2002年08月の記事


根室半島〜千島列島方面疑い M5.5超級の地震雲!
2002 08/16 23:29

08/13 00:41 29.0N 142.6E 33k 4.6M B 小笠原北端(世界版)
08/13 08:56 26.8N 142.3E 150k M4.9 父島近海
08/13 18:32 33.1N 139.8E 20k M2.4 八丈島近海
08/13 22:09 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海
08/14 02:52 24.8N 125.1E 50k M3.9 宮古島近海 
08/14 04:21 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海 
08/14 06:50 36.2N 140.1E 50k M3.4 茨城県南部 
08/14 07:40 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海 
08/14 08:09 33.1N 139.8E 20k M2.3 八丈島近海 
08/14 08:40 33.1N 139.8E 20k M2.6 八丈島近海 
08/14 09:04 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海 
08/14 11:58 33.1N 139.8E 20k M2.4 八丈島近海 
08/14 12:45 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海 
08/14 13:11 33.1N 139.8E 20k M2.3 八丈島近海 
08/14 21:23 25.9N 126.2E 70k M4.0 沖縄本島近海 
08/14 23:03 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海 
08/14 23:16 35.3N 133.3E 10k M2.5 島根県東部
08/15 00:56 34.2N 139.2E 20k M2.8 新島・神津島近海
08/15 04:16 36.5N 140.6E 50k M4.1 茨城県北部
08/15 06:05 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海
08/15 10:52 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海
08/15 17:20 33.1N 139.8E 20k M2.4 八丈島近海
08/15 17:51 33.1N 139.8E 20k M3.0 八丈島近海 
08/15 19:05 36.1N 139.8E 70k M4.0 茨城県南部 
08/15 20:21 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海 
08/15 21:57 33.1N 139.8E 20k M2.4 八丈島近海
08/16 04:37 33.1N 139.8E 20k M2.4 八丈島近海
08/16 05:35 33.1N 139.8E 20k M2.5 八丈島近海
08/16 06:09 33.1N 139.8E 20k M2.2 八丈島近海
08/16 10:13 33.1N 139.8E 20k M2.4 八丈島近海
08/16 15:16 34.1N 135.6E 60k M3.3 奈良県地方
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
08/11 07:12:07 53.77N 161.73E 33.0 4.3M B カムチャッカ半島東沖
08/12 11:59:23 19.55S 169.00E 113.9 6.0M A バヌアツ 
08/14 07:17:32 46.46N 141.02E 33.0 4.2M A ロシアのサハリン 
08/14 22:12:39 7.81N 136.85E 10.0 6.2M A カロリン諸島西部
08/14 22:57:56 14.19N 146.11E 69.4 6.5M A マリアナ諸島 
08/15 14:30:29 1.21S 121.31E 33.0 6.2M A スラウェシ 


◆◆8月16日(金)午後、空知支庁・滝川市〜上砂川町より観測◆◆
 
 午後から日没過ぎ以降も継続して出現した二分割断層状。断層面が湾曲しているために方位測定が難しく、震源方位の特定はかなり困難。ラインは方位角62〜90度−242〜270度の範囲で、疑わしき震源は根室半島から択捉島周辺、及び千島列島の南部。
 確認できる断層ラインの長さからは相当な規模で、推定M5.7±0.5。日没前の赤焼け具合も規模が下回るものの、やや昨年のマリアナM7.0に近いものがあった。断層面の崩れ加減と規模の大きさからは、サン フランシスコ〜グアダラハラ、南米中部といった超遠方震源の場合もあるかもしれない。
 半月トリガー中にて、このまま間もなく発震する場合もあるが、一週間程度は様子を見る必要がある。
 
 また、これは14日観測の有珠山からの幻日とも関係があるかもしれない。


 この盆休中、リフレッシュのために洞爺湖でキャンプ。この機会に有珠山の西山火口散策路を登って、2000度噴火の生々しい被災の名残を見てきた。残念ながら金比羅火口は今回、見逃してしまった。
 (参考画像/1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13)

※本文、訂正しました。 
 ×訂正前 「方位角63〜90度−242〜270度の範囲で、」
 ○訂正後 「方位角62〜90度−242〜270度の範囲で、」

※ 追記:
 17時ひまわり可視画像(形状ピーク時)にも捉えられている断層形状が観測地震雲と同一と思われ、この画像から見る震源方位としては、方位角75度付近の国後島〜択捉島の南沖方面が最も可能性が高いように思われる。
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赤焼け現象と地震
08/05 01:41 44.6N 142.4E 244k 4.5M B 北海道北部(世界版)
08/05 04:54 31.3N 138.1E 385k 4.2M B 伊豆諸島中部の西(世界版)
08/06 01:14 34.0N 135.5E 60k M3.0 和歌山県北部
08/07 01:10 42.0N 142.5E 60k M3.8 北海道南部の浦河沖
08/07 17:55 33.5N 142.2E 33k 4.5M A 伊豆諸島中部の東(世界版)
08/09 01:44 37.4N 141.6E 40k M4.0 福島県沖
08/09 11:14 33.1N 129.6E 10k M3.3 長崎県沖 
08/11 02:11 40.4N 142.2E 50k M3.4 岩手県沖
08/11 07:56 34.7N 137.4E 40k M4.2 愛知県東部/震度3 
08/11 10:12 35.2N 134.5E 10k M2.8 兵庫県南西部
08/11 23:00 34.0N 136.0E 50k M4.3 奈良県地方
08/12 06:55 41.1N 142.6E 40k M5.2 青森県東方沖/震度3 
08/12 18:14 32.8N 140.9E 30k M4.1 八丈島近海
08/12 22:20 36.4N 141.1E 50k M4.0 茨城県沖
08/12 22:37 34.3N 135.6E 70k M4.0 和歌山県北部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
08/04 16:54:23 48.29N 153.20E 166.9 4.6M A 千島列島
08/05 07:40:43 47.27N 142.65E 10.0 4.9M B ロシアのサハリン  
08/07 18:52:27 48.02N 155.29E 33.0 4.9M A 千島列島
08/08 08:59:13 7.81N 82.72W 10.0 6.0M A パナマの南
08/09 22:31:05 16.19S 176.26W 363.9 6.1M A フィジー 


