筒状の洞窟




このサイトを創造して10年の月日が流れた。



ここは筒状の洞窟のようなサイトなんだと思う。


なぜなら現実や日常を描いていないからである。



そして、時は流れた。




今やブログやSNSで充分に表現は足ると思う。


そう思いながら、これを描いている。



ハンディキャップや痛みを背負う人達が増えた。



自分も訳や痛みで孤独に見えるかもしれない。


人生なんてそんなものだよ。



どこかでそんな声がした。




かつて好きだった才能あるミュージシャンも還暦を過ぎた。


ヒット曲にも恵まれず、自分でCDをプロデュースして‥


ギター1本で地方都市をドサ廻りしている。



惨めだとただ思う。



年上の人に失礼だけど‥


明日はもっと良い一日を‥


諦めたわけじゃないんだぜ。



そんな彼の若い頃の言葉が空回りする。





憧憬の懐かしき人