2013年04月の記事
2013 04/26 21:51
Category : 日記
昨日は早朝から音もなく晩春の雨がふっていた。
絹ごしのような柔らかな雨の中を少し歩いた。
街中を歩く人達を見れば長袖の人半袖の人袖なしの人、
様々な格好をしている。
もう春も終わりに近づき、八十八夜もやってくる。
南国は夏日が多くなり、夜も蒸し暑くなってきた。
午後から晴れる予報もどんよりとした曇り空。
東南アジアから日本の南海上に帯状の雲ができたとの事。
連休後半から連休明けには、もしかして
沖縄も梅雨入りするかも知れない。
主人がゲートボール仲間と伊江島旅行に行ったのは昨日の早朝。
夕方に帰宅し、ゲートボールの参加者として百合の花を頂いて来た。
百合の花は香りの強い花だと思いこんでいたが、
何の香りもしないオレンジ色の百合を不思議に思う。
主人のデジカメから百合祭りの写真を送って貰い、
縮小して写真集に載せた。
白、黄色、オレンジ、ピンク、赤と農園業者の方が
作った百合で観光客用の美しい百合揃いだった。
その頃には眩しい位の太陽が顔をだし、
部屋の中まで日差しがたっぷりと入ってくる。
夜になっても星も出ない空を見ていた。
歩道の菩提樹の葉が夜風にそよそよ揺れている。
2013 04/20 20:16
Category : 日記
4月20日頃は二十四節気の一つ穀雨で春季の最後の節気。
春雨が百穀を潤す事から名ずけられ、
雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えるが、
特に雨が多いという訳ではない。
清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降らなくなる、
という言葉があるように変わりやすい春の天気も安定してくる。
昔からこの日に合わせて田畑の準備をする。
この時期に降る雨は、百穀を潤し芽を出させる春雨として
「百穀春雨」と言われている。
花々は咲き誇り散れば次の花が咲き、
黄緑色の葉が澄んだ川のほとりで風に揺れている。
沖縄は、今週になり晴れた日はなかった。
来る日も来る日も雨が降ったりやんだりの一週間だった。
今朝は、雲間から太陽が顔を出していたので晴れると思い、
心がうきうきした途端に灰色の空と化す。
この頃主人が深夜2時過ぎまでPCをしている為、
ワンルームの部屋では眠れず午前2時か3時迄起きてしまう。
午前6時に起床しても昼食後2時間位ぐうぐう昼寝をし、
気晴らしに外へ出て夕食の買物をしながら散歩をして来た。
「蒸し暑いですね。」近所の顔見知りの女性と挨拶をして、
坂道を少し登った。
赤い綿のブラウスを着ると気持ちが若返ったように感じ、
衿元の白いレースに風がひらひら吹いて涼しい。
内地は寒気が南下している所に二つの低気圧が通過する為、
各地で冷たい雨や雪が降るとの予報。
夕方からざあざあ雨が降り出し、何時もの雨より冷んやりして涼しい。
気温が少しずつ下がっていく。
2013 04/13 22:07
Category : 日記
春は曙。やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて
紫だちたる雲の細くたなびきたる。「清少納言」枕草子より。
春はあけぼのが趣深い。段々と白くなってゆく山際が少し赤身を帯びて、
紫がかった雲が細くたなびいている所が趣深い。
春がきたというのに雨や曇りが続いていた。
今日は珍しく晴れて小鳥達のさえずりが聞こえて嬉しい。
川の水もさらさら流れ、空気が澄んで心地よい。
ツツジ祭りも終わり、今日は百合祭りが開催されている。
大石公園に行けば1万個の百合が満開に咲き誇って、
今では地域の風物詩となっている。
百合は香りが強く、爽やかな春風に乗って
少し離れていても匂いが漂う。
少し無理をして風邪気味で眠くてたまらない。
抜歯の3日後に髪を栗色に染めてしまったのが原因かもしれない。
髪の伸びるのは早く後ろ髪は背中まで届くほど長く伸び、
近いうちにカットしなければと予定している。
今日は、東京の親戚の人から辛い電話を受けて
ショックを受けてしまう小心者の私である。
私は、可愛そうな話を聞けば嫌な事を嫌ですと断れない
優柔不断な点があり、一人で悩み苦しんでしまう。
心を癒してくれるのは、やっぱりお花かもしれない。
物事をはっきり決断するのも、自分次第なのに。
2013 04/05 21:07
Category : 日記
しとしと静かに春の雨が降る日が多くなり、
うとうと目覚める午前6時には辺りが明るくなった。
冬季は晴れの日が多く日差しが多い分暖かく、
農業の方達は水不足だったのではと心配をする。
春に三日の晴れは無しの言葉どうり三日も晴れる日は少ない。
今週は、思い切って口腔外科で奥歯の抜歯をした。
昨年晩秋から歯科に行くのが嫌で我慢をしていたが、
抜歯がこれほど楽ならもっと早く行けば良かった。
目を閉じてうとうとしている間に麻酔の注射を打って
その後再び注射を打っても抜歯をしても全く痛みなし。
自宅に帰る頃にぽつぽつ小雨が降り出しても、
傘も差さずに処方箋を出してくれる薬局迄歩いた。
周りを見ても若葉や草で青々とし緑の風が頬を撫で、
黄色やピンクのハイビスカスがそよそよ春風に踊っていた。
今日は朝から土砂降りの雨がざあざあ降って、
日中、開けてある窓から風に乗って部屋に入ってくる。
これから先の事を思えば、この空のように心の雨雲を晴らせない。
晩春に我が家に帰った後、一人でどうして暮そうか。
来る日も来る日も雨や曇りでは心だって雨雲になってしまう。
そんな時、富士山の見える我が家の近くの川沿いに咲いた桜が、
どんどん散って花筏となり、海に流れていく光景が脳裏に浮かぶ。
今年も桜に出会うことができなかった。
仕方がないわ、寒い冬に耐えなければ桜を見られる訳がない。