2010 10/30 08:06
Category : 地域
NHK朝のテレビは、「日本の仏像」。各地の大仏もあるが、今朝は民家を送り迎えされる庶民の信仰。
青年が箱を背負って、あぜ道を歩いていた。前後には旗をかかげた人が、前に後ろに守るようにして。
「廻り地蔵」。仏像はおよそ500軒の家々をまわる。一軒の家には7日前後滞在するというから、一巡するには10年そこそこを要するのだそうだ。
生涯のうちに2度、3度と迎えると、そのたびに「良いことがある」という。
青年といっても、一家の家長なのかもしれないが、ひたむきに送り、これまで何周もしている仏像を、メディシンボールの送り手のように、その責を果たす。
ただこの伝統信仰に、難しい面もある。農業経営体の減少。相続の担い手が少なくなっているのだという。輪は、いくぶん小回りを余儀なくされている。
青年が箱を背負って、あぜ道を歩いていた。前後には旗をかかげた人が、前に後ろに守るようにして。
「廻り地蔵」。仏像はおよそ500軒の家々をまわる。一軒の家には7日前後滞在するというから、一巡するには10年そこそこを要するのだそうだ。
生涯のうちに2度、3度と迎えると、そのたびに「良いことがある」という。
青年といっても、一家の家長なのかもしれないが、ひたむきに送り、これまで何周もしている仏像を、メディシンボールの送り手のように、その責を果たす。
ただこの伝統信仰に、難しい面もある。農業経営体の減少。相続の担い手が少なくなっているのだという。輪は、いくぶん小回りを余儀なくされている。