sakura1205's diary

午前５時起床、６時まで辺りは暗い。
ザーザー本降りの雨でもベランダの窓を開ける。

短夜で夜明けが速い筈なのに
暮色に似たる空が一日中続くと気持ちも暗くなる。

沖縄は梅雨の真っ最中で来る日も来る日も曇りや雨。
外出は自粛で家に居る時間が長くなる。

友達に別れを告げたのに飛行機が欠航になり、
「今月は欠航で乗れないわ。」私は恥を忍んで事情を話す。
あの日は確か１１日の朝だった。

皆「そうだったの。」驚きながら喜んでいた。
皆さんが喜んでくれてホッと一安心する。

主人に任せてあるので搭乗の１日前に全日空に
予約をする等して惚けたのかしらと思う。

５月いっぱい欠航なら何時まで動いていたか
調べたり４月に搭乗するなり方法があった筈。

そういえば彼はPCで子供達に色々な事を
教える事に夢中になっている。

あれこれするうちに月日の経つのは速く、
彼が再び全日空に電話をすれば６月３０日迄
動かないらしい。

自粛解除されて間もないとは言え沖縄と静岡は
感染者がずっと出ていない。

真坂の出来事に戸惑うばかりでガッカリする。
沖縄の梅雨は５月でも凄く蒸し暑い。

６月いっぱいは居られないので再び彼が全日空に
電話すると「その日は安いのですか？」即決してしまう。

今回は羽田空港まで行くらしい。
横着者の私は何度も乗り換えて嫌な予感がする。

飛行機、電車、新幹線、電車、バスと大きな荷物を持ち、
コロナウイルスに感染したらと心配になる。

最近の沖縄は梅雨でも午後から西日が当り暑い。
エアコンが壊れて扇風機を一晩中付け、
窓も開けて眠って居る。

新緑の５月も今日で終わり、明日から暦は６月になる。
一ヶ月が駆け足で過ぎていくのは変化のない生活だから。

例年通リに昨年の１０月、沖縄にやって来た。
あっという間にお正月が過ぎ２月になる。

クルーズ船でコロナ騒ぎが始まり、
日本国内にコロナウイルス陽性の人達が出たニュースを聞く。

今迄、呑気に暮らしていた私は胸騒ぎを感じ、
訃報を聞けばショックを受け愕然とする。

感染力の強い疫病がこの世に有るなんて
人の命は終りには消えるものだと。。

自分の心に言い聞かせるのに、
相応しい裸木と冬の空模様でしょうか。

感染者が速く治癒してと願い
ベランダに植えた花々、
そんなものは通じなかった。

次の日も次の日もコロナウイルスのニュース。
買物以外は外に出られない生活が続く。

ああ冬の裸木
葉がなくても枝は勢いづいていたが、
何時もの春とは違う。

そして心弾む春がきたのに心晴れない。
あれこれしている内に内地への引っ越しが近づく。

こんな時に飛行機等に乗って大丈夫なのか、
用事が有って行くのだから仕方のない事。

見えない敵コロナウイルス
どうか私に会いに来ないで！

昨日、近所の優しい人達に挨拶に行き
沖縄にさようならをして帰宅した。