最後のスラッシュ
HTMLにもバージョンアップを経て規格がいろいろありまして
eclatで採用されている規格は今時にXHTML1.0です。

XHTMLでは従来のHTMLとは違い、タグは開いたら閉じるということが徹底されるようになりました。

これまでもタグは閉じることが原則でしたが、閉じタグを省略してもよいというようになっていて、開きっぱなしでどこまでか範囲が分からないタグを
ブラウザの解釈にまかせるというあいまいなことになっていました。
XHTMLではそのあいまいさを無くし、きっちりタグ範囲を示すことが要求されています。

<br>や<img>などの通常閉じが無い(正確に言うと普通は省略されている)タグはどうなるのでしょう?

これらは<タグ />という記法で閉じを内包できるということになっています。
ですからXHTML的には、<br>は<br />ですし
画像を貼る際も、<img src="画像URL" />とするのが正しいわけです。

実際問題として、<br>でもimgタグの最後のスラッシュも無くても
ブラウザは解釈して表示しますが、
サンプルとしてHTMLを示す場合は、一応正しく閉じのスラッシュを入れた形で記述しています。

前記事で書いた画像のテキスト回り込みもですが
<img src="http://aladin.eclat.cc/img/greet.gif" style="float:right" />
となってる最後のスラッシュは無くても別に動作はします。
ですが、HTMLのヘッダでXHTMLを宣言していますから、原則的にはスラッシュが入ったほうが正しい記述です。

ちなみに、閉じのスラッシュ無しで記述しても、日記ではタグフィルターを通しますので
そこでスラッシュを入れて正しいHTMLで保存されます。
(編集しなおすと書き変わっていることが分かると思います)