 4日に観測した凄まじい赤焼け現象に対応する結果地震をズーと気にしていたのだが、今のところ、どうもハッキリとしない。滅多に見られないほどの赤焼けがそのまま地震前兆であるならば、まずM5以下とは考えがたいところ。しかしこれという地震は判らなかった。日本時間の7日には一応、パプアニューギニアM5.6、フィジーM5.8があったが、この海域では全く珍しくもなんともない。やや規模が小さいが、以前の相関疑いから脳裏にあった震源としてのマリアナ諸島で確かに11日地震が発生。ただ規模がやや下回りM4.9というもの。近郊震源としては、観測地からも概ね近い場所で、翌未明にM4.5の大深発(08/05 01:41 44.6N 142.4E 244k 4.5M B 北海道北部(世界版))が発生していた。以外とこれが結果地震のようにも思えたのだが、北海道周辺域M4級の深発地震などは常時頻発しているレベルともいえる・・・。
 ということで、それらしき地震はあるが、今回は結果的にどれとは特定が難しい現状。これは案外、更にもっと大規模なものか、赤味が強いレベルでなければ地震前兆ではない、という可能性すらある(例えば、昨年10月10日の夕焼け空と相関疑いの地震、01/10/13 00:02:16 7.0M A マリアナ諸島の南(世界版)など)。
 この異常赤焼けと地震との関係については、赤い月の報告例とも合わせて、震源域の地殻から吹き出す帯電エアロゾルが大気中を覆うことで、波長の短い青系統の光が途中で散乱、空がより赤色化する現象と考えられている。最近では、サイト「関西ナマズ予知研」がこれを取り上げ、7月30日更新の中で詳しく解説している。
 もしこの仮説が正解ならば、震源に近いほど異常赤焼け(地震性夕焼け)が顕著に見られる傾向の筈で、最終的には震源を中心とする半径何�q以内の範囲の現象として見ることが可能だと思われる。尚、実際は大気の流動の問題も含め、かなりの広範囲に及ぶと思う。取りあえずは、今後も顕著な赤焼けについては発生地震のデータを引き続き追っていきたい。
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北海道上川支庁、凄まじい空の赤焼け現象!
07/27 22:24 32.5N 130.6E 10k M2.9 熊本県熊本地方
07/28 20:31 42.3N 143.1E 60k M5.0 北海道南部の十勝支庁南部
07/29 17:04 36.2N 140.9E 40k M3.7 茨城県沖
07/30 00:37 35.9N 137.6E 10k M3.5 長野県南部
07/30 01:19 40.5N 141.2E 110k M4.4 青森県東部の三八上北地方
07/30 09:01 35.5N 139.1E 浅い M2.6 神奈川県西部
07/31 04:25 30.5N 142.0E 33k 4.5M B 伊豆諸島南東部(世界)
07/31 13:38 24.1N 141.7E 105k 4.5M B 小笠原南部(世界版)
07/31 23:03 36.0N 140.1E 70k M3.9 茨城県南部
08/01 13:45 34.9N 136.9E 20k M2.9 愛知県西部
08/01 18:15 36.4N 138.1E 浅い M2.8 長野県中部
08/01 19:15 36.5N 140.6E 60k M3.8 茨城県北部
08/01 21:51 34.1N 136.3E 10k M3.4 三重県南部
08/02 08:13 34.2N 139.1E 10k M2.4 新島・神津島近海
08/02 18:35 42.3N 143.0E 70k M4.1 北海道南部の日高支庁東部
08/03 08:12 29.3N 139.5E 450k M6.4 鳥島近海
08/03 11:24 43.5N 147.5E 50k M5.2 北海道東方沖
08/03 17:59 34.2N 139.2E 10k M3.0 新島・神津島近海
08/03 18:04 34.2N 139.1E 浅い M3.2 新島・神津島近海
08/04 05:48 34.0N 135.1E 10k M3.3 和歌山県紀伊水道
08/05 01:59 34.3N 139.2E 10k M2.7 新島・神津島近海
08/05 05:58 40.4N 142.1E 50k M4.0 岩手県沖
08/05 06:07 43.1N 145.0E 60k M4.1 北海道釧路支庁中南部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
07/30 15:55:07 57.72S 23.30W 33.0 6.2M A サウス・サンドウィッチ諸島
07/31 09:16:44 8.01N 82.58W 10.0 6.5M A パナマとコスタリカの境


◆◆8月4日日没、上川支庁・比布町より観測◆◆
 
 上川支庁・比布町付近から目撃した凄まじい赤焼け現象。実際、周囲はこれほど暗くはなかったが、画像補正はせずにそのまま掲載した。赤焼けの強さと色の具合は、この画像のそのままの通り。私の観測上、年に2、3回あるかどうかというほどのレベルで、極めて深刻な赤焼けだと見ている。マリアナ海溝方面なのか、どこか震源は不明だが、規模はM6以上の可能性も有り得ると思う。ここ数日の内に結果がありそう。
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