2012年08月の記事


もうすぐ秋ですね        
遊んで来てはごろごろ寝ながら威張っている主人と昼食も別に摂り、
午後2時の炎天下を親友の家に出かけた。

姉のような彼女に叱られても気にならない為つい甘えてしまう。
悔し涙をこぼした時、彼女はそっとハンカチで拭いてくれた。

そして私を励ましながら甲高い声で話かける。
「漁師さんに聞いたお料理を作ったの。家に持って行く?」
「うん、貰う。」図々しく頂いて来る。

漁師さんてお料理が上手な事は知っていたけれど、
やっぱり味が少し濃い。でも人に寄って違うかもしれない。

体調が戻った私は久しぶりにアイデア料理を作ったり、
お掃除に時間を費やした。

蝉の声も滅多に聞こえなくなり、
スイッとトンボが姿を現す光景は秋がそこまできている事が分かる。

夕暮れ時に海沿いを通れば涼しい海風が汗を流し、
潮の香りを胸いっぱい吸えばもう秋の気配を感じる。

遠回りをして桜並木を歩けば川の水さえ奇麗に澄んで
お魚が増え、小川では魚とりの人達がバケツを持って歩いていた。

日没は少しづつ早くなり満月の2日前となれば
月も日没前は丸みを帯びて見えたが夜になれば空は真っ暗。

夜風に吹かれながら青臭い草の匂いが漂う庭で虫の音が賑やかになり、
着実に秋の足音が聞こえている。
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立秋から処暑に
昨日は二十四節気のひとつ処暑。立秋から15日後で
暦の上では暑さが和らぐ頃とされるが、全国的に厳しい暑さが続いている。

田んぼが黄金色に染まり、日本は台風襲来の特異日にあたって、
暴風や大雨が降る日が多くなる。

炎天下を外出したあと今夏はクーラーを付ける時間が長くなった。
クーラーを付けたまま朝まで眠る日が多くなり、

身体が冷えて頭痛や咳が出はじめたので冷房の設定温度を27度から28と
上げて寝ている。28度でも扇風機を同時につければ少し涼しい。

何となくだるい身体にむち打って買物に出かけたが、
店内を見ながら歩いて居ても何時もの調子が出てこない。

歯科で3回分の治療を1回で長時間かけて治療したり、
炎天下を自転車で飛び回っていた。

午後6時半に自宅に向かう頃は半月が光り辺りは既に薄暗い。
日増しに日の暮が早くなっていくのが分かる。

今夏は、本当に暑さが厳しく夏バテしている人が多い。
来る日も来る日も太陽がぎらぎら照りつけ外出が多いと夏バテにもなる。

汗で滲んだ身体を冷やす為に冷たいものを飲食するので胃腸も疲れ、
胃腸薬を飲む機会も増えてくる。

そう言えば食事もカロリーの低い物や冷たい物を食していたので、
力がつかない感じがする。時々はスタミナの付く物も摂取しよう。
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残暑
昨日、炎天下のなかを主人と自転車で用事を兼ねて出かけたが、
熱風を吸いこんで私の顔は真っ赤になり暑さでボーっとしていた。

車の運転はしたくない!主人の意思が固いので
私達は毎日のように自転車で外出をしている。

「日中の外出は予約していない時は夕方の涼しい時にしてね。」
「駄目だ、やるべき事はどんどんやらなければ遅くなる。」
何時もこんな調子。

日曜日は町内行事が色々あってPCを開けている暇もない。
何らかの用事で毎日のように外出しているので日焼けしてしまった。

勿論、日焼け止めを付けて外出しても紫外線が強く肌の隙間から
入ってしまう。

日の暮れが少し早くなり午後7時になれば外は暗く、
無花果を作っている農家の前を通ると、赤々と灯りが灯っている。

その農家の玄関先で帰省していた息子さんらしい人が都会へ帰るのを寂しそうに
見送っていたお婆ちゃんの姿が目にとまった。

仲の良さそうな情景を見て、親子っていいなぁと思う。

昔、お盆に実家へ帰った時、電車に乗る私をいつまでも寂しそうに
見送ってくれた母の姿を今でも、ありありと覚えている。

あの日も蝉の声が聞こえる残暑の厳しい1日だった。
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お盆
うり


