イベント情報
夜の蝶/ラウル・セルヴェの世界

12月2日から東京・渋谷のユーロスペースで公開。

ハーピア(1979年製作) 男が夜の町中で襲われていた女を救う。女は鳥の体を持つ半人半獣の怪物ハーピアだった。自宅に連れ帰ったものの、ハーピアはどん欲な食欲を示し、男は身の危険を感じ始めるが…。9分

クロモフォビア(1966) カラフルで平和な世界に真っ黒な軍隊が押し寄せ、画面が見る見るモノクロになっていく。しかし、少女が一本の花からピエロを育て、愉快なレジスタンスが始まる。10分

人魚(1968) 港に現れた美しい人魚が、不気味なクレーンに襲われ死んでしまう。しかし、船に乗った少年が笛を吹くと、人魚のシルエットに命が吹き込まれ、少年ととも旅立っていく。9分30秒

夜の蝶(1998) 駅の待合室を舞う夜の蝶。室内には全く身動きをしない2人の女性が座っている。夜行列車が到着する2、3分前になると、彼女たちは立ち上がり踊り出す。8分

夜の蝶はポール・デルボーの世界にどこまで近づいているのかなあ。