2020年08月の記事


夏から秋へ
様々な樹木の葉は萎れ元気がない。
私はホースで水をかけ、如雨露で植木に水をやる。

先月に少し雨が降った程度では葉も萎れる。
夕方の風がすーっと頬を撫でてくれ、
あらっ今日は少し涼しいわ。

蝉の声は聞こえず少し経てば虫の音が心地いい。
台所の窓を開ければ格子戸の間から
何時も涼しい風が入ってくる。

秋めいてきたと思う時がある。
野原へ行けばコスモスが咲き始めた。

猛暑の8月が終わっても汗が止まらぬ暑さ、
冷たい物を飲食して栄養が偏っていた。

案の定、夏痩せして腕や足、身体全体が軽くなり、
沖縄で太りだし、今はやゝ太り気味で丁度いい。

食事も少し美味しくなりお魚中心に食している。
鰯や鯵、秋刀魚等の青み魚を好んで食べ、

特に秋刀魚の煮付や塩焼きの回数が多い。
脂がのってとっても美味しい。

今迄のように歩かなくなったので足が弱くなった為、
少しずつ歩数を増やそう。

身体が軽くなって階段は1日10回は上がっている。
短日になり午後6時で暗く秋って静かで寂しい。

コスモスに 揺れる心や 風の色 sakura1205
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蝉しぐれ
朝5時起床。知らぬ間に夜長になった。
松の木や楓の木から蝉が賑やかに鳴いている。

腫れた足首が痛いと思っている間に
月日の流れは速く大暑が終わり
立秋になっている。

朝食の片づけを済ませ可燃ごみを表どうりに出す。
蝉達はジージー賑やかに鳴き、
夏を感じさせてくれ、何となく嬉しい。

その反面、じりじり照り付ける強い日差し、
流れる汗は止まらず猛暑の厳しさに戸惑う。

深夜未明から主人が出て行ったのも知らず、
私は寝坊をしてしまった。

そして気づいた。
また彼女と旅行かしら?

彼女と言っても妬くような人ではない。
小柄で痩せている人だと思う。

3年前に家の箪笥の中に彼女の冬用下着が入っていた。
今年も夏用のタンクトップが箪笥の中に入っていた。

彼女は小柄で私には着られない程痩せた人。
おそらく家に忘れて行ったのだと考えられる。

思い起こせば月曜日になると変わった事が起こる。
彼が買物に行っても4時間位帰って来ない。

旅行も月曜から始まる。
恐らく彼女は月曜日がお休みかと思っている。

主人が帰宅する時も私は何も言わず黙々と
家事をしている。

心のなかでは憎んでも普通に振舞っている。
私も悪い人間だと判って居ながら暮らしている。

今年のお盆は賑やかな子等が来ないので寂しい。
熱帯低気圧がどんどん出て台風になり、
日本に上陸しないので助かる。

太平洋高気圧が張り出せば台風は来ない。
だから今迄こなかったのかも知れない。

海辺のお墓はぼつぼつお墓参りも始まり、
松林の向こうで波音だけが耳に残っている。
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