♪おどみゃ盆ぎり盆ぎり盆から先ゃおらんと、盆が早よ来りゃ早よ戻る。

私は、この盆限りで年季奉公が明けるので、盆より先はもういない。
盆が早く来れば早く実家に戻る事ができるのに。

熊本県南部五木地方の子守歌「五木の子守歌」は哀調を帯びた民謡である。
この民謡は6番まで続いている。

極貧の子守娘が「死」に対する思いを歌っているのだから、
五木の環境はさぞかし厳しかったのではと思わせる。

私も中学2年の頃、下校すると直ぐに遠縁の叔母の赤ちゃんを
2ヶ月くらい子守をした経験がある。

13才の痩せた私の背中には着膨れした赤ちゃんは重くて辛い為、
座敷に下ろして玩具を使ったり、あやして笑わせたりしていた。

赤ちゃんが泣き止まなければ背中に背負うと眠ってしまう。
背中に背負う時間が長くなると叔母が心配して様子を見に来てくれた。

2ヶ月経つ頃に子守をしてくれるお姉さんが来てくれ、
私は子守を辞めたが、今でもその赤ちゃんは私に会えば喜ぶ。

今は、父親の後を継ぎ立派な会社社長になり親に私の話を聞いているので
私に会うと照れくさそうな顔をしながらもとても優しくしてくれる。

この町のお盆も、もう少しで終るがご先祖のお墓参りを済ませホッとしている。
北海道から帰宅した主人はごろごろし、口うるさく疲れるばかり。
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お墓参り 
昨夜、主人が北海道から帰って間もなく長女から電話が入った。
「お父さん、帰って来たのでしょう?」主人は喜んで電話に出る。

長女の嫁ぎ先の実家から「明日、こちらの両親達とお墓参りに行きます。」
明けて今日、雨の予報は外れて太陽の照りつける暑い日中になる。

炎天下の中、皆さんが来る前の午前10時頃二人でお墓の掃除を済ませ、
一旦家に戻り、正午に料理屋さんで待ち合わせをしてそこで食事をした。

長女夫婦が、両方の両親に御馳走したいと言う希望で私は楽をしてしまい、
申し訳ない気持だった。

その後、午後2時の一番暑い時に皆さんとお墓参りをした頃は
帽子もかぶらずに焼けるような暑さを感じた。

私は、例年通り生花を飾ったが長女は枯れて汚くなるからと
造花を持参してくれたので、「有り難う。暑いから造花がいいわね。」

私は素早く生花を花瓶から出して家に持ち帰った。
僧侶が檀家回りするのは14日なので、その日に来られたら来るらしい。

長女の近くに引っ越した次女は父に無断で仕事を辞めたため、
父をけむたく思っているのか、来なかった。

優しい長女のお婿さんは「××さんは元気にやっていますから。」
私達に心配をかけぬように一言、この頃の次女の状況を教えてくれた。

今夜は窓を開ければ心地よい涼風が昼の疲れをとってくれ、
暗い樹木の間から一匹の蝉の声が聞こえる。
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お盆の準備
オリンピックが始まってから就寝時間が午前1時過ぎになり、
昨夜は早寝をして午前4時に起床し女子サッカーを途中から見た。

そしてお盆の準備を始める為、盆棚にお供えする果実やお花等を購入し、
お墓用のお花は奇麗に洗ったバケツに入れて置く。

お仏壇を奇麗にお掃除すると古いお仏壇でも磨けば光る。
主人が明日帰って来るので後日お墓参りに行こうと思う。

一足先に富良野からメロンがクール宅急便で5個届いたので
常温に出して置き、つるが枯れてきたら食べ頃になる。

長女夫婦や次女が来ると思うので食後に食して貰う。
気温は真夏日でも明日から雨ふりの日が続くとの予報。

今日は消費税率引き上げ法案が可決され成立した。
消費税は、2年後の4月に8%、3年後の10月に10%あがる。

国の借金が膨らんでいる事が事実でも、消費税は何に使われるのか、
使った消費税は、政府はきちっと記帳して貰いたい。

少子高齢化もどんどん進み、
医療、介護、子育て等に使われるとの事。

住む所もなく生活も大変な被災地の人を考えれば心が痛む。
韓国の大統領も竹島に来る等、今日は色々な事があった。

眠気も吹き飛ぶような楽しいオリンピックも後3日で終るらしい。
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立秋
今日は二十四節気の立秋、初めて秋の気配が現れる頃といっても
まだ暑い日は続いて日中は熱風が吹いている。

