2017年10月の記事


霜降そして台風22号
沖縄に引っ越してから10日が過ぎた。
真夏日から夏日になる迄暑さで秋バテになる。

主人が眩暈を三日続けて起こし、
私も眩暈がくる感じがして外出途中で帰宅した。

静岡の片づけ、そして沖縄の片づけを
汗をかきながら二週間続けて動いていた。

その間に台風が続けて二つ通ったが、
二つ目の台風は沖縄本島を直撃した。

前日から土砂降りの雨、
ひゅうひゅう木枯らしのような風の音。

28日に上陸した台風は小型だが、
上陸した途端に風雨が窓に叩きつける。

私は台風が去るまでじっと座って天気予報を聞く。
速く通り過ぎてそしてこれ以上騒がないでと祈る。

昼から暴風雨が直撃し窓ガラスに小さな罅(ヒビ)が入り、
網戸が自然と行ったり来たり動いていた。

びゅうびゅう風が轟音を立てゝ
風速30mか、40mか判らないが風台風かと思う。

故郷は寒さが加わり霜が降りる頃。
あっという間に二十四節気の霜降に入っている。

霜降は、露が凍って霜に変わり始め、
風がなく穏やかに晴れた朝は
野原一面に霜が降りるようになる。

南国沖縄は日の出日の入りが内地よりも1時間遅く、
夕暮れ時は6時過ぎに辺りが暗くなる。

今日は友人に会いに行き、愉快な叔母さんが
「お久しぶり!」私に抱きついて来たので大笑い。

沖縄の方は人懐こくて思いやりがあるので好き、
住まいに戻る時、吹き返しの風が心地いい。

港町 言う名の町に 住みおれど 海で泳がず 夏は終わりぬ
Sakura1205
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さよなら静岡
先週の朝5時起床した頃は辺りが暗い。
朝晩の冷え込みが少し厳しくなってくる時期。

秋雨前線が段々南下する為この時期は大気が安定してくる。
いつの間にか秋も深まり、吹く風に肌寒さゝえ感じる。

野山は黄、赤と色づき渡り鳥がやってくる季節になった。
そういえば11日に二十四節気の寒露に入っている。

自宅の近くに金木犀の木が有りいい香りが漂う。
少し離れた場所までぷーんと香り気持ちが安らぎ、
あの香りは好きなので嬉しくなる。

家の枯れた金木犀も植木鉢を購入し植え替えをした。
その他、銀杏、松の木等を鉢植えに植え替えた。

小さな柿の木から数えきれない程の柿を鋏で
切り取り、綺麗に洗えば素肌の美しい柿になる。

その翌日から真夏日だったが急に気温が低くなり、
雨の日がずっと続き、台風まで発生している。

台風になりそうな雲が他にも見えていたが、
やはり二つ目の台風は日本に来るかも知れない。

飛行機に搭乗する前は色々な気象条件を心配し、
搭乗する日は大雨にならないでと何時も思う。

日増しに気温が下がり雨は止まず11月下旬並みの寒さ、
今、重ね着をしても沖縄はずっと真夏日の暑さとのこと。

那覇空港に着けば外国に来たような感じがするほど
ふわっとした生暖かい風が吹いている。

主人が仕事を始めればこれが最後の
沖縄行になりそうな予感がする。

こんな時に一週間も雨が止まぬとは、
悪い日を選んでしまったと悔いる。

15日に二人で期日前投票をして来たが、
足早の彼は相変わらず一人で先に歩いて行く。

背高のっぽで足が長くあの速さで歩かれたら、
並んでは歩けない。私は何時も後から付いて行く。

日増しに風が強くなり深夜、船の霧笛が寂しく聞こえ、
漁師さんに労いの言葉を心の中で掛けた。

雨で美しい景色も見られないけれど、
故郷と別れる一抹の寂しさを感じた時
言いようのない心細さがこみ上げた。

那覇空港に着けば、ここで頑張らなければと、
蒸し暑い部屋の片づけを始めている。

遠く離れた故郷を思い、さよなら!と心で叫んだ。
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中秋の名月




1日の朝5時起床。うるさいなぁ!と主人が6時起床。
朝食後、気付いてみたら彼が消えて居た。

市内にふらっと出かけたと思っていた。
昼、「しばらく旅に出る!」メールが来て驚く。

晴れていた空も急に曇り空に変わる。
そう思う間もなくやがて雨の夜となる。

ぐっすり眠り朝6時起床し公民館に不燃物をだし、
続けて表通りへ可燃ゴミを出して来たが肌寒い。

あれから4日経ち今日は中秋の名月で曇り空の朝を迎える。
少し冷えて秋らしく北風が吹いている。

月って赤く見える時、白く見える時、
黄色く見える時などが有り神秘的。

冷たい空気が流れ込み北風が吹き、
海辺の散歩は流石に肌寒い。

歩きながら、ふとこんな事を思う。
見据える未来、平和な明日が有る筈だ。

衆議院選挙前から議員が議席確保に判らぬ行動に走る。
近い内に北○○のミサイル(水爆入り)が
飛んで来るかも知れない。

平和な地球、平和な日本はどうなるの。
私には危機感はあっても何もできない。

名もない花を愛し、生物を愛し、
単純に喜んでいる。

散歩帰りに青々とした田圃の後、
菜の花のように黄色くなった田圃の後、

オレンジ色に大きくなった柿、
この自然が消えないようにと願っている。

しかし、今年が最後になるかも知れない沖縄行。
沖縄行の為に準備もしなければならない。

十五夜は見えないと諦めていた午後8時、
雲間から赤みを帯びた月がくっきり見えた。

ほんの数秒でも確かに月が顔を出してくれ、
私は子供のように大喜びをしてしまった。
海風の吹く風の冷たい夜になる。

秋の風 立ち染めにしか 湯上りの 肌に冷たき 中秋無月。
sakura
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