2018年09月の記事


十五夜
9月25日  十五夜 2018



川の畔に行ってごらん!
彼岸花がいっぱい咲いているよ。

今迄の雨で水量も増え、
川の水がざぶざぶ流れていたわ。

月日の流れは速くて、追いかけても追いかけても、
駆け足で逃げていく。

久しぶりの青空がただ嬉しくて嬉しくて。。
半袖でラジオ体操をする私。

自然いっぱいのこの町にもう少しでお別れし、
南国に旅立つ。

そう思うと寂しさが忍び寄ってくる。
どちらかに落ち着きたいと思う。

26日迄にお彼岸明けになり、
お萩を作ったけれど大きすぎて失敗した。

私は、お萩やお饅頭のような甘い物は好まない。
しかし脳に栄養摂取する為に少しは摂っている。

この頃は急に気温が下がり雨も降り続き、
しっかり食事も摂らない為か体調がよくない。

昨日迄は晴れて心地よい風がすうすう吹き、
日没が速くなり秋分は昼と夜の長さがやゝ等しい。

買物がてら秋空を見れば羊雲、鱗雲、鰯雲等が
浮かんで秋らしさを感じ嬉しくなる。

昨夜の十五夜の満月が綺麗で見とれて居た時、
主人が私の傍に来たが余り関心が無いようだった。

明けて今朝、気温が下がり本降りの雨が降る。
小鳥のさえずりも虫の音も聞こえぬ今朝、
何時ものように表通リに可燃ごみを出して来る。

September rain rain 九月の雨は冷たくて♪
昔の歌を口ずさみながら我が家に戻る。

髪を切る 鏡の中も 秋の雨 sakura1205
コメント (2)

秋雨前線
猛暑日の多かった夏も終わり、
すーっと冷んやりした海風が袖口を抜けていく。

5日夜から秋の雨が降り出し暫く続くらしい。
先週は強い台風、北海道の震度6,7の地震と
災害続きを見る度に心が痛む。

全く連絡のなかった主人からメールが届き、
「北海道に旅行に来たが今週は帰れない。」とのこと。

彼は大地震がくるとは知らずに北海道に行った。
無断で家を出てから五日後に北海道から
「避難所生活をしている。」続けて連絡を貰う。

札幌に居るだけでは何と言う避難所か分からない。
私が行けば二人が困る。

今日から電車や飛行機が動くようになったので、
近い内に帰郷すると思う。

どんなに尽くしても信じても裏切る彼、
だから居なくても寂しくはない。

人は誰かと関わらなければ生きてはいけない。
私は穴が開いた心の内を自分で励ましている。

平凡に暮らせる幸せな日々に感謝し、
久しぶりにブルーの富士山を見ながら散歩する。

秋の雲はひつじ雲、黒い雲、白い雲さまざま。
万が一、この町に大地震がきたら大津波がくる。

来る来ないと騒がれる東南海地震がくれば、
津波タワーまで行く時間が足りない。

その時はその時で諦める覚悟はしている。
だからこそ人生を楽しく生きたい。

星も出ない暗い空の下で虫の音が聞こえて、
隣近所の子供の声もしない静かな夜である。

日の暮れの 少し短き 夜長月 肌を伝わる 心地よき風
Sakura1205
コメント (2)

初秋
北の窓から風が吹き
ガラス戸がカタカタ音をたてゝいる。

小川のせせらぎもサラサラ流れ、
海風に夏が徐々に終わっていくのを感じる。

昼は暑くても夜が急に涼しくなり、
夏が少しずつ離れていくのを感じる瞬間がある。

特に夜、庭で虫の声が賑やかに聞こえれば、
秋になったと思う。

あれっ鈴虫?松虫?
競争するように鳴いている。

昆虫だって生きているのだから
大切にしてあげよう。

この春夏秋冬のある平和な時節を壊す、
災害が無ければ日本は本当に良い国だ。

機械で稲を刈っている人、
手で刈っている人、稲づくりを辞めた人。

稲作りを辞めた水田には様々な雑草が生え、
ススキは二m位に伸びて風に揺れていた。

主人と1か月でも2か月でも離れて暮らす事が、
彼を自由に楽しく暮らせる方法だと分かっている。

彼の前髪を曲がってカットした彼女、
恥ずかしいとも思わず喜ぶ彼。

毎日、夫婦のように会ったり電話で会話する、
日常茶飯事だから今更、驚きはしない。

昨夜、私は胸騒ぎがして午前2時半頃、
起きてみれば彼の姿が又消えていた。

午前10時にメールが来ていたが、
「台風が来るから暫く避難する。」とのこと。

台風など平気な人が無断旅行に行ってしまった。
私はこの家に一人になってしまい恐くなる。

巨大台風が来ることも知らずに虫の音が賑やか、
あの虫達も災害に遭わずに生き残って欲しい。
コメント (4)