製の映画が意図的にテレビ番組に流されたのだそうである。

 番組をつくるのに難儀とコストが賄えない本邦テレビ局がとびつき、アメリカ合衆国もまた日本の「アメリカ化」のために、積極的に活用させたのだそうである。

 日本のテレビ局は考えるべきではないか。サスペンスドラマと言う「暴力肯定」を延々と流し、他方で韓国ドラマの色恋と宮廷の上下関係にショッピング。

 その先に、いかなる国民像、いかなる文化の奥ゆきを思い描くのか。識者は見過ごしておいて、良いのであろうか。社会に対する責任もあるはず。