秋の日 中原中也
磧づたひの並樹の陰に
秋は美し 女の瞼
泣きもいでなん 空の潤み
昔の馬の蹄の音よ

長の年月 疲れのために
国道いゆけば 秋は身に沁む
なんでもないてば なんでもないに
木履の音さへ 身に沁みる

陽は今 磧の半分に射し
流れる無形の筏は とほる
野原は向ふで伏せってゐるが
連れ立つ友の お道化た調子も
不思議に空気に溶け込んで
秋は案じる くちびる結んで

この詩で中也は私のなかで秋の詩人になったのでした。
アルコホルが入っていると気持ちいいなあ
明日見るとゾッとするようなことも
平気で書けるしね

クールな美術館
ここがすごく好きなんだけど、ガイアでひとつ、ここととても似た雰囲気のサイトを見つけて嬉しかった。
そこのお気に入りにクールな美術館が入ってたので、ますます、ご機嫌なんだ。
とても気持ちいいまま、そろそろ寝ようかな。