2011 12/15 07:59
Category : 書評
山岡光治著『訪ねてみたい地図測量史跡』。なにげなく見てきた銅像が、実は「地図・測量史跡」という範疇でくくることのできる附加価値があることを、本書を通じて知らされた。幣舞公園にある「松浦武四郎蝦夷地探検像」も、立派な「地図・測量史跡」として本書に登場する。
でわ、どんな人物やいかなるオブジェクトが取り上げられているのか。第一にその多くは江戸時代にはじまる、第二は探検家、もちろん図面作製で著名な伊能忠敬・シーボルト、第四に地図・探検資料保存施設、さらには第五として「経緯度・水準原点」や「日露国境標石(サハリン 海外編)という領域にも目配りされている 。
本書の出版にあたって、「現地へ行くときに便利な地形図を掲載。ヴィジュアルでわかりやすいガイドブック」というのが、出版社のおすすめキーワード。
本書は1996年10月、古今書院から出版された(B5判 147p)。既存の資源に新しい視点を重ねて、地域に誇りをうみだす書。
でわ、どんな人物やいかなるオブジェクトが取り上げられているのか。第一にその多くは江戸時代にはじまる、第二は探検家、もちろん図面作製で著名な伊能忠敬・シーボルト、第四に地図・探検資料保存施設、さらには第五として「経緯度・水準原点」や「日露国境標石(サハリン 海外編)という領域にも目配りされている 。
本書の出版にあたって、「現地へ行くときに便利な地形図を掲載。ヴィジュアルでわかりやすいガイドブック」というのが、出版社のおすすめキーワード。
本書は1996年10月、古今書院から出版された(B5判 147p)。既存の資源に新しい視点を重ねて、地域に誇りをうみだす書。