2017年01月の記事


妙法院
京都の東山七条にある門跡寺院の妙法院に行って来ました。

代々に皇室から住職を迎えてきた歴史のある門跡寺院で三十三間堂の本坊に当たります。

普段は非公開ですが春と秋に特別公開される事もあり今回は冬の旅での公開になりました。

幕末の七卿落ちの舞台にもなりましたね。

天皇や皇室に係わる寺宝や文化財も多くなかなか見ごたえのあるお寺でした。
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菊野大明神
京都で縁切りと言えば安井金比羅宮が有名ですが、観光地化して観光客や遊び気分で訪れる方も多いですね。

京都で、本気の縁切りと言えば知る人ぞ知るのが「菊野大明神」です。

菊野大明神は、「菊野さん」と呼ばれる神石をお祀りした祠で河原町二条にある「法雲寺」の境内にあります。

その御神体の「菊野さん」にはいろいろな伝説があります。

伝説の一つは、むかし、お寺に一人の山伏が来訪し「きくのという石があるか」と尋ねました。

住職が「知らない」と答えると山伏がある場所を指し、掘ってみると「石」が出てきたとか言われています。

山伏は「その石だ。それをお寺の東庭に西にむいて安置し、大切に祀れば悪縁に悩む人を助け良縁に恵まれるだろう」と言い残し立ち去りました。

お寺ではその通り安置し、山伏が「きくのという石」と言ったことから「菊野さん」と呼ばれるようになり、それ以来人々に信仰されてきました。

なぜ「きくの」と言うのか、石にどんな由来があるのか山伏は何も話さなかったそうです。

また一説には、「橋姫伝説」に所縁の伝説で、許嫁に裏切られた公家の娘が貴船神社に祈願し、宇治川に身を浸して鬼になり男に復讐する橋姫伝説が有名でして、その娘が貴船神社にお参りする途中に腰掛けて休んだのが菊野さんの石という説があります。

別の説では、小野小町と深草少将の「百夜通い」の伝説にも関わりがあると言い、深草少将が小野小町のもとへに通う途中で腰掛けた石という説があり、叶わなかった思いが怨念になっているそうです。

いずれにせよ男女の恨みが染み込んで良縁や仲の良い夫婦や恋人に障るのかも知れないですね。

かつては婚礼行列も決してこの石の前を通らなかったそうです。

以前は別のお寺にあったのが、そのお寺が引っ越した折に残されて、それが法雲寺が引き取ったと言われています。

縁切りとして深く信仰されてたそうで、昔はお堂の中に藁人形があったり、女性の髪の毛が巻かれてたり壮絶な雰囲気があったと聞きます。

私も何度か訪れた事がありますが、お堂は暗く独特の雰囲気で、中に入るだけで身体が重くなったり厳粛な気分になったり、いろいろな思いが篭っているのを感じてしまいます。

お堂内は撮影禁止なのですが、以前に一度撮内部を影した時に、お寺を出ると急に悪寒がして吐き気がし体調を崩して気分が悪くなったので、これはまずいと思い、撮影した写真を削除してお寺に戻って謝罪して回復したと言う事が実際にありました。

私に実際にあった体験です。

多くの人に縁切りとして信仰されている場所で、けっして観光気分や遊び感覚の興味本位で訪れる所ではないと思います。

私の中で京都の怖い場所の三本に入る場所です。
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本能寺
映画で本能寺ホテルが公開されてますね。

ちょうど新京極に行っていたので本能寺へ参拝して織田信長の墓をお参りして来ました。

本能寺の変の当時は別の場所にありましたが、今は寺町御池にありますね。

映画も面白そうなので見に行きたいです。
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大雪の京都
今日の京都は昨夜からの雪が積もり、雪が降り続く大雪の天気でした。

私は所要で三十三間堂の付近にいたのですが、今日は三十三間堂での通し矢の日なので全国から弓道をやる人が集まって大雪でかわいそうに思いました。

国立博物館や豊国神社や養源院なども雪景色で綺麗でしたよ、京都の景色には雪が似合いますね。

市内でこれだけの大雪や吹雪になるのも久しぶりですね。
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清聚院の御朱印
京都の大宮五条近くにある清聚院さんへ行って来ました。

観光寺院でもなく普通の小さなお寺ですが、ご住職の手書きの御朱印で有名なんですよ。

小さなお寺でいろいろと運営も大変なので手書きの御朱印を始められて収入にされていて、手書きなので高額なのもあって賛否が分かれています。

私は、あちこち寺社を周って苦しい状況もある程度把握してますから、それもお寺の考えかただし由としています。

印刷の限定御朱印で割と高めの所も多いですからね、すべて手書きでやられてるぶん良心的とも言えるかと思っています。

御朱印の絵柄や内容は、その月や季節で見本があって、そこから希望の物を描いていただけます。

描いていただいてる間は、ご住職とあれこれお話させていただくのですが、なんだかんだお話していて1時間くらい経ってしまいました。


字の御朱印と手書きの絵の御朱印で描いていたいて、字の御朱印で500円、絵入りので色や内容によって2000~3000円かかりますが、始めに説明があって自分の希望を言う事ができます。