昨日迄は暑中見舞いで立秋から残暑見舞いになる。
友達の家に着いた頃は、
大気が不安定で晴れていた青空も黒い雲が黙々と広がっていた。

急いで用事を済ませ帰ろうとした時、ざざーっと雨が降りだした。
何十日ぶりの雨らしい雨だろう。

土の匂いがすると大地を雨が潤してくれ、
久しぶりの雨に喜んでいれば2時間くらいで止んでしまった。

樹木の葉は枯れ果て青葉が茶色になるほど晴れの日が続いた。
草花も少しは水分を貰いほっとしているかしら。

今夜も近隣市で花火の音が聞こえる。
20日頃迄は色々な場所で花火大会が開催されて、
その後、夏も終わりに近づいてくる。

といっても残暑は厳しく30度Cの真夏日が暫くは続くと思う。
明日も午前中は整形のリハビリに午後は歯科で歯の治療と外出する。

オリンピックが始まってから深夜1時か2時迄起きているので
ずっと5時間くらいの睡眠で少し夏の疲れが出てきた。

今夜は、眠いので卓球が始まる迄に起きて居られない感じがする。
窓を開ければ雨上がりの涼しい風が心地いい。
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夏の夕暮れ




昨夜も歩く健康器具で10分くらい足の運動をし、
静かな夏の空に煌々と輝く満月を見ながら一階の鍵を閉める。

寝室に行くとジイジイパタパタ蝉の気配がするので
カーテンを開ければ網戸が開いていたので部屋に入ったのかと思う。

そっと外へ逃がしてやり、オリンピックを深夜1時過ぎ迄見ていた。
午前1時に眠っても2時に眠っても朝は6時には目が覚めてしまう。

日中は暑いけれど夕暮れに吹く海風が少し涼しくなり、
裏庭の草取りを始めた時、柿の花が全部落ちたと思っていたのに
青い柿が幾つか大きくなっていたので驚いた。

台風が上陸すれば落ちてしまう為、落ちないようにしなければと
私なりに考えている。

今迄の台風9,10、11号は、太平洋高気圧が強く、
台風が北上を出来なかったので日本列島に上陸しなかった。

今後、太平洋高気圧が弱くなれば台風が西へは進まずに
本州を進んで上陸すると思う。

稲穂が実る頃に台風が多いのも、そうかもしれない。
県内では既に稲刈を始めた農家もある。

我が家はお盆に僧侶が檀家回りするのは14日、盆迎えはその数日前に
あるので其の頃は主人も帰って来ると思う。
前日にならなければ「帰る」とは言わないので私から聞く事はしない。
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山百合
太陽がじりじり照りつける蝉しぐれの今朝5時起床。
昨日は、炎天下を2回も外出し歯科の治療もしたので
少し疲れがでて午後9時過ぎに眠ってしまった。

これほど早めに眠る事は滅多にない。
何時もの就寝時間と違う為、深夜0時に眼ざめてしまった。

1時間くらい本を読んだ後オリンピックを少し見て再び眠る。
熱帯夜が明け蒸し暑い朝、カーテンの隙間から日差しが降り注ぐ。

一人暮らしになって既に34日も経てば少しは緊張感がとれ、
中古アパートの街灯とその周りの器具の取り付けも電機屋さんに依頼し、
材料の取寄せ、休日が入ったりしたので5日もかかった。

近所のお付き合いや歯科の治療をしている為、
結構する事がある。

この34日間、1度も外食に行かず近くの温泉等に遊びにも行かず、
1日も休まずに一人分だが手作りの物を食べている。

台所には扇風機もクーラーもないので暑さで汗が頬をだらだら流れ、
この頃は頭がくらくらする時もある。

草取りも中々捗らないまま雑草がぐんぐん伸びて
真っ白な山百合が咲き始め、あゝもう8月になったわ、早いなぁ心で呟く。

主人も帰宅が近づけば滞在先から旅行に行くのは昨年と同じこと。
「今年は行かないよ。」約束してくれたのは嘘かもしれない。

彼には「はい。」と素直に返事をしていても心の中では悔し涙でいっぱい。
ずるい人だから一緒になった時から嘘と裏切りの人生だった。

それでも女って弱い者、一人で生きてゆけずどんどん年月は過ぎていく。
私は平凡に生きる事が夢だった。平凡に生きる事がこれほど難しいとは。
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