eclatinfo's diary

国内におけるアバター簡易ホームページサービスのハシリであるCafestaですが、5月末で閉鎖だそうです。
http://www.cafesta.com/notice/close/
勿体無いなあ。
こういう仕組みのサービスはサーバコストなどよりかかるのだろうと推察しますが、
あれだけの膨大なID数と、膨大な過去のユーザー書き込みが消えてなくなるというのはWeb世界において大きな損失ではないでしょうか。
A&T社(現カフェスタ株式会社)は前から資金難を訴えていましたが、他にやりようは無かったのでしょうか…
なぜか株式会社ジークレストのオンラインゲームサイト、アットゲームズへの移行を促していますが、権利関係ジークレストに売却？
あれだけのID数あった著名サービスですから、ポータルなどにも売買交渉できたのではないでしょうか？勝手なこと言ってますが。
本当に勿体無い経営判断に思います。

そもそもCafestaは、韓国の著名ポータルのDaumが日本で新たに買収した米LYCOSブランドで、新LYCOS Japanを作った際にLYCOSブランドにそぐわないという経営判断か、1年前にA&Tへ譲渡されたのですが
現株式会社ライコスジャパンは元々カフェスタの運営会社なわけです。
これがそもそも間違ってた気がします。結局LYCOS-JPはID数で伸び悩み、早々に閉鎖になってしまいます。もし新LYCOSの中核にCafestaを据えていたら？と考えると勿体無いなあと。
一方A&T社に譲渡され独立したCafestaはずっと資金難で、半年もしないうちにメルマガでユーザーに窮状を訴え、1年でこの事態です。
両者にとって非常に不幸な結末になってしまったように思います。