確かに少し高くはありますが、いろいろお話させていただいて、手書きで描いて頂いて、喜捨だと思えば納得できる気がします。
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久昌院
京の冬の旅で20年ぶりの公開になる建仁寺塔頭の久昌院へ行ってきました。

久昌院は。長篠の戦いで一ヶ月篭城し武田勢を撃退させた武将の「奥平信昌」が建立した菩提寺で、寺宝の長篠合戦図が公開されています。

茶室や書院も面白かったです。

信昌は信長から「信」の字をいただき、家康の娘の亀姫を妻とし関ヶ原の戦いにも参戦して、初代の京都所司代にもなった武将ですね。

大きくはないけれど静かで落ち着いたお寺でした。
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京の冬の旅
今年も京の冬の旅の非公開文化財の特別公開がはじまりました。

http://souda-kyoto.jp/travel/saijiki/2016_winter.html

今回は大政奉還150年がテーマで幕末所縁の文化財が特別公開されます。

特に妙心寺塔頭の大雄院や養徳院が初公開で西福寺や建仁寺の久昌院などが注目ですね。

3月18日までの公開で余裕もありますから、私もぼちぼち行きたいと思います。
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都七福神
今日は、昨年末から始めた都七福神巡りの締めとして京都恵比寿神社へ御朱印をいただきにいきました。

都七福神は日本最古の七福神と言われ、福禄寿(赤山禅院)毘沙門天(東寺)弁財天(六波羅蜜寺)布袋尊(万福寺)大黒天(松ヶ崎大黒天)寿老神(革堂)恵比須神(恵比須神社)を巡る物です。

色紙で周るときれいなのですが、色紙は大きくて持ちにくいので今回は御朱印帳で巡りました。

北は赤山禅院から南は万福寺までけっこうかかりますね。
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文庫本X
タイトルを隠して販売されてた文庫本を買って見ました。

その正体は清水潔さんの「殺人犯はそこにいる・隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」と言う事件ノンフィクションでした。

冤罪の足利事件を生んだ連続幼女誘拐殺人事件でなぜ冤罪がうまれたのか、なぜ真犯人が捜査されないのか、その真相にせまる本で面白かったです。
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御朱印巡り
三ヶ日最後の昨日は大福寺さんへお正月の御朱印をいただきに行って来ました。

これで今年のお正月の御朱印は、初閻魔・勝林寺・戒光院・即成院・法住寺・豊国神社・山科毘沙門堂・泰勝寺・御金神社・大福寺の11寺社になりました。

また7日からは京都冬の旅の特別公開も始まりますし、今年も御朱印を追いかける日々が続きそうです。
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泰勝寺
今日は、八幡市にある松花堂・泰勝寺の特別拝観へ行ってきました。

普段は予約しないと拝観できないのですが、正月三ヶ日は予約なしでも拝観できるんです。

もともとは、松花堂昭乗の墓が風雨にさらされていたのを供養するために建てられたお寺だそうです。

お庭は、それほど大きくは無いですが石が独特の形で立てられて、南天の実が紅くなっています。

このお庭は冥土を現した物で、白石が三途の川を現して、舟形の石が三途の川を渡る船を現しているそうです。


また、このお寺の御朱印も4連で表現された美しい物で、密かに話題になっています。

前に御朱印だけはいただいた事はあったのですが、静かな落ち着いたお寺できちんと拝観したいと思ってたので、ようやく拝観できて良かったです。
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正月限定御朱印
今日は、暗い内に岩清水八幡宮に初詣を済ませてから、正月限定の御朱印をいただきに周りました。

勝林寺では100枚限定だったので整理券が出る混雑でしたが無事に御朱印ゲット。

ここで一緒に並んでた人といろいろと話して御朱印の情報交換できました。

続いて、戒光院・即成院と御朱印をいただいて法住寺と豊国神社でもいただけました。

さらに山科の毘沙門堂まで足を伸ばして御朱印をいただきました。

御朱印ブームでお正月の御朱印も増えましたね、もうグッタリですわ
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初閻魔
あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。

京都の淀にある長円寺の初閻魔へ行って来ました。

このお寺は幕末の鳥羽伏見の戦いで新選組や幕府側の負傷者を保護し野戦病院のような立場になり新選組に所縁のお寺です。

土方さんも感謝していたと言われています。

私も始めて訪れるお寺で、今年は戦没者の150回忌になるために大晦日の夜から開門されました。

夜の静かなお寺にお参りするのも貴重な体験でしたが、なかなか素敵な閻魔様でしたし、限定の御朱印もいただけました。

皆様の御健康と御多幸をお祈りしております